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1700.改竄された金田一、消された由利・三津木 投稿者:芦辺 拓  投稿日:11月29日(水)15時31分05秒

 パシフィカの『名探偵読本8 金田一耕助』(1979)の山村正夫氏「横溝正史のジュヴナイルと金田一耕助」に、横溝作品の少年物の主人公は三津木俊助が多いことを認めたうえで、

「だが、現代の読者には、何といって金田一耕助の方が知名度が高いし、親しみも深い」、だから「そのような時流を考慮し、私が監修に当たった朝日ソノラマ版と角川書店版の文庫収録作品では、『夜光怪人』と『蝋面博士』を“金田一物”に改作してある」、「『夜光怪人』の由利先生と『蝋面博士』の三津木俊助を、私がそれぞれ金田一耕助に改めたのである」

 さらに「文体の統一を図る必要から」「『夜光怪人』『大迷宮』『金色の魔術師』『仮面城』『黄金の指紋』『真珠塔』『白蝋仮面』は原文がです調で書かれていたのをである調に直し」たとしています。

 この結果、由利先生でなく金田一耕助を「先生」と尊敬する三津木記者が誕生したわけですし、金田一事件簿の作成上からも絶大な混乱を招くことになってしまったわけです。ちなみに少年倶楽部文庫版の『大迷宮』の書き出しは以下の通りです。

 世の中には、みょうなまわりあわせがあるものです。それこそ芝居や小説にだって、めったにないような、人に話せば、うそだといわれそうなのほど、ふしぎなめぐりあわせがあるものです。そして、そういうみょうな、ふしぎなめぐりあわせがたびかさなるうちに、いつか、とんでもない事件に、まきこまれていることが、ままあるのです。

 僕は改竄版を読んだあと、こちらを読んでみて愕然としました。「文体の統一」ということをいうなら、ソノラマ文庫の高木彬光氏の『死神博士』は「だ・である調」、続編の『白蝋の鬼』は「です・ます調」なのもいけないということでしょうか。今となっては、これらの作品がそろって復刊されることも望めないし、したがってテキストを元に戻すことも不可能なわけです。全く、罪なことをしてくれたもので……。

1699.別人か?この金田一。 投稿者:やずみ  投稿日:11月29日(水)07時28分10秒

>芦辺さん、

少年倶楽部文庫ではなく、古本屋で手に入りやすいと言えば角川文庫版です…ああっ、確かに『金色の魔術師』の最初に「編集構成・山村正夫」って書いてるー(;_;)
しかし文体はともかく探偵役の差し替えなんて、著者でもないのにどうしてするかなぁ…『金色の魔術師』はまだ読んでませんが、『大迷宮』ではとくに時代の違う様子はうかがえませんでした。しかし金田一の台詞の妙なこと妙なこと。たとい相手が少年少女とはいえ、こうも丁寧な物言いにすることもないと思うんですがねぇ。

1698.真相はこうだ? 投稿者:芦辺 拓  投稿日:11月28日(火)02時38分31秒

>やずみさん

 朝日ソノラマ版『黄金の指紋』で「ローカル線で岡山まで出て、そこから新幹線のひかり号にのりかえた」というくだりを見たときには目をむきましたね。横溝ジュヴナイルは山村正夫氏の手で文体の改竄、探偵役の差し替えなどがなされているのが大問題なのですが、これはそれ以前になされたのか……。『大迷宮』『金色の魔術師』と読まれたということは少年倶楽部文庫でしょうか。これは初出のままの文体なのでリライト版よりはるかに面白く、横溝ジュヴナイルを再認識するきっかけとなりました。

>田辺さん

 実は拙作短篇「黄昏の怪人たち」の「文代が『高原療養』と称して僕の身辺から消えたことについては、いろいろいまわしい噂を立てたものもいるが」という明智のセリフは、実はあの本のあのくだりをけっこう意識したものでした。やおい少女たちのモーソーの中で展開される分にはまだしも、ああいった本では……ねぇ? しかし、妙に筋が通っているところもあるし、文代さんのイメージと「高原療養」が合わないのも確かなので、別の真相を考えてみた次第なのです。

1697.明智家の家庭事情は・・・・・・。 投稿者:田辺 正幸  投稿日:11月27日(月)23時34分03秒

う〜む。連休中は皆さんいろいろ御予定があったと見えて、こちらの掲示板も珍しく更新がなかったと思いきや、週末が明けた途端にこの書き込みの量。やはり芦辺さんの人気は凄いですね。

芦辺 拓様。
う〜む、小林少年は小林紋三の弟でしたか。
考えてみると、『一寸法師』における小林紋三は完全に明智のワトスン役でしたから、その設定を少年助手という形に発展させて小林少年が誕生したのかも知れませんね。勿論その原型となったのはホームズ物におけるべーカー街不良少年団のイギンズ少年でしょうが……。
東京創元社の戸川社長を筆頭とする「黄金髑髏の会」による『少年探偵団読本』によりますと、明智と小林少年は師弟を越えた特殊な関係にあり、それにショックを受けた文代夫人は二十面相のもとに走ったのだとか……。「少年探偵団」シリーズの後半で文代夫人が病気療養を理由にほとんど姿を見せないのはそういう理由によるのだそうですが……。う〜ん、いくら何でもこんな週刊誌の三面記事なみの愛欲ドロドロ劇が「少年探偵団」のメンバーの間で繰り広げられていたとは思いたくないですね。
『時の密室』は六百五十枚を越えましたか……。こうなったら二階堂さんの『人狼城の恐怖』の四千枚を越えるつもりで、書きたい事を全てぶち込んでみてはいかがでしょう。私たちファンはいつまでもお待ちしていすよ。

やずみ様。
都筑道夫氏の『妖怪紳士』は、桃源社版の都筑道夫コレクションの一冊『おはよう妖怪たち』にも収録されていますよ。ただこちらも昭和五十五年が初版ですので、古本屋を根気よく探さなければなりませんが……。

1696.ジュヴナイルといえば朝日ソノラマ 投稿者:やずみ  投稿日:11月27日(月)23時15分00秒

>芦辺さん、

いえ、横溝ジュヴナイルが近代の雰囲気があるのは、多分朝日ソノラマ文庫に入ってたからじゃないかなぁ。私はそのハードカバーってのは見たことありませんし。

しかし山陽新幹線だってぇ? 合わない事甚だしいような(苦笑)

1695.いらっしゃいませ、さかえたかしさん! 投稿者:芦辺 拓  投稿日:11月27日(月)18時12分56秒

>さかえたかしさん

 はじめまして、書き込みありがとうございます。西澤さんとは先日、森奈津子さんの公開講座(於・大阪)でお会いしました。とかくダーク思考の芦辺は、ちっと西澤さんを見習えという声があるとかないとか。引き続きどうかよろしく。

 拙作へのご感想もぜひ。『時の誘拐』をお読みいただいたということですが、その4年ぶり(いや、5年ぶりになるのか……)の姉妹編『時の密室』、400字詰め(20字×20行)変換で650枚を越えてまだ終わる気配なしです。ヒィフゥ。

>やずみさん

 横溝ジュヴナイルが新しい印象があるのは、昭和40年代に偕成社とかからハードカバーで出た少年探偵小説全集によく入っていたからでしょうか。あと復刊する際に時代背景とかを書き換えていて、『黄金の指紋』なんか山陽新幹線が出てきますしねぇ。そういった読後感のせいでしょうか。

 昨日の小森健太朗さん講演会は、楽しかったです。こちらをご覧の方々は見に来られたでしょうか。

1694.はじめまして 投稿者:さかえたかし  投稿日:11月27日(月)13時03分11秒

こんにちは、さかえたかしといいます。
西澤保彦ファンクラブからやってきました。
自分でもHPを作ってみましたが、ここのようにきれいなトップページを
つくる技術がないのが悲しいです。
芦辺先生の作品は「時の誘拐」や「殺人喜劇のモダン・シティ」などをおいかけて
きました。
今日のところはこれで失礼します。それでは。

http://www2.odn.ne.jp/~cdh96170


1693.未だ継続中 投稿者:やずみ  投稿日:11月27日(月)05時00分43秒

です。横溝読書週間(とうに一週間過ぎたってば)。
先日はついにジュヴナイル『大迷宮』と『金色の魔術師』を買ってきました。しかし『大迷宮』って昭和26年だったんですね。なぜかジュヴナイル書いたのってもっと後だと思ってました。肝心の『怪獣男爵』はまだ見つからず。
どうも私は根がジュヴナイル好きのせいか、純日本家屋の怪奇的作品を別とすれば、戦後の昭和30年代のちの作品より戦前の耽美ロマンチシズムな作品や少年物の作品の方が好きな様です。

朝日ソノラマのジュヴナイル、『妖怪紳士』!
ああっ、もう一度見たいものです。どこかの古本屋で売ってないかなぁ。

1692.小林少年の正体 投稿者:芦辺 拓  投稿日:11月25日(土)01時15分50秒

 実吉達郎氏の快著(←毎度、こう書いてますが、まさにそうなんだからしかたがない)『シャーロック・ホームズと金田一耕助』(毎日新聞社)では、『一寸法師』事件で明智と知り合った小林紋三の弟が芳雄ではないかという説をとなえておられます。

 思うに、小林少年の特殊技能は、初登場の『吸血鬼』ではさほどでなくて「名探偵の小さいお弟子」にとどまっているので、これは経験を積んだ上で身についていったものではないでしょうか。そこへ怪人二十面相事件の勃発で「これは君に任せる」となったのでしょうが、そりゃ二十面相も心外でしたろう。

 なお「小林少年3人説」などユニークで精緻な考証を展開しておられる平山さんの「明智小五郎と江戸川乱歩の部屋」は下記。これは「The Shoso-in Bulletin 日本語版」内の一コーナーで、ほかにホームズ、山中峯太郎に関する研究があります。

http://www.parkcity.ne.jp/~hirayama/akechiedogawa.htm


1691.「怪人」たちの復権を! 投稿者:田辺 正幸  投稿日:11月24日(金)19時49分30秒

芦辺 拓様。
高木彬光氏のジェブナイル作品に関する情報をありがとうございます。
そうか。朝日ソノラマ文庫に収録されていたのをすっかり失念していました。早速ネットで検索してみましょう。
考えてみると、初期の朝日ソノラマ文庫にはかなり貴重な作品が収められていましたね。香山滋氏の『海底牢獄』『悪魔の星』、都筑道夫氏の『妖怪紳士』『蜃気楼博士』など。『蜃気楼博士』は後にNHKの「少年ドラマシリーズ」でテレビドラマ化され、主役のドクター・ミラージュこと蜃気楼博士には東映時代劇の悪役俳優・汐路章氏が扮していましたっけ……。
あ、辻真先氏の代表的な探偵役である牧薩次と可能キリコが『仮題・中学殺人事件』でデビューしたのも、この文庫からでしたね。

成程。『怪人対名探偵』が「二階堂蘭子シリーズ」に似た印象なのは、そのような事情によるものでしたか。ただやはり読者としては、本格ミステリ原理主義を代表するお二人が、乱歩の通俗長編をどのように自己薬籠中のものとするのか、その料理の仕方に非情に興味のあるところです。
ところで『怪人対名探偵』のあとがきで、「いわゆる新本格世代の台頭は、いったん失われた謎と論理を日本の推理小説に取り戻し、名探偵の復権を果たしましたが、そのライバルである怪人たちについてはまだ手付かずというのが現状で、彼らに象徴されるハラハラドキドキの世界は埋もれたままのようです」と仰言っておられますが、細々とながら怪人諸君も現代ミステリの中に復活しつつあるようで、栗本薫氏の『天狼星』シリーズに登場する伊集院大介最大のライバル・堕天使シリウスを筆頭に、笠井潔氏の「矢吹駆シリーズ」の黒幕であるニコライ・イリイチ、新しくは吉村達也氏の「魔界百物語シリーズ」で氷室想介と対決する怪人物QAZなど、将来有望な悪役諸氏が台頭しつつあります。仁礼美樹也氏にもぜひ頑張ってもらいたいところです。

川崎のぼる氏には『死神博士』以外にも、エスピオナージュ物の『スカイヤーズ5』等の優れた作品がありますね。『巨人の星』と『いなかっぺ大将』しか読めない現状は何とかならないものでしょうか……。

ところで、十年来私を悩ませている疑惑に「小林少年イコール『魔術師』の進一少年説」というのがあるのですが……。
これは何かというと、『魔術師』事件で復讐鬼・魔術師一味に犯罪の英才教育を施され、小さな殺人マシンとなってしまった孤児の進一少年が明智小五郎に引き取られ、後年の「少年探偵団」団長の小林少年となったのでは? というものです。
おそらく明智は進一少年を再教育する傍ら、その犯罪者資質を裏返せば立派な探偵技術になる事を看破し、少年探偵として仕込んだのではないでしょうか。そして進一少年が孤児であることを幸い、小林という新しい名前と身分を与えたのではないでしょうか?
そう考えてみると、後年二十面相を相手に少年の身でありながらあれほど互角に闘ったのも、幼児期から犯罪の英才教育を受けた上に明智から探偵術を叩き込まれた結果とすれば納得がいくのですが……。
小林少年の初登場は『魔術師』から『黄金仮面』を経た後の『吸血鬼』からですので、時間的にも一致すると思うのですが、いかがでしょう?
う〜む、私に芦辺さんなみの文才があれば、これをネタに短編を一本書くところなのですが……。

1690.小森健太朗氏講演会のお知らせ 投稿者:芦辺 拓  投稿日:11月24日(金)18時33分10秒

 明後日の日曜、同志社大学のEVE祭にて、同大学ミステリ研主催による小森健太朗氏の講演会が開かれます。

 日時 11月26日(日) 午後4時半開場 5時開演
 場所 同志社大学今出川校地 寧静館31番教室/入場無料

 講演 午後5時〜6時/質問会 6時〜6時半(6時半〜同45分休憩)/サイン会 6時45分(一人一冊のこと)

 交通、キャンパス案内は下記のサイトからリンクしています。

http://osaka.cool.ne.jp/dmswww/


1689.「死神博士」は此処に居る!! 投稿者:芦辺 拓  投稿日:11月24日(金)01時04分24秒

>田辺さん

 うーむ、二階堂氏とは文体、作風、素材およびその料理法、全て違うのに類似点を指摘されることがたまにあるのは、二人とも今のミステリ界にあってはガチガチの保守反動・復古主義者である点でしょう。それが互いの共通項である乱歩の通俗長編をとりあげたとなれば、印象が似るのは当然かもしれません。うーん、だからあくまで結果であって、作家的挑戦なんてものではないのですが、意識せずにそういう競い合いができたとしたら面白いことだと思います。一つ言えることは、二階堂氏が『地獄の奇術師』以降の作品で、乱歩通俗長編とガチガチ本格のドッキングをあんなにも成功させた以上、なまなかなひねり方では意味がないと思ったのが『怪人対名探偵』の構成につながったのかもしれません。もっとも、これも後づけですが。

 高木彬光氏ジュヴナイルは、何度か復刻の計画が立てられているのですが、現状は知りません。ソノラマ文庫に入った『死神博士』『白蝋の鬼』は、ミステリ専門古書店などでなら入手可能なようです。僕自身、ネット上で見つけて注文しました。おなじみの名探偵の少年物での活躍を光文社文庫“幻の名作”で復刻しようということは前から言っているのですが、短篇は雑誌に埋もれたままのものが多いので、えらい作業になりそうです。

 川崎のぼる氏『死神博士』(秋田書店)は店頭でこそ見かけませんが。どうもまだ目録上は生きているらしいので、注文すれば入手可能と思います。古城、復讐鬼、秘宝、深夜のデパート、怪人形――金田一耕助風和装と明智小五郎風洋装を使い分け、普通の家の物干し台みたいなとこにペントハウスを造って住んでる影三四郎探偵のことは、ずいぶん以前話題にしたような気がします。あれとたぶん同時期に「少年サンデー」に連載されていた手塚治虫氏『パンパイヤ』が僕のミステリ的世界の入り口だったような……。

1688.「死神博士」は今何処? 投稿者:田辺 正幸  投稿日:11月23日(木)18時57分03秒

芦辺 拓様。
『怪人対名探偵』遅れ馳せながら読了いたしました。
う〜む、「怪人」の存在自体が巧妙なトリックになっているとは……。相変わらずの周到な伏線の張り方に感服させられました。
ただ、この作品の持つ雰囲気はどうもいつもの芦辺作品とは違うような……。あれ、これと同じような雰囲気を他の作家のシリーズで感じたぞ……。と思ったら、何の事はない。二階堂さんの『二階堂蘭子シリーズ』の雰囲気にそっくりなのですね。
もともと『二階堂蘭子シリーズ』はルパン物や乱歩の通俗長編をベースにして、名探偵・蘭子と冷酷非情な犯人との知的闘争を描くことを目的としたものだそうですから、同様に乱歩の通俗長編を意識して書かれた『怪人対名探偵』と雰囲気が似ているのは当然なのでしょうか……。言わばこのふたつの作品系列は、乱歩の通俗長編を父とする異母兄弟のようなものかも知れませんね。
ひょっとしてこの作品、二階堂さんに対する芦辺さんの作家的挑戦では?

なお、作中で森江春作の秘書役である新島ともか嬢が、「二十面相対明智小五郎、怪獣男爵対近金田一耕助、死神博士対神津恭介、そして殺人喜劇王対森江春策ってね!」と叫ぶシーンがありますが、言われてみると高木彬光氏の少年向け探偵小説は現在眼にする機会がありませんね。乱歩の「少年探偵団シリーズ」は普遍のベストセラーですし、横溝正史氏の少年ものも文庫化されているというのに……。ああ、偕成社版のハードカバーで読んでいた頃が懐かしい……。
高木氏の少年ものは、私はポプラ社版の「名探偵シリーズ」の第十巻『消えた魔人』しか所有しておりません。この作品には残念ながら神津恭介の宿敵である死神博士は出てこないんですよね……。あの勇姿をもう一度読みたいと常々思っているのですが……。
尤も、こちらの掲示板にお出でになる皆さんは、死神博士と言うと天本英世氏演じるショッカーの大幹部を思い出されるかも知れませんね。
あ、『巨人の星』で有名なマンガ家の川崎のぼる氏にも『死神博士』という作品がありましたっけ……。以前は秋田書店のコミックでよく見かけましたが、現在でも手に入るのでしょうか?

1687.いえいえ 投稿者:芦辺 拓  投稿日:11月23日(木)00時28分35秒

>弓納さん

 厨房が大車輪になって作るより早く、もりもりと料理を食べてくださるお客さまを喜ばない料理長がどうしていましょうぞ。ただまあ「“嵐の山荘フルコース密室ステーキアリバイサラダ添え叙述トリックソース仕立て”、いつ注文したと思っとるんだ!」とお怒りにならないでください。当店は、お待たせします。

1686.第5バージョンの 投稿者:弓納 悟  投稿日:11月22日(水)11時58分25秒

 「死体の冷めないうちに」是非、読み比べしてみたいと思います!
 けれど、来年の2月まではまだ遠い……ですね。月日が経つのは早いのに、本が出るのは遅く感じてしまう。奇妙なタイムラグが生じているようです。来年までに、芦辺さんの作品をどれだけ読むことができるのだろうか。書店めぐりしとかなきゃ。

 そういえば、前々から思ってたのですが、作家さんというものは、ひとつの作品にすごく時間をかけますが、それを、あっさり読者に読まれたのでは癪に触る時ってないですか?(笑)私は、逆に、何年かのうちに作家さんの出された作品を数カ月ですべて読んでしまった時などは罪悪感を感じてしまうのですが。そういうことってありませんか?(なんて質問なんだ(汗) 

1685.こんな「意外な結末」でいいなら楽でいいです>國會 投稿者:芦辺 拓  投稿日:11月21日(火)04時25分22秒

>田辺さん

 「レトロ話禁止令」は“20世紀羊頭狗肉賞”にノミネート中ですのでご心配なく。それにしても、ありゃフーシェなんてものじゃないですね。フーシェなら、永田町で孤立しても国民の側についとくことが長い目では得策だと気づいたでしょうに、これ以上の論評は避けますが……。あっ、羊頭狗肉賞はこの人たちに進呈ですね。

>弓納さん

「死体の冷めないうちに」は『死体の冷めないうちに』の表題作と同じです。ただしこの作品「野性時代」→カドカワノベルス版『不在証明崩壊』→双葉社『死体の冷めないうちに』→角川文庫版『不在証明崩壊』と毎回加筆訂正しているので、全部違うといえば違うのです。僕の文体の過渡期の作品なので、妙に座り心地が悪かったのでした。そして近々、第5のバージョンが誕生するかも。まあ、今度はもうあまり変えませんけどね。2001年2月を楽しみにせられよ。

1684.Re:真性のSF者? & Re:危うく見逃すところでした(^^)。 投稿者:芦辺 拓  投稿日:11月21日(火)00時46分03秒

 芝やんのおっしゃったイベントというのは、19日の日曜日、「マイドームおおさか」にて「おもしろロボット塾」の第一回として開かれた、眉村卓・堀晃の両先生を中心とするトークショーのことです。SFに描かれたロボットの歴史やビジュアル作品に見るロボットの造形などが語られたほか、当日発表のゲストとして瀬名秀明さんも登壇されての楽しい会となりました。

 前日遅く、いきなり高井信さんから電話があって初めて知ったのですが、中学時代のSF少年としては、お二人の話にびしびしとセンス・オブ・ワンダーを刺激されました。いま、若い人の中にはかえってSF食わず嫌いの人が多いですが、これはもったいない。本格ミステリは1930年代に完成された形が復活したように、SFは同じく黄金期だった50年代のスタイル(物語性と知的驚きがが巧みにミックス)がよみがえるような気がします。

>みわっち。さん

 そうなんですよ。明治9年―現在―昭和45年―明治36年ときて、やっとまた現代に戻ってきたと思ったら、森江春策が何か抱えてどっか行くようです。頼むぞ、この物語に収拾をつけてくれ!

1683.そうなんですかぁ 投稿者:弓納 悟  投稿日:11月21日(火)00時20分39秒

 悲願の短編集だったんですね。トラウマ脱出おめでとうございます(笑)<『探偵宣言』
 そういえば、『駄天使殺人事件』でのリレー小説や、『密室殺人大百科 [上] 魔を呼ぶ密室』での参加などの短編は読みましたけど、芦辺さん本人だけの短編集はそれまでなかったのですね。私は短編集も好きなので出してくれると嬉しいのですが(笑)

 ところで、『不在証明崩壊』での芦辺さんの参加作品、「死体の冷めないうちに」は、単行本の『死体の冷めないうちに』の中の同タイトルの作品と同じなのでしょうか。(まだ、『死体の冷めないうちに』を買ってないので分らないのです)

 そういえば、国会観てますが、今まで政治など殆ど観ていなかったので、まだよく分かってません(^^;; 最近になって、漸く、政治に興味が出てきたのですが(選挙権せっかくもらえたのできちんと参加しようかと。まだ2度程しか選挙なるものには行ったことはないのですが……)
 皆さん、政治にも詳しそうなんですが、昔からそんなに詳しかったのでしょうか?(なんて場違いな発言^^;;)

1682.森江春策を国会に! 投稿者:田辺 正幸  投稿日:11月20日(月)23時26分31秒

国会における国民不在の党利党略の茶番劇に、もはや開いた口がふさがらず……。
加藤某の変節振りは、フランス革命史におけるフーシェの転身の見事さに匹敵するでしょう。
この国の将来は大丈夫か?
『時の誘拐』のエピローグにおける、政治家・官僚に対する森江春策の峻烈な弾劾を思い出しました。全く、野党議員に向かってコップの水をぶっかけた松波某に代わってあの演台で演説してほしいものです。
いっそのこと森江春策に総選挙に立候補してもらい、日本のミステリ史上初の「国会議員探偵」になってもらいましょうか……。
いかん、柄にもなく社会派の発言をしてしまった……。

芦辺 拓様。
う〜む、とうとうレトロ話禁止令が出てしまいましたか。
けれど、『故きを温ねて新しきを知る』という事もあることですしねえ……。「本格推理マガジン」の編集方針にしてからが、『現代ミステリの隆盛は、過去の幻の名作の再評価を抜きにしては考えられない』というものではないですか。
芦辺さんにとって思い入れの深い『黄色い涙』が「殺人喜劇の13人」の<泥濘荘>の母体になったという話などは、ファンにとって非常に興味深いものですし……。

『時の誘拐』の話が出たついでに書いておきますと、私はこの作品を読んで初めて『国警』なる言葉の真の意味が判りました。それまで昭和二十年代に書かれたミステリや京極夏彦氏の作品でこの言葉を見るにつけ、「警察が国の司法機関であるのは当然じゃないか?」と疑問に思っていたのですが、こういう経緯があったとは……。
それにしても、『殺人喜劇のモダン・シティ』といい、芦辺さんの作品に描かれる『大阪』は非常に清々しいイメージがありますね。かつて大宅壮一氏に「日本のアメリカ」とたたえられた都市文化を持ち得たかも知れない「もうひとつの大阪」に対する芦辺さんの郷愁が、この美しい都市を作品の上に描き出したのでしょうか……。『時の密室』の完成を楽しみにしています。

1681.真性のSF者? 投稿者:芝やん  投稿日:11月20日(月)11時41分20秒

>芦辺さま

昨日のイベントは大変よかったですね。SFの歴史とともに、過去のロボット観みたいなものもうかがえて、なかなかおもしろい講演でした。個人的には、ハイテク関係の仕事をやっている立場からもかなり刺激されましたし。

しかし、濃いSF関係者に囲まれて、「芦辺さんって、根っこは『真性のSFファン』だもんね」と言われておられたようですな。ははは。やっぱりそうなんですか。見抜く人は、見抜くわけですね。

私は、ジャンル定義とかは苦手だし、よーわからんのですが、『十三番目の陪審員』も、「SF」っつーのは、なんとなく言いたくはなりますね。まず、IF…ってのがね。まあ、こういうと「SF」の定義論になっちゃうので何なんですが、小道具や設定だけをSFから借りただけの作品なんぞより、むしろよほど真性のSFスピリット(?)がある作品なのではないかと思ってます。でも、ま、もちろん「SFミステリ」じゃなくて、あくまでも「本格ミステリ」だろうとは思いますけども。

(……っと、意識的にレトロ話を避けてみましたが、どんな話題をふってもすぐにレトロに吸収されるであろうと予想がつく)


1680.レトロ話禁止令 投稿者:芦辺 拓  投稿日:11月20日(月)01時06分43秒

 ……で、「黄色い涙」の話なんですけどね>早見さん

 舞台は昭和30年代の東京・下町、森本レオ扮する駆け出し漫画家の下宿に奇縁から転がり込んだ画家の卵・下条アトム、作家志望の岸部シロー、歌手をめざす長澄修。彼ら4人の共同生活とそれをとりまく人々。喫茶店のマスター・山谷初男、ウェイトレスが保倉何やらという後に自殺した人、ラーメン屋の娘・児島美ゆき……。漫画家の母を入院させるための珍妙にして必死の作戦、公園で出会った少女と彼女を描いた油絵をめぐる悲喜劇、そしてそれぞれが四畳半生活から巣立ったあと、高度経済成長期に果たした再会での各自の苦い変貌――永島慎二氏の漫画「若者たち」を原作に、市川森一氏が自身の体験を交えて脚色、NHK名古屋放送局の制作になる銀河テレビドラマ。1974年冬放映。テーマ曲「海辺の恋」、歌・小椋佳、♪こーぼーれー松葉を〜……

 いやもう、印象絶大でしたです。あんな下宿生活を送るぞ! と思って果たさなかったのが、『殺13』の《泥濘荘》であった可能性は濃厚です。あと、森江春策の「森」は「森」本レオ、市川「森」一から採ったような気もする。作家志望も果たせず、会社の片隅で大暗黒の日々を過ごしていた1984年の確か大晦日、梅田の書店で大和書房版のシナリオ集を見つけ……あああっ、話し出したら止まらないのでこの辺で。

>弓納さん

 いかんいかん、せっかく『探偵宣言』へのご感想をいただいたのに、つい上記のような話にふけってしまいまして。僕があの本自体や収録の各篇に込めた仕掛けやメッセージ、くまなく受け止めていただいたようでうれしい限りです。そしてタグを駆使してのご配慮にも感謝々々。

 これは初の、そして悲願ともいえる短篇集だったのですが、ネット批評(その少し前からインターネットをやり始めたのだったか)を見たところ「読みづらい」の大合唱にすっかりくじけてしまい、またしても文体の大改革を決意させられたのでした。でも、次第しだいに伝わってきた評価には必ずしもそうでないものもあって、まあ何とかやっておる次第です。これからも何とかやっていきますので、引き続きごひいきに。ああ、癒えゆくトラウマ……(んな大層な)。

1679.わーい。 投稿者:かんとく  投稿日:11月19日(日)12時34分30秒

>田辺様
 仰言るとおりです。なにぶん読んでから随分ブランクがあったもので(『氷舞』も『風化水脈』も積みっぱなしです……)どれがどの作品にでてきたのかすっかり忘れてました。御指摘感謝します。

>芦辺様
 どーも先月までの無理が祟って、今別の欲求との相克が激しくなかなか筆が進まない、などと言い訳してないで早く書きます、ハイ。

 日夏さんに限らず、レトロネタ以外の話題もどうぞ遠慮なくばらまいてくださいな皆様。管理人連中殆どさぼってますがどうぞお気になさらず。私も……まだ本格浮上には時間がかかりそうで……

1678.『探偵宣言』 投稿者:弓納 悟  投稿日:11月19日(日)11時07分00秒

 森江春策の人生が濃縮された短編集でした。しかも、芦辺さんの企て通り、”<T・A>のイニシャル”にまんまと騙されてしまいました(笑)あぁ!!って叫んでしまいました。予想できなかったのが悔しいです。くぅ。
 それに、今まで出た作品とのちょっとしたからみ合いなども、嬉しいものがありました。まだ未読の作品があるので、全ては分りませんでしたが、一番の喜びは、モダン・シティの平田鶴子さんが出ていたことです。それも、<謎譚亭>のオーナーなんて!それから、一番の驚きは、<シェリ・ビビ>の香水をつけたあのお方が登場していることです。こんな前から芦辺さんはいろいろと構想を練っていたんですね。というか、『探偵宣言』の2話目、「殺人喜劇の不思議町」を芦辺さんが高校生時代に書いていたというのも驚きでした。でも、お世辞なしに、7話のうち、私はこの話が一番好きです。とても新鮮な感じがして短編な中にも、森江春策のそのものというか、人柄などが一番現れているのではないかと。そして、後はやはり7話目もいいですね。おお!という終わり方が、はい。
 もう暫くこの作品の余韻と、騙された悔しさ(笑)とを噛み締めつつ、『十三番目の陪審員』をとっておきます。新しい本を読む時って、かなり気合いを入れてしまいますよね? 気合いをためてためてためて、それから読みはじめる事にします。
 (それにしても、レトロネタの渦に巻き込まれず、マイペースで感想書いてますし(笑)巻き込まれるだけのレトロネタの知識がないってだけなんですけどね。この掲示板を見て、レトロの勉強します)

文字が見えないところはネタバレしらた困るかもと勝手ながらタグを使用してみました。済みませんん(@@;

1677.あの頃ファンだった女優さんといえば志麻みずえ嬢に徳永まゆみ嬢・・・・・・(時代劇ばかりやな) 投稿者:田辺 正幸  投稿日:11月19日(日)06時20分33秒

う〜む、レトロ話無法地帯化の元凶としては、日夏さんの発言は実に耳が痛いのですが……。
何しろ芦辺さんの作品というのは、現代を舞台にした作品でも近過去における該博な知識が作品を構成する上で重要な要素となっているものですから(『時の誘拐』など)、たまたまその時代を知っている者にとってはついつい口をはさみたくなってしまうのです。自重しようとは思っているんですが……。
また、芦辺さん御自身が森江春策なみに心の広い方で、私の愚にもつかないレトロ話に丁寧なレスをして下さるものですから、ついつい話が暴走してしまうのですね。しかしこれが原因で『時の密室』の執筆が遅れているのだとしたら、芦辺さんの新作を待ちわびているファンの方に申し訳ないなあ……。

芦辺 拓様。
といいつつも、そちらから話を振って下さった場合には、嬉々としてレトロ話に興じたりします。
『夕ばえ作戦』はNHKの「少年ドラマシリーズ」の一編ですね。残念ながら私は見ていないのですが、志麻みずえ嬢が女忍者役で出演していたとは……。貴重な情報をありがとうございます。
筒井康隆氏の『時をかける少女』を原作にした「タイム・トラベラー」で幕を開けた「少年ドラマシリーズ」は、光瀬龍氏、眉村卓氏等の少年向けSF小説のドラマ化で印象に残る企画でしたね。「なぞの転校生」や「暁はただ銀色」などは学園SFドラマの傑作です。多岐川裕美さんがテレパス七瀬を演じた「七瀬ふたたび」は、彼女の硬質な美貌と少年向きドラマとは思えないほどハードな演出で、このシリーズ屈指の名作として仕上がっていましたっけ……。最近渡辺由紀さんの主演で「七瀬ふたたび」が深夜ドラマとして放送されましたが、どうも原作の持つ超能力者の孤独感が今ひとつ描ききれていなかったような……。
余談ですが、「タイム・トラベラー」で主役の芳山和子を演じた島田淳子嬢は、のちに浅野真弓という芸名で女優業を続けますが、彼女の結婚相手であるミュージシャンが「快刀乱麻」の主題歌を歌っていたらしいです。(数年前の『テレビ探偵団』でその話題が出ました)

かんとく様。
あれだけの執筆量をこなされたのにもかかわらず、また新作短編に取り組んでおられるとの事。頭の下がる思いです。私もそろそろ次回作に取り掛らなければ……。
なお、『新宿鮫』シリーズで架空のドラッグを登場させているのは『新宿鮫 無間人形』ではなかったでしょうか? 『新宿鮫 炎蛹』に出てくるのは架空の病害虫である「プロメテウス・プーパ」だったと思いますが……。

1676.黄色い涙 投稿者:早見裕司  投稿日:11月19日(日)06時12分30秒

最近のサスペンスでは、下条アトムと篠田三郎が出てきたときは要注意です
(笑)。
しかし、『黄色い涙』が出てくると、またとめどなくレトロウイルスが……。
いや、当時何の勉強もしていなかったワタクシ、このドラマを見て、あんな
ふうになってやるんだいっ、と固く決意したのでありました。おかげで、ま
さにあんな風な生活から一歩も脱しておりませんが、森本レオは人生の師匠
です。永遠の作家志望者・早見。

いかん、終わってしまった。受け手のレベルを低く見積もることの危険は、
分かるつもりです。かつてのジュニア文庫バブルが崩壊したのはそれで、少
女小説などは、低く低く取っていったら、対象が小学生になってしまい、身
動きが取れなくなってしまいました。これがまちがっていたことは、『仮面
ライダークウガ』が証明しているわけですが……。

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1675.レトロな時代を舞台に小説書くときには千住明「日本 映像の20世紀」をかけるに限ります 投稿者:芦辺 拓  投稿日:11月19日(日)03時47分51秒

(……現に今もかけてます。ただそれだけの話)

>百三さん

 「怪奇版画男」は新刊書店で増刷分を見かけてつい買いそこね、あとで古書店でたまたま買ったのが初版本だったのですが、どうも増刷本には「増し彫り」というか「追加彫り」がある由。こっちをほしかったなあ。

>やずみさん

 実際、横溝氏作品のあるものをロマンス小説になぞらえる説もあるぐらいで(『女王蜂』など)、通俗小説のパターンがぎっしり詰まった横溝ワールドには愛とロマンもあって不思議はないわけです。僕も見習おう。

>日夏さん

 果敢に方向転換をしてくれようというご努力、痛み入って候。しかし、こう言ってるはしから、

 志摩みずえ嬢って、「夕ばえ作戦」に女忍者で出てましたよね?(顔は覚えてないのですが……)>田辺さん、砂時計さん

 ――って、ほら、こういう話になってしまう。んでもって、

>かんとく

 毎度お世話さまです。『十三陪』をSF的だという説は他にもあって、つまり設定とか小道具とかは現実に足をつけているんだけど、その扱い方というか手つき、発想のしかたがかつてのSFを思わせるというのです。最近、黄金期のSFが面白いと書きましたが(堀晃さんの作品集『地球環』がハルキ文庫から出ました。必読)が、SF独特というべき物語世界の構築のしかたに久々に触れてみると、「ああ、これこれ!」と今の自分と符合する点が多々あるのです。具体的にはうまく言えませんが。それはともかく例のナニ、早よ書きナハレー。

 というわけで『十三陪』読んでくださいね>砂時計さん

>早見さん

 いや、わかります。現に土ワイはそのやり方でTBS系の「ザ・サスペンス」(こちらの方が優れていたような気が……)を打ち負かしたわけですしね。また土ワイの中でも赤川氏原作と西村氏原作の第一作はいずれも未見ながら佳品だったそうですが、あえてそうした高レベルの作品づくりを切り捨てて視聴率を取ってきたのでしょう。サントリーミステリー大賞受賞作の無残な改題(下記)を見ても、「わかりにくい」と拒否されることを極度に恐れるらしい心理がうかがえます。確かに受け手のレベルを低く見積もれば見積もるほど、消費層はぐぐぐんと広がるわけですが、実はこれほど危険なことはないのではないか――って、いかん、また創作論になっちまいました。

《改題の一例》「名なし鳥、飛んだ」→「澪つくし高校連続殺人事件」、「ぼくとぼくらの夏」→「真夏の女子高生連続殺人」、「土壇場でハリー・ライム」→「どたん場で第三の男 夕刊新聞社殺人事件」「キャッツアイころがった」→「猫目石ころがった」ってのもあったな。あと同じABC主催の時代小説大賞「西鶴人情橋」→「用心棒と好色一代男」ってのは、いくら何でもなあ。

 そうですか、今や下条アトムは犯人役とは……。あの人にはいつまでも「黄色い涙」の画家の卵であってほしいのに。ウルルンか何かで変な声のナレーションなんかしないでくれーっ。

1674.危うく見逃すところでした(^^)。 投稿者:みわっち。  投稿日:11月19日(日)02時52分05秒

<『時の密室』は『和時計の館の殺人』の枚数をとっくに越えて、いまだ終わる気配もなし。
<にもかかわらず、森江春策は冤罪の人を早々と釈放させてしまって、このあとどーするんだ。
 おおおお!『時の密室』はカナリ分厚くなるんですね?わくわく。
 しかも本職の方でも森江春策はまた活躍するんですかああああっ!!


1673.行進しました 投稿者:かんとく  投稿日:11月19日(日)00時06分32秒

 もとい、更新しました著作リスト。が、ついでに「漫画化作品」という新しいカテゴリを設けたのですが、うっかり『死体の冷めないうちに』掲載誌を埋もれさせてしまったため(誇張なし)、これの発行年月日は新刊から推定したものを記載してあります。そこでお願いなのですが、正しい発行日がお解りの方は私宛にメールをくださるかこの掲示板に書き込んでくださいませ。非常に助かります。
 ちなみに綾部瑞穂氏の森江探偵も、非常に癖のない雰囲気です。物語自体は原作に忠実でかつムードを壊さずビジュアル化しており、なかなかだったのですが、大阪弁の気配すら控え目な森江探偵はなんだかそれこそ浅見光彦みたいだぞと。赤沢真紀は……(訳あって以下略)

>日夏杏子様
 うーん、『十三番目の陪審員』はかなり強烈な作品ですが、あれを「SFミステリ」と言ってしまうのはやはり如何なものかと。個人的な拘りが入ることを承知で言ってしまうと、「SFミステリ」とはSF的な要素が作中の事件の解明に極めて重要な役割を果たす作品に対しては可能なカテゴライズではありますが、『十三番目の陪審員』は「陪審員制度」という現在の日本に存在しないルールを作品に付与するために便宜的にパラレルワールド的な世界を築いただけで、事件や展開それ自体には殆どSF的な要素はなく、不適当な言い方ではないかと私は考えるのです。
 確かに、事件の骨幹となるあるエピソードにはSF的な定義や理論が用いられていますが、それはもっと大きなからくりを実現可能にするための潤色と言える程度のものではないかと。この潤色までも「SF的」と表現して拾い上げてしまうと、世間に流布するミステリもかなりの量が「SFミステリ」として吸い上げられてしまう危険があるように感じます。例えば、大沢在昌氏の『新宿鮫 炎蛹』では実在しないドラッグを作品の重要なキーとして用いていますが(大沢氏の諸作には他にも架空のドラッグや凶器が登場する作品があります)、だからと言って氏の諸作を「SFミステリ」に組み込んでしまうのは抵抗がありませんでしょうか。要素の規模が違う、というのもありますけれど。
 また、現在の日本に陪審員制度はなくとも、現実に諸外国には存在し、今後日本でも採用される可能性は皆無ではない。極めて現実的なシチュエーションであり、そうした側面からこの設定を「SF」と言ってしまうのにも私はちょっと頷きかねるのです。強いて似たような定義を行うなら、「近未来ミステリ」ぐらいが適当ではないかと。もしSFミステリというジャンルを規定するならば、山口雅也氏の『生ける屍の死』や西澤保彦氏の『七回死んだ男』『人格転移の殺人』といった、明らかに現実世界には見出すことの出来ない法則が作品を支配しているものにこそ相応しいように思われます。『〜陪審員』クラスの強烈な要素が付加されている作品として他に『地底獣国の殺人』も挙げられますが、これにした処が、含みはあっても決して「現実」やそのルールから逸脱してはいませんから。
 そして何より、どんなに奇矯な舞台であるにせよ、『十三番目の陪審員』は間違いなく「本格ミステリ」です。無理に「SF」とか「近未来」とか言った別種のカテゴライズを用いる必要はないのではないでしょうか。
(……しかし、私の本音をもっと乱暴に、率直に述べさせていただくと、最終的には読み手それぞれが決めることなのだから、別に人に語る段階で無理に縛る必要は基本的にないよーな、というものだったりします……更に言えば、「ミステリ」だ「SF」だ「ホラー」だというカテゴリも殆どの読者にとっては不必要ではないか、と……しかし、それをいきなり言い出すと話が止まるので……)

 ……うーん、何だかんだ言いつつ今月もある理由からまた短篇を書いている最中だというのに、どうしてこうも熱弁を振るってしまうのやら……。いい加減逃避してないで戻ります。もうじき出来るんだけどなー……

1672.土曜ワイド 投稿者:早見裕司  投稿日:11月18日(土)23時14分53秒

>芦辺さん

 うーん、芦辺さんにこんなことを言ったらいかんと思うのですが、『土曜
ワイド』は、結局ああいうシリーズ物がてきめんに視聴率を稼ぐのですね。
愚考するに、うちのかみさんなんかがそうなんですが、夜の9時に勤めから
帰ってきて、これからお持ち帰りの残業をするのに、しんと静まり返った家
で(まあうちの場合だと、私は邪魔にならないように隠れてますんで)仕事
もなんだから、テレビを点けて適度に仕事をこなすかぁ、というような人な
どには、決まり切った筋立てで、最初の10分を見た時点でこれは下条アト
ムが犯人と分かりきった(いつからあの人も、犯人に転じたのか)ドラマほ
ど、平和でくつろげるものもないわけですな。
そういうものも、必要なのだろう、と思うわけです。ぬるいサスペンスほど
平和なものは、この世にありませんからなあ(笑)。

土ワイも細かくチェックしていますと、新津きよみさんの力作『正当防衛』
を、原作では小説内小説で真相に迫るところを、劇中劇に変えることで映像
的説得力を増す、といった作品もありますが、やはりそういう回は視聴率は
取りづらく、次の週は湯けむり混浴ツアー連続殺人で数字を稼いで帳尻を合
わせているらしいですね。
ただ、せっかく『快刀乱麻』を作ったABC(でしたっけ?)を抱えている
のですから、シリーズ物の安心感を与えつつも佳作を作ることは、不可能で
はないようにも、もちろん思うのでありますが。
他局の動きを見ていますと、土ワイのノウハウにはそろそろ行き詰まりが出
て来そうな気も致します。火曜サスペンスは、鑑識が捜査をする、という目
新しさだけでシリーズ化した『警視庁鑑識課』を、内実は堂々たる本格にし
てみせたりして、視聴率の安定と内実を両立させたりしておりますゆえに。

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1671.『十三番目の陪審員』、 投稿者:砂時計  投稿日:11月18日(土)15時13分55秒

未読なんですが、読むのが楽しみです。何せ、ミステリ映画のフェイバリットが、海外なら『十二人の怒れる男』、国内なら『12人の優しい日本人』という人間なので。

横溝の通俗物・・・以前、『幽霊男』『悪魔の寵児』あたりを大槻ケンヂの金田一で見てみたい、と思ったことを思い出しました。

>芦辺さま
>月曜ドラマスペシャルで放映された古畑より先行する和製コロンボ……橋爪功主演の「刑事野呂盆六」ですね。
ううむ、すぐに出てくるところが流石です(感嘆)。実は第1作は我が県では放映されなかったため未見なのですけれど。
1994年という年は、古畑のファースト・シーズン、『17才』の「放課後の殺人事件」、野呂盆六の第2作と、ミステリドラマの当たり年でした。

>田辺さん
志摩みずえさんは、自分の中では『特捜最前線』の初代・神代夏子(神代警視正の娘)として認識されています。
しまった、またレトロネタを(というほど古くないか)。

1670.近況通信のタイトル、どんなものになるのか楽しみです 投稿者:ふくしまりえ  投稿日:11月18日(土)14時05分19秒

>芦辺先生
なんだかあっさり納得されたようで、ちょっと拍子抜けです(笑)。
堺さん、なんとなく森江さんに似合いそうなタイプの方でしょう?
これに気を良くして(?)、もっとピッタリの方を探してみます〜♪

>レトロネタ
相変わらずさっぱりついていけませんが、
こうなったらどこまで続くかお楽しみ、という感じですね。

1669.このページ 投稿者:日夏 杏子  投稿日:11月18日(土)10時23分45秒

レトロネタも楽しいんだけど、芦辺作品どなたか話題にしませんかー?
「十三番目の陪審員」ってSFミステリの傑作だよね、とか。

1668.どこでもドア〜! 投稿者:田辺 正幸  投稿日:11月18日(土)01時07分30秒

芦辺 拓様。
ぶわははははは。裏庭に七十年代に通じるタイムトンネルですか。本当にそんなものがあったら面白いでしょうねえ。私だったらまず真っ先に、まだ一橋大学の学生だった二階堂蘭子嬢に会いにいきますね。七十年代ファッションに身を固めた蘭子嬢を、ぜひこの眼で見てみたいです。その後で国立市に行き、喫茶店『紫煙』でマスターの貝山氏や朱鷺沢教授とミステリ談義に花を咲かせるのも楽しいでしょうねえ……。(以上、二階堂さんの作品世界のPRでした)

「快刀乱麻」の細部を詳細に覚えているのは、やはりそれだけ印象に残るドラマだったからでしょう。当時の私はちょうど中学生になったばかりで、読む本もそれまでの「少年探偵団シリーズ」から大人向けのミステリに手を伸ばし始め、見るもの聞くものが全て新鮮な驚きに満ちていた時代でしたから、あれだけミステリの要素を備えた時代劇というのは、大袈裟に言えばかなりのカルチャー・ショックでもあった訳です。
正直に白状しますと、海舟付きの奥女中・小雪を演じた志麻みずえ嬢のファンだったせいもあります。小柄で愛くるしい笑顔の志麻みずえ嬢はなかなかの名バイプレーヤーで、「必殺シリーズ」や「水戸黄門」等の時代劇によくゲスト出演していましたっけ……。

「快刀乱麻」にはまだまだユニークなサブタイトルがありますよ。
「尼りと言えば尼りな尼寺」「東京人と狂人と凶刃」「いろはにほへと愛飢男」「雪はこんこん幸せ来ん来ん」「唐獅子牡丹に血潮がポタン」など……。どうです。どんな内容なのか見てみたくなるでしょう?


1667.愛の讃歌(大笑) 投稿者:やずみ  投稿日:11月18日(土)00時13分04秒

>芦辺さん、

『迷路の花嫁』はネタのわりに俗なエロは無く、真の愛情こそが邪な性の泥沼すら越えるというある種気恥ずかしい基本に立った十分通俗的なお話です(お涙頂戴物もしくはハーレクインロマンスと言ってもいい…読んだことないけど)。ですからこーいう甘甘な流れが嫌いな人はあの展開に納得し難いんじゃなかろうかとは思いますが、芦辺さんは案外ああいう流れも楽しめると思いますけれど。いずれにしろ金田一シリーズと思わず、全く別の話に特別ゲストとして出てると思った方がいいですね。主人公は松原浩三です。

考えるに『真珠郎』と『迷路の花嫁』と『三つ首塔』の三編は底辺に男女の愛情が来てそれが事件を解決に導くという構図。一般における横溝ミステリの印象とはずいぶん違ってると思いますが、私はこういう甘ちゃんなロマンチスト横溝も気に入りました。台詞に見える昔風な文体なども楽しめます(特にお嬢さんの言葉づかいとか「あっはっは」という笑い方)。愛憎渦巻き呪われた関係ばかりが横溝じゃない。紳士的とは言いにくいが自信に満ち女性に細やかに(あるいは朴訥ながら誠実に)接する横溝ヒーローってのもまた良し。どこかしらルパン物も思い出します。

『幽霊男』は読みました。三ぶちゃんとマダムにはつい微笑ましく?なってしまいましたけど(いきなりあんなのが出たので驚きましたが)。この話はちゃんと殺人もあり猟奇的なバラバラ遺体なども出るのですが、乱歩的怪人物の様相を成し(結局は全然違うけど)少年物のような話運びでした。探偵物としてはスタンダードな展開でスリルは十分、ちゃんとオチもひねっていて悪くない話なんですが横溝ミステリとしては傍流のような味わい。まさに横溝通俗物の代表作と言えます。

『夜の黒豹』はちょっとここいらとまた変わった雰囲気。なんといっても今で言うラブホテルや都会の町並みといった感じが今までの金田一物とは様子が違います。女性キャラクターも妙にあかぬけてしっかりした性格だし、時代を反映してるのかなと思いました。最初の方のトリックも案外早く判りましたし、上記の作品らにはあるトリック以外の物語的面白さというのも少し足りなかったかな。そこのあたりが物足りなかった感じです。こういう話の場合、犯人は判ってはいるけど明言されるとやはり驚くとなると面白い話と言えますが(上の作品らはそう)、これの場合「やっぱりね」で済んでしまいました。惜しい。タイトルといい表紙画といい、まったく横溝ミステリには見えないし(笑)

1666.唐沢なをきで浮上する 投稿者:百三  投稿日:11月17日(金)23時57分36秒

唐沢なをきの漫画、何故か「怪奇版画男」だけがうちにあります。
ほぼ100%の版画漫画。(実験)漫画家根性ここに見たり。
それにしても、文字が100%手彫りとなると誤植もないのでしょうな<あたりまへ
と、ぱらぱらとめくっていたらこんな言葉が
「これから30分あなたの手はあなたの体をはなれ このフシギな版画を彫ってゆくのです」
……最近ここでお目に掛かったような(笑)。もちろんこの文章も版画です。

レトロねた、ほとんどついていけないので浮上できないのですが(笑)、
毎日毎日楽しく拝見しております(特にここ数日の書き込みの多さといったら!)。
あ〜「怪奇大作戦」が見たいようっ!

1665.どうもどうも 投稿者:芦辺 拓  投稿日:11月17日(金)21時38分28秒

>砂時計さん

 月曜ドラマスペシャルで放映された古畑より先行する和製コロンボ……橋爪功主演の「刑事野呂盆六」ですね。

>かんとく

 いつもながらすまんです。それにしても「カスミ伝S」を雑誌掲載時に読んでおられたとはうらやましい。まして、あの「シールを貼ってね」とかページが前後しまくるエピソードは、いっそう効果的だったでしょうね。

1664.了解です 投稿者:かんとく  投稿日:11月17日(金)18時23分31秒

 でも先に現物手に入れてきます……今日捜してくるの忘れてましたわわわ。

 ところで私は『カスミ伝S』を連載中に読んでおりました。あのステッカーとか破天荒な細工をリアルタイムで見ていたのです。はっきり言って怖かった……ワープ漫画なんか本当にあっちこっちに挟まっていて、写植とかページ指定の作業大変だったろうなーと同情してしまいました。

1663.芦の葉風、芦刈草紙、芦分小舟、芦火野…… 投稿者:芦辺 拓  投稿日:11月17日(金)17時55分08秒

 ……小生の近況通信のタイトル候補です(「因果通信」ではあまりにアレなもんで。どれもキザだね)。

 さて、発売されたばかりの「サスペリア12/25増刊 ミステリーSP Vol.13 名探偵からの招待状」(秋田書店)に綾部瑞穂さんのコミカライズにて「殺人喜劇の迷い家伝説」が掲載されております。今度は相当に原作に忠実な漫画化です。どうかお楽しみください。かんとく、「死体の冷めないうちに」との告知入れ替えよろしく。

 あ、それと「オードリー」で堺雅人さん、見ました。これが森江イメージとは、なるほど納得。なお、あのドラマは「男はつらいよ」シリーズに言及されているところを見ると、1970年ごろ以降が舞台みたいなので、風俗考証はあれでいいんでしょう。でも、あの撮影所とか映画界の雰囲気はどう見ても昭和30年代だぞ。

1662.土曜ワイド劇場、オープニング・タイトル(今の)だけは好きです 投稿者:砂時計  投稿日:11月17日(金)12時37分47秒

>芦辺さん
「蝶々失踪事件」のビデオ情報、ありがとうございます。少し先の事になりそうですが、購入してみます。土ワイの「蝶々」は見ましたが、見た直後に記憶から抹消いたしました。

2時間サスペンスはほとんど見ないのですが、4つの内、火曜サスペンス劇場は割と堅実な作りで、何となくカッパ・ノベルスに近いイメージがあります。

月曜ドラマスペシャルで2作だけ放映された、古畑よりデビューが半年早い某和製コロンボの復活を願っている砂時計でした。

1661.因果通信(←いやなタイトルですね。花廼屋通信の方がまだマシか) 投稿者:芦辺 拓  投稿日:11月17日(金)06時46分42秒

>かんとく

 どうも小池田マヤ女史だとか、唐沢なをき氏だとか、妙なところで趣味が合いますナー。情報ありがとうございます。僕は完成度メチャ高の『S』を先に読んでしまったので、若がきで自分のテクニックを模索中といった気配の『全』をあとから読むのがチトつらかった。だから『全』→『S』の順で読むか、ご用とお急ぎの方は『S』のみまずお読みになって、唐沢氏の作品系譜をさかのぼる際に『全』を読まれるのがいいかもしれません。

 それにしても、唐沢氏の作品を読んでいると、自分の好きなもの、やりたいことを、独りよがりの空回りではなく世間の大多数に納得させてゆく超人的な努力を感じ入ってしまいます……なぁんて理屈はどうでもよいので、『カスミ伝S』の「トーン百枚勝負」「モリサワ写植合戦」などを見て驚け! あ、『必殺山本るりこ』も好きです。ああいうのを小説でやれんものか。

>早見さん

 おお、これはナイスフォローをありがとうございます。そうですね。2時間サスペンスにもミステリを理解した佳品が増えてきましたが、これも作り手の世代交代のおかげでしょうか。そんな中で「ラーメン刑事」とかいまだにシリーズ化狙いのキャラ物やってる土ワイは何とかなりませんかね。余談ですが、このところ黄金時代(1950年代まで)のSFが面白くてたまりません。『フェッセンデンの宇宙』とか近ごろのファンは読まないのでしょうか。もったいない!

>やずみさん

『迷路の花嫁』とはまた……。以前、読みかけてどうも勝手が違うというか、つかみどころがない感じがしたのですが、面白かったですか。これはあらためて読んでみますか。ちなみに、僕は『幽霊男』『吸血蛾』とかの金田一通俗物は大好きなんですけどね。

 それはさておき、友好サイトの柴田よしきさんHPを見ますと、いま大変な量の仕事をこなされるべく頑張っておられるのですが、それに比べて小生はみなさんと四畳半で万年コタツを囲み、菓子と吸い殻を散らかしながらレトロ話に夜もすがらといった気配なきにしもあらずですが、これでも仕事はしているのですよ。『時の密室』は『和時計の館の殺人』の枚数をとっくに越えて、いまだ終わる気配もなし。にもかかわらず、森江春策は冤罪の人を早々と釈放させてしまって、このあとどーするんだ。

 ……なお花廼「家」としていたのは、小生の誤り。「屋」が正解でした。

 それにしても、田辺さんは70年代初頭に通じるタイムトンネルをひそかに掘っているのではありませんか、裏庭とかから。「快刀乱麻」のサブタイトルとか、話のディテールとか異様に詳しすぎますぞ。

1660.こーいうのもピカレスクロマンなんだろうか 投稿者:やずみ  投稿日:11月17日(金)06時10分38秒

「真珠郎」の役者ですが、確かに女性が美少年をするというのは妥当でしょう。実際中性的なイメージがよく出るのは少年よりも少女ですし。しかしこの作品の場合「真珠郎」のイメージが物語のキーマンとして一番大切な上にゴニョゴニョ(ネタバレ)な面でネタバレを誘う雰囲気もありますし(ネタバレなんで詳しく書けないなぁ)妖しい魅力というのは同性の方がより出るときは出るもんです。

『三つ首塔』は実際よく考えると無茶な話運びと思わなくもないけど、運命に翻弄される女性の一人称というのが感情的で話の雰囲気にも合っててよく出来てますね。前に書いた問題点はさておき。やっぱり、立ち回りが上手いとしてもこんな悪党についてっちゃいけませんよ、お嬢さん(笑)

昨日は『迷路の花嫁』他数冊を読みましたが、この作品が一番楽しめました。はっきり言えば推理小説ではなく探偵物というのもちょっと違う作品ですが、この、金田一に一種の英雄と呼ばれた主人公「松原浩三」の鮮やかな手並みとその結末は、ある意味ゴチック・ロマンの主人公にも通じるかっこよさを感じます。『三つ首塔』における「高頭俊作」と通じる物もありますが、少々暗い面(憎悪が感じられるところとか)が足りません。しかしそのためかずっと魅力的で、オチも悲劇的でありながらどこかしら潔く、しかし名残惜しい結末となってます。金田一もいいところ持っていくし。どーせついていくならこういう男にしなさい、お嬢さん(笑)

金田一物としてははっきり異色作で題名や表紙から想像するオドロオドロしい雰囲気はほぼ冒頭のみですが、ドラマティックな面で最後まで持って行った点で十分楽しめます。悪党から愛情をもってかよわき女性を助けるというのに、それが力業だけでないところがよりロマンティックで女性にも受けがいいんじゃなかろうか(もっとも話の骨格だけで考えると女性蔑視と取られるのかな?)
まあ理知的な推理物が好きな人には合わないかもしれませんが。

1659.石坂浩二の「蝶々」 投稿者:早見裕司  投稿日:11月17日(金)04時51分53秒

手早く言うと、原作がある必要のないドラマでした。単なる2時間サスペンス
としては、そうそう悪い出来とも言えませんでしたが、最近は2時間サスペン
スも質的に向上し、オリジナル脚本で、そこらのミステリのドラマ化より力の
入ったものもあるので、見劣りがしてしまいました。
いちおう、横溝正史ファンクラブ元代表なのですが、あまりひけらかすとボロ
が出ますので、自重自重。何しろこの辺の方々は、生半可ではありませんので。

http://www.hayami.net


1658.さりげない補足 投稿者:かんとく  投稿日:11月17日(金)01時25分00秒

『カスミ伝』は近々、講談社から新しい作品が刊行されるようです。『マガジンZ』誌系列のコミックスからで、私は当該誌を読んでおりませんので果たして全くの新作なのか、またあの実験精神が生きているのかは不明ですが。愛読者の方はチェックしてみてください。私も、多少の不安がありながら一応購入予定表に加えてあったり。
 尚、旧刊の『カスミ伝・全』及び『カスミ伝S』はアスペクトコミックス(アスペクト・刊)か、さもなくばビームコミックス(エンターブレイン・刊)に加わっている筈です。書店で注文する場合、余程気の利かない店員が担当したのでもない限り届くのは同じ品物なのでご安心下さい。この辺の事情はややこしくて私にも何がなんだかですが。
 更にもう一点。現在、横溝正史『蝶々殺人事件』は春陽堂文庫のものが入手しやすいかと思います……というか他に流通に残ってるんだろうか。古本屋を根気よく廻れば、角川文庫版も入手することはそれ程難しくないかと。因みに私は角川文庫版を古書店で見付けて読みました。しかし内容はすっかり忘れてます。いけません。今の夢は鮎川哲也作品の再読ですがいつになれば出来るのやら。

1657.ATG映画の「本陣殺人事件」で磯川警部を演じた東野英心氏の冥福を祈ります 投稿者:芦辺 拓  投稿日:11月17日(金)01時05分48秒

 ベストOF磯川警部といえば若山富三郎氏でしょうが、東野氏(当時は孝彦だったと思います)のまだ若い田舎警部さんも実によかった。名探偵の年上の相棒としてはピッタリですね。

>菫さん

 中村勘三郎が雅楽に扮したものは何本か見たのですが、せっかくそのものズバリの配役(僕のイメージでは、雅楽は痩せ型の女形役者なので、ちょっと違うのですが)ながら、何か安直な出来栄えで納得行きませんでした。どうも土ワイは何やっても、そういうところがあって……しょせん、ミステリを小馬鹿にしてるところがうかがえていけません(拙作短篇「探偵と怪人のいるホテル」に登場するプロデューサーに、その辺をにじませてみました)。「快刀乱麻」と同じプロデューサーが手がけているとは思えませんね。

>砂時計さん

 有島一郎扮する磯川警部(あっ、こっちも大好きです)のセリフですね。研究者によると、『本陣』の中に出てくる「当時、大阪の方にまたむずかしい事件が起こって」というのはパラレル『蝶々』ではないかという説もあるんだそうで。確かにあのシリーズでやっていたら、いい出来だったでしょうね。

 石坂浩二の由利先生(由利先生なら白髪というわけで、そこから連想したのが水戸黄門だったわけですね←嘘)で作られた土曜ワイドの「蝶々殺人事件」、僕は未見でしたが、予期に違わずアレな出来だったようです。どうせなら、同時代に映画化された「蝶々失踪事件」を見たらいかがでしょうか。(発売・大映/販売・徳間ジャパン、HTH-1362、税抜き3689円)岡譲二扮する由利警部(現役捜査官という設定)は、邦画史上最もダンディな探偵です。『不思議の国のアリバイ』で触れたけど、この人、明智小五郎に金田一耕助、畔柳博士、等々力警部とつくづく探偵もの好きですよねえ。

>カスミさん

 そうなんですよ。関係ありませんが、お名前にちなんで。唐沢なをき氏の「カスミ伝・全」と「カスミ伝S」(かすみでんずと読む)、特に後者は凝った趣向づくしと自分にはめた枷がきっとミステリファン好みです。

1656.御前のお知恵を拝借にあがりました(BY 泉山虎之介) 投稿者:田辺 正幸  投稿日:11月17日(金)00時08分32秒

芦辺 拓様。
何を仰言います。田舎通人・神仏混合の花廼屋因果先生はさておき、本格推理の王道を行く芦辺さんの作品が売れない訳がないじゃありませんか。
「文明開花殺人事件」の顛末は私も覚えていますが、苦心の末にやっと子供が一冊買ってくれたので、「やつがれのノスタルジャ(小説)は若い世代に人気があるようでげすな」と喜んだのも束の間、その子供が仲間と本のページをちぎって紙飛行機にしているのを知り、「ありゃ〜、やつがれのノスタルジャでヒコーキ作ってるでげすよ〜」と嘆く姿は可笑しいながらもペーソスに溢れていました。
しかし、この時期の日本人に「飛行機」という概念はあったのかしらん……。

この番組は各エピソードのタイトルにも特徴がありましたね。「売る符は狼大明神」「舞踏会のあとは武闘会」「花嫁喪服の血痕式」など独特のネーミングでした。尤も後半になると「相撲に気がつきゃ事件も済もう」「キリストの返事はいつでもイエス」「空手の約束は空手形」など、ほとんど駄洒落のようなものもありましたが……。

「明智探偵事務所」で大正末期を舞台にした回というと、「心理試験」をベースにした『うらおもて心理試験』ですね。確かこれは先代の明智小五郎の活躍という設定でした。前振りとして掌編「指環」もドラマ化され、スリに扮した萩原健一と佐藤蛾次郎の軽妙な演技が楽しかったです。

東京12チャンネルの「江戸川乱歩シリーズ/明智小五郎」で「大暗室」をドラマ化したのは第二十四話の「拝啓地下帝国殿下」でした。確か地下鉄工事に見せかけて東京の地下に巨大な地価帝国を築くという設定だったと思います。地下帝国のリボートを強要された新聞記者がたまたま地上の様子を潜望鏡で覗いた時に眼にした自動車のナンバープレートから、大暗室の所在地を特定していく過程は原作通りのスリリングな出来映えでした。

余談ですが、この番組の放映とタイアップして、当時の「少年キング」に有名マンガ家による乱歩作品のマンガ化作品が立て続けに連載されました。ラインナップは横山光輝氏による「白髪鬼」、桑田次郎氏による「地獄風景」、古賀新一氏による「屋根裏の散歩者」、石川球太氏による「人間椅子」「芋虫」「白昼夢」「お勢登場」。
このうち横山氏と桑田氏の作品は角川ホラー文庫に『江戸川乱歩作 白髪鬼』と題して収録されています。同書には古賀氏の作品も収録されていますが、何故か「屋根裏の散歩者」ではなくて他誌に発表した「陰獣」に変更されていました。

あと、テレビではありませんが、昭和四十八年頃にラジオのニッポン放送で「怪人二十面相」というラジオドラマが放送されていましたね。二十面相の声が小山田宗徳、明智小五郎の声が銭形警部こと納谷悟郎という配役で、「悪魔の紋章」「陰獣」「黄金仮面」「暗黒星」「恐怖王」等が放送されていました。二十面相役の小山田宗徳氏は当時の同局の人気番組「欽ちゃんのドンといってみよう」などにも二十面相の声で特別出演していましたっけ……。


1655.ありがとうございます 投稿者:エイロク  投稿日:11月16日(木)23時44分20秒

>管理人さん
 ネタバレの書き込みきちんと消しておいていただけたのですね。実は気にしてたんです。(と、ずいぶん以前のお話ですが)

 気づいてみると、もうすぐ10000HITなのですね!はたして、どなたが踏まれるのでしょうか(と言いつつ、ちょっと狙ってたりもします)

1654.そうなんですか?! 投稿者:カスミ  投稿日:11月16日(木)20時06分59秒

>砂時計さん
 『蝶々殺人事件』と『殺人喜劇のモダン・シティ』は
 同一空間なんですか。
 ということは、あの雰囲気が楽しめるんですね!
 貴重な情報ありがとうございます(^w^) 

1653.9002番でした(意味は無いけれど) 投稿者:菫(SUMIRE)  投稿日:11月16日(木)14時40分27秒

各家庭に配布されるフリーペーパー(?)に「特別企画!美輪(明宏)映画のすべて」
というお知らせが、、、
「黒薔薇の館」「黒蜥蜴」と、「黒蜥蜴」「日本人のへそ」
「黒蜥蜴」以外は分からないのでチョット興味があるけれど、、、、ア、ミステリとは限らないようです。

1652.『横溝正史シリーズ』語られざる事件 投稿者:砂時計  投稿日:11月16日(木)12時23分01秒

『真珠郎』の話題で思い出したんですが、同シリーズの『獄門島』の中のセリフによると、金田一耕助は”蝶々殺人事件”を解決したことになってるんですよね。
第2シリーズで『真珠郎』『仮面劇場』が製作されたついでに、『蝶々殺人事件』も映像化しておいてほしかったなあ、と思わずにいられません。

『蝶々殺人事件』と同一空間の物語として『殺人喜劇のモダン・シティ』を楽しんでいる途中の砂時計でした。

1651.ぁあの〜 投稿者:菫(SUMIRE)  投稿日:11月16日(木)06時27分22秒

たいしたことじゃないんですけれど、この頃TVのコマーシャルに団次郎さんに似た方が
出てるので気になっていたんです。
江戸川乱歩や横溝ワールドはこの頃TVでもありませんよね。時々午後の時間帯に2時間ドラマの再放送があったりするくらい?何故に浅見光彦ばかりを競作するのか>各TV局
私が見たいのは、中村勘三郎が雅楽を演じたドラマです。

1650.「ひぇ〜、一冊も売れないでげす〜」と泣き叫ぶ花廼家因果先生に己の未来を見た15歳の私 投稿者:芦辺 拓  投稿日:11月16日(木)06時20分20秒

……でありました。ちなみに、これは何かの事件を当て込んで『文明開化殺人事件』なる本を出して大失敗するという落ちでした。何だ、ツマランツマランと文句を言いたおしながら、けっこう見てたんですね。なお因果先生、坪内逍遥の『小説神髄』のことをボロクソに言ったりして、ブンガク嫌いらしいとこもやつがれと似てるでげす。

>やずみさん

 美少年役に女性というのは(しょせんイメージの産物ですし)やむを得ないながら、毎日放送版はけっこういい雰囲気を出してました。それと、次は『三つ首塔』みたいな“美少女大遺産相続連続殺人受難もの”をやりましょうと某社編集氏と話したこともあり、読み直してみたら、全くやずみさんと同じような感想を持ちました。

>田辺さん

「快刀乱麻」の主題歌、ありがうございます! 僕も何かネタがないかと思って、「快刀乱麻」と「新十郎」で検索かけたら、何と大量に同名のゲームが引っかかって迷惑しました。タイトルばかりか主人公の名前まで同じにするな、ややこしい。

 NHKの明智シリーズ、よく覚えています。特にタイトルバックの横尾イラストは。ここでも書いたような気がするけど、NHKが初めて視聴率を理由に打ち切った番組だけあって、内容的には「……」ですが、大阪制作なので舞台がこっちになっていて面白かったです(「陰獣」の小山田氏も、だから道頓堀川に放り込まれた……んだっけ?)。あと番外編として舞台を原作通りの大正末期にした回だけは面白かったです。

 悪名高き東京12チャンネルのは、当時直接ネットしてる在阪局がなかったので見られなかったんですよ。「プレイガール」は、確か毎日放送でやってましたが(このようにMBSはABCよりちょっとお下品で、その点、東京のNETとは好一対であったわけです。だからともにドラマを得意とするお上品なTBS・ABCのネットとともにいい関係が続いていたのが、“腸捻転”の解消でメチャクチャにされてしまったわけですね)。はるかのち、サンテレビで放映されたのを一本見て、おぞけをふるったのですが、ただ『大暗室』をどうやってテレビ化したのだけはちょっとだけ知りたいです。

 なお、二つの明智シリーズに関するデータは、下記の《明智探偵事務所》にてどうぞ。

http://www.asahi-net.or.jp/~KF2T-MRKW/akechi/index.html


1649.む、惜しい。8980番でした。 投稿者:やずみ  投稿日:11月16日(木)00時00分37秒

>田辺さん、

東映映画「江戸川乱歩全集/恐怖畸形人間」というのは最近人に聞いたのですが、東京の方で上映会でやってたそうです。一度見てみたいですけど、田舎じゃ無理ですね(^^;

DVD、今度は本命『三つ首塔』が欲しいんですが、これが見つからない。まあ取り寄せでもいいけれど…。原作も最近読み直しましたが筋はともかく細部はすっかり忘れてました。しかしよく考えるととんでもない筋ですね。ヒロインが早々に強姦されるわ、一応ひねりがあるとはいえヒーローがするわ、しかも流れとしてはヒロインが謎と恐怖に遭遇しながら官能の罠に堕ちていくというまるでレディースコミックのような…シリアスミステリ18禁ゲームのネタにちょうどいいのではなかろうか(笑)
『真珠郎』役の早川絵美というのはどうにも思い出せませんが、例の登場シーンの出来はいいと聞いてます。あと冒頭のヨカナーンの首も見てみたいので、やはり買うことにいたしましょう。しかしやっぱり女か…どうせなら少年を使うと面白いんだがなぁ(表紙と違い作中にヌードシーンは出て来ないし)。

1648.映像化された乱歩作品 投稿者:田辺 正幸  投稿日:11月15日(水)23時36分13秒

芦辺 拓様。
う〜む、文字通り快刀乱麻を断つみごとな論旨で「快刀乱麻」を解説していただき、ありがとうございます。
私も植木版因果の「やつがれは〜でげす」というあの口調を真似ましたね〜。原作者の坂口安吾は植木氏の大学の先輩にあたりますので、植木氏もこの役には思い入れがあったのではないでしょうか……。(ちなみに私はこの二人の後輩にあたります……)

あの主題歌は私も大好きでした。「少女ひとり 白い馬に乗って駈けてくる 霧の朝/幼くて 栗色の髪は愛も知らず 風に走る/木漏れ日の囁きに あふれる泉/愛の歌 愛の色が 森を包む/少女はいつか 哀しみを知っていた/女性が 白い馬に乗って消える時 人間は/今 目覚める〜」。タイトルは「霧の朝」だったかな……。

最終回というと、確か「西郷札は最後殺」でしたね。犯人が被害者と同じ服を着て内側から鍵をかけた密室の中に横たわり、発見者がドアを破って変事を確認してから警察を呼びにゆくわずかの間に被害者の死体と入れ替わるという心理的密室のトリックが使われていました。このトリックは脚本家のオリジナルだと思いますが、なかなかミステリの手法をよく理解していたと思います。う〜ん、この最終回だけでもビデオで見たいなあ……。

そうそう、あの朝日放送の劇的なネット変換劇は私もよく覚えています。このあおりをくって当時ТBSで放送されていた必殺シリーズ第五作「必殺必中仕事屋稼業」が第十四話からいきなりテレビ朝日に移動し、さらにТBSがその穴埋めとして必殺もどき時代劇「影同心」を放送したことから、必殺フリークだった私は一時パニックになりました。事実この変更により本家の「必殺必中仕事屋稼業」は視聴率が大幅に落ち込み、番組打ち切りの危機に直面したといいますから、何とも迷惑な話でした。この辺の話題は熱狂的な必殺ファンである京極夏彦さんや貫井徳郎さんあたりが詳しいのですが……。

はい、私は生まれてこのかた千葉県を離れたことのない、生粋の千葉県人です。しかし視聴していたテレビ局から当時の住居を割り出されるとは……。さすがは現役のミステリ作家ですね。

「快刀乱麻」と同様に、横尾忠則の絵をタイトルバックに使った番組には、昭和四十七年にNHKで放送されていた「明智探偵事務所」がありますね。夏木陽介が明智小五郎に扮し、何故か大阪に探偵事務所を構えているという設定でした。共演は吉行和子、萩原健一、佐藤蛾次郎、高橋長英といったところだったかな……。あ、米倉斉加年が怪人二十面相役で出ていましたっけ……。

これに先立つこと二年前の昭和四十五年、東京12チャンネルで「江戸川乱歩シリーズ/明智小五郎」というとんでもない番組が放送されていました。これは東京エリアだけの放送だったので、芦辺さんは御覧になられているかどうか……。乱歩作品の持つ怪しい香気などは微塵もなく、ただエログロ趣味だけを強調した粗悪品でした。伊丹十三監督が蜘蛛男を、「帰ってきたウルトラマン」の郷秀樹こと団次郎が黄金仮面を、「そうなんですよ川崎さん!」の山本耕一が「大暗室」の大曽根竜二を演じていたのを覚えています。このシリーズ最大の問題作「殺人金魚」と「殺人狂奏曲」はあまりに反道徳的な内容のため、シリーズ終了後三ヶ月も経ってから、放送時間を深夜に変更して放映されましたっけ……。

乱歩作品を映像化した最大の問題作といえば、昭和四十四年に石井輝男監督が制作した東映映画「江戸川乱歩全集/恐怖畸形人間」。「パノラマ島奇談」と「孤島の鬼」をミックスした内容はひたすら人体改造に終始。シャム双生児の片割れを近藤正臣が演じていたのは有名な話です。土方巽ひきいる暗黒舞踏団の群舞が強烈な印象を残す作品でした。この作品だけは絶対にビデオ化は無理だろうなあ……。

芦辺さんが『怪人対名探偵』のあとがきでお書きになっていたように、乱歩の通俗長編は短編や少年物に比較して、不当に低い評価しかされていないと思います。あの圧倒的な面白さと物語性は絶対に映像向きだと思うのですが……。

やずみ様。
『真珠郎』のDVD版は非常によい出来だったと思います。やずみさんが心配していた真珠郎役には早川絵美が扮し、妖しい美少年の雰囲気を充分に出していました。オープニングの湖畔に佇んで蛍を口に含むシーンはまさに原作通りの出来です。
なお、DVD版では原作の由利麟太郎の代わりに金田一耕助が登場していますが、この変更が全く気にならないほど完璧な仕上がりになっていました。ぜひ一度御覧になることをお薦めします。

1647.真珠郎はどこにいる(いないだろうねぇ) 投稿者:やずみ  投稿日:11月15日(水)02時01分07秒

>芦辺さん、

いやぁ、金田一耕助博物館、なかなかおもしろかったです。今まではっきりしなかった漫画版なども表紙があって(権利とかいーんだろうかというのはさておき)実に判りやすく読んだことのある物もはっきりわかりました。
映像作品という点では映画の事はあまり詳しくなかったのが残念ですが、TVシリーズは紹介文なども楽しかったです。

ところで今日はちょうど『真珠郎』を読んだのですが、これなどは詩的または劇的なシーンが多く実に画になる話だと思いますが(実際、表紙画も素晴らしい)正直これは実写でやるのは相当難しいと思いました(もちろん真珠郎の俳優探しもその一つ。若いころの美和明宏くらいの妖しい美少年がいれば文句無し)。それだけに横溝正史シリーズでの『真珠郎』の出来に不安があるのですが、まあこれも一興ということでそのうちDVDを買ってみることにします。原作の感想としては、メロドラマ風味としてもう少し事件前に椎名と由美のエピソードが欲しかったところです。そうすればもっとオチの悲劇性が強まった気がしますね。

1646.「快刀乱麻」を快刀乱麻に解く 投稿者:芦辺 拓  投稿日:11月15日(水)00時00分39秒

>田辺さん

 もちろん覚えています。ほぼ忘れられていた『安吾捕物帳』を原作として掘り出してきたこと(広済堂や角川文庫版が出たのはこのあとのはず)、キャスティングの楽しさ(まだ若かった植木等氏が力演した花廼家先生の「……でげす」口調を真似したくなって困りました)、横尾忠則のタイトルバック、それと「少女一人、ナントカの中駆けてくる、霧の朝〜♪」とかいう主題歌など、実によかったのですが、いかんせんお話が駄目でした。

 当時僕はSF少年で、ミステリはそれほど読んでなかったはずですが、その僕からもバカにしたくなるような出来で、たとえば誰が見たって「氷の中に毒を仕込んで、溶けぬうちに毒味したあと被害者に飲ませる」トリックだとまるわかりなのに、「これはグラスの内側にフノリで毒を塗ったのだ」なんて言い出すんで困りました。その方が真相よりも独創的やないか。

 かと思うと、ドラマ部分はお粗末でもトリック部分だけがおや?と思わせたので記憶にとどめていたら、どうやら都筑道夫氏のなめくじ長屋の一編「小梅富士」そっくりだったり……。それでも、そういうところからネタを探してくること自体、いま思えば貴重な純粋推理ドラマでした。ところで「新十郎捕物帳」というサブタイトル(メイン?)は最初はなかったんでしたっけね。

 実はこのドラマ、有栖川有栖氏が『密室大図鑑』だったかで触れていて、それによると最終回のビデオしか残っていないんだそうです。昔のテレビにありがちなパターンですが、ビートたけしやタモリの映像がおそらく未来永劫残されるだろうことを考えると理不尽としか言いようがないですね。

 それと、あのドラマはABC(朝日放送)制作だったはずだが――と思ったら、そうだった、あの当時はABCとTBS、MBS(毎日放送)とNET(現・テレビ朝日)がネットされていたんだ! いわゆる腸捻転状態ですね。田中角栄があえてこれを“正常化”させたことが、大阪での番組づくりを壊滅に追い込んだと聞いたことがありますが、ともあれ田辺さんが東京方面でこの番組をごらんになっていたことが判明しました。

1645.レトロネタの呪縛! 投稿者:田辺 正幸  投稿日:11月14日(火)23時26分20秒

芦辺 拓様。
『悪霊』のリレー企画に対する丁寧なレスをありがとうございました。
現物にあたられるとの事、確か昭和四十六年の「宝石」で間違いないと思いますが、何分二十年以上前のことですので、万一間違っていた場合は御容赦下さい。
それにしても、小栗作品を完結させるなら、ぜひ『ミデアンの井戸の七人の娘』の岡村雄輔氏に書いてほしかったと思うのは私だけでしょうか? 何せ小栗作品に登場する探偵作家・小城魚太郎になぞらえて自分の探偵役を秋水魚太郎とするくらい、小栗作品に傾倒している岡村氏のことですから、きっと往年の小栗作品に劣らぬ出来映えになったと思うのですが……。
ただ、戦後の小栗虫太郎は『悪霊』を「社会主義探偵小説」として書く予定だったようですから、もし中絶しなかったとしても、『黒死館殺人事件』のような作品にはならなかったことでしょう。そういう意味では笹沢版『悪霊』も決して悪い出来ではなかったと思います。

話は変りますが、芦辺さんは昭和四十八年から四十九年にかけてТBS系列で放送された「快刀乱麻」という時代劇を御存知でしょうか。これは坂口安吾の『安吾捕物帖』をドラマ化したもので、勝海舟に池辺良、泉山虎之介に花紀京、花廼屋因果に植木等、鹿蔵巡査に河原崎長一郎、探偵役の結城新十郎に若林豪という配役でした。
原作では洋行帰りの青年紳士だった結城新十郎は自由民権運動の壮士という設定になっており、その仲間に沖雅也と尾藤イサオが紛していました。
当時の時代劇としては珍しく原作の論理性を重視した出来映えで、勝海舟の推理の場面では視聴者に対し「推理タイム」を設ける等、なかなか凝った演出がなされていましたっけ……。
尤も後半になるとトリックのネタが不足してきたのか、ザングウィルの『ボウ町の怪事件』、チェスタートンの『秘密の庭』、カーの『銀色のカーテン』等のトリックが流用されていました。このドラマの脚本家は、なかなかのミステリ・マニアだったようですね。
撮影は一切ロケを使わず、全てスタジオ内のセットで行われ、まるでNHKの手作りドラマのような渋い作品でした。どこかでビデオ化してくれないかなあ……。

やずみ様。
私の手許にある昭和五十四年刊行のコミック版『悪魔が来たりて笛を吹く』(東京スポーツ新聞社)に載っている影丸譲也氏の著者紹介によりますと、「33年1月、『怪獣男爵』でデビュー」となっています。これはやはり横溝正史氏の少年物探偵小説『怪獣男爵』のマンガ化だと思うのですが……。何分私も実物を見ていないので確かなことは言えません。しかし『八つ墓村』や『悪魔が来たりて笛を吹く』等の横溝作品を劇画化していることを考えると、まず間違いないでしょう。

ああ、結局私はレトロネタから逃れられない運命なのか……。
呪われた血筋だあ〜!

1644.横溝作品の映像化という視点からは 投稿者:芦辺 拓  投稿日:11月14日(火)14時03分17秒

>やずみさん

 下記の「金田一耕助博物館」が、それ以外のテーマも含めて大変充実しています。ここも面白いですよ。

http://www.tky.3web.ne.jp/~mokugyo/


1643.やっぱりレトロネタになるなぁ。 投稿者:やずみ  投稿日:11月14日(火)06時44分48秒

>田辺さん、

『怪奇大作戦』の漫画化といえば桑田版というのも、数の多さと単行本になっているかいないかの問題なんでしょう(最低四回以上は単行本で出てるはず)。影丸版『怪奇』は知る限りでは単行本になってないのでは?(桑田版『怪奇』は少年キング連載のような気もしますが別だったかしらん)
しかしまさか影丸氏のデビューが『怪獣男爵』とは…。

>芦辺さん、

横溝正史クロニクル、面白いしよく練られたWebページですね。最近ハマったせいで古本をボチボチ集めて読んでるのでより楽しめます。惜しむらくは映像化に対する視点が無いところですが…。金田一パスティーシュ本の初海外事件というアオリのネタを見て、パスティーシュといえば某氏の某単行本内の某短編が抜けてるなぁと思いましたが、あれはオチにつながるのでやはり推薦は止めたほうがいいんでしょうか(笑)

1642.Re:ありがとうございます! & いろいろ 投稿者:芦辺 拓  投稿日:11月14日(火)02時14分39秒

>田辺さん

 小栗―笹沢タッグの『悪霊』は単行本にはなっていないはずです。この作品とか、半村良氏がA・メリットの未完作を書き継いだものとかは雑誌に掲載されたきりのようです。こういった遊び心がミステリ界では絶えていた時代なので、誌上企画だけに終わったのでしょうね。これはしかし、現物に当たってみないといけないな……。ありがとうございます。

 田辺さんが挙げている例もそうなんですが、横溝正史氏が『病院坂』『悪霊島』に続いて構想されていた『女の墓を洗え』『千社札殺人事件』作品も気になりますね。これについては《横溝正史クロニクル》という大労作HP(下記)の「金田一耕助クロニクル」から「寡黙なるエピソードたち」に入ると、その「EPISODE七・八」に細かく考証されています。

>カスミさん

 どうもおほめの言葉をありがとうございます。『モダン・シティ』の持っている“流れ”(「マーチのような」とは素敵なたとえ!)については、文庫化に際して読み直して自分でも不思議でした。だいたい、あんなに行き詰まりたおして(その大半は執筆前でしたけど)、試行錯誤の連続だったのに、と。苦労しつつギクシャク書いても、作品にその痕跡が出るわけではないようで、不思議なものです。

>ふくしまさん

 いや、それがNHK、特に大阪放送局は、時代考証に大変細かい伝統があると聞いたことがあるので不思議なのですよ。

http://member.nifty.ne.jp/jiichi_kakeya/yokomizo.html


1641.時代考証が… 投稿者:ふくしまりえ  投稿日:11月14日(火)00時54分52秒

滅茶苦茶だというのはよく言われる話ですよね、NHKに限らず。ドラマあんまり見ないのでよく知らないのですが。昔黒澤明監督がそんなことをおっしゃっていた記事を読んだ記憶があります。脚本家も不思議な展開をする方、確かに多いです。視聴率UPのためなのかもしれませんけど(そんなことで視聴率上がるんでしょうか?)、笑っちゃうか腹が立つかどっちかというのも結構多いかもしれません。

…なんだか愚痴っぽくなってしまいました。スミマセンm(__)m。

1640.「オードリー」見ました&その他 投稿者:芦辺 拓  投稿日:11月13日(月)23時24分13秒

 森江春策役候補(?)の堺さんという俳優さんはどの辺に出ていたのか確認できませんでしたが(カメラの脇にいた人?)、ヒロインの岡本綾さんは写真で見ただけよりずっと魅力的で、みなさんのご推薦のわけがわかりました。

 しっかし、「ふたりっ子」のときも荒唐無稽な展開(総集編で見ると、一段とそうらしいです)と極端な人物描写が目立った大石静氏の脚本だけあって、物すごいことになってますね。それにしても、小道具からするとどう見ても昭和45年ごろ以降に見えるし、撮影所の雰囲気は30年代までに見えるし……はてさて。

>芝やん

「ちょっと照れながら……」に始まる一節、狂歌か川柳になりそうですね。

>猫貸し屋さん

 『殺人喜劇のモダン・シティ』へのご感想、ありがとうございます。うーむ、ユニバーサルスタジオ・ジャパンのオープン記念に映画化してもらえたら、こんなめでたいことはありませんが、どう理屈をつけたものかな。誰かプレゼン案つくってください。持ち込んでみますから(嘘)。

 『モダン・シティ』のヒロインとかも漠然とイメージキャストというかモデルはあったのですが(雑誌で見ただけですが)、作品が完成したときには年齢的に女学生の役は無理になっていたという。ああ、遅筆は罪なり。

1639.ありがとうございます! 投稿者:カスミ  投稿日:11月13日(月)23時12分10秒

 早速のレス、ありがとうございます(^w^)
 
 私が読んだ本は今のところ、『殺人喜劇のモダンシティ』だけです。
 昭和の前期を思わせるような単語や言葉遣いがあって、
 昭和の渦に飲み込まれたようでした。
 (ただ、洗濯機のような気分ではなく、もっと緩やかなものですが。)
 節々にちりばめられた巧妙な謎や、それをとくまでの過程など、
 もちろんミステリーとしても素敵です(^w^)
 あとは、話のテンポが、マーチのようで、軽快に読み進める事が出来ました。
 (詳しいことを言ったらネタバレになるでしょうか・・・?)
 とここまで、全体の感想だけ言ってみます。
 とりあえず・・・
 新参者ですがよろしくお願いします(^w^)
 
 

1638.やめちくり〜! 投稿者:田辺 正幸  投稿日:11月13日(月)23時07分08秒

芦辺 拓様。
拙ない私の意見をお取り上げいただき、ありがとうございます。
ご迷惑ついでに、私の二十年来の疑問をお解きいただきたいのですが……。
昭和四十六年頃だったかと思いますが、光文社の『宝石』誌上で、小栗虫太郎の遺作である『悪霊』を笹沢佐保氏が書き継いで完結させるという企画があったと思うのですが、この作品は何らかの形で単行本になっているのでしょうか?
笹沢氏の著書目録を調べたのですが、どうしても発見することが出来ませんでした。ひょっとして単行本未収録作品? だとしたら、ぜひ「本格推理マガジン」で紹介していただきたいと思います。
ストーリーは微かに覚えていますが、確か退役軍人の屋敷で、「ウーター」という特殊な毒で毒殺された身許不明の他殺死体が発見されるというものだったと思います。
それにしても、小栗虫太郎と笹沢佐保氏では全く作風が違うと思うのですが、あえてこの企画を立てた当時の編集者は本当にすごいですね。
作者の死によって中絶した作品を、他の作家が引き継いで完結させたものには、坂口安吾の『復員殺人事件』を高木彬光が書き継いだ『樹のごときもの歩く』が思い浮かぶ程度ですが、外国ではクレイグ・ライスの未完作品をエド・マクベインが完結させた『エイプリル・ロビン殺人事件』や、ポーの遺稿をロバート・ブロックが受け継いだ『燈台』などがありますね。
江戸川乱歩の同タイトルの作品『悪霊』や、浜尾四郎の『平家殺人事件』など、作者の死によって中絶してしまったミステリは結構ありますね。いっそ本格ミステリ作家クラブの方々に、これらの作品を完結させてもらうという趣向はいかがでしょう?

やずみ様。
ほほう、桑田次郎氏も「怪奇大作戦」をマンガ化していましたか。
私が記憶しているのは、確か影丸譲也氏の作画で「少年チャンピオン」か「少年キング」に連載されていたものだと思うのですが……。「人食い蛾」と「恐怖の電話」がマンガ化されていたのを記憶しています。
影丸譲也氏はミステリを劇画化することが多く、横溝正史の『八つ墓村』『悪魔が来たりて笛を吹く』を手がけていましたね。確かこの人のデビュー作は『怪獣男爵』のマンガ化ではなかったでしょうか?

みわっち様。
あらら……。本当だ。必殺シリーズ第十五作は『必殺仕事人』でしたね。
あの特徴のあるタイトルは、第二十九話の『新技腰骨はずし』から使用されています。これは仕事人のメンバーのひとりである伊吹吾郎演じる左門が、刀を用いる殺しから怪力で相手をふたつに折り曲げる「腰骨はずし」に変更したことからつけられたのだと思いますが、『飛技漫才踊り攻め』
『呪い技怪談怨霊攻め』『誘い技死霊からくり岩石落とし』などとにかくユニークなネーミングでした。

も〜、だからもうレトロネタは書かないって言っているのに、皆さんこういうネタを振るんだから……。
お願いですからやめちくり〜!

1637.8889 投稿者:かんとく  投稿日:11月13日(月)20時51分52秒

 ……久々にやってもうたの気分です……内輪受けですが。ところでぞろ目を踏んだのはどなたなんでしょうか?

 だんだん「レトロ掲示板」に題名変えたろか、という気分になってきました。いや、話題が混在しているのがいちばん楽しいんですけどね。それにしても、ログを自分のHPスペースに移動させておいて良かったですわ。最近一日10近い発言ペースなんですが、お陰で取り漏らさなくて済んでます。

1636.またまた訂正 投稿者:ふくしまりえ  投稿日:11月13日(月)19時59分28秒

>芦辺先生
堺さんの劇団名も間違ってました。東京オレンジという劇団みたいです。どうやら別の人とごっちゃになってたようです(汗)。以下のHPをご参考に…。写真もありましたが、ドラマでのイメージよりはカッコいい方ですね(笑)。

http://www1.neweb.ne.jp/wa/oranje/index2.html


1635.レトロウィルスには 投稿者:ふくしまりえ  投稿日:11月13日(月)18時46分57秒

あまり感染していないようです。必殺シリーズも少ししか見てないですし。膨大な書き込みを読むのがやっとという感じでしょうか。なんだか消化不良を起こしそうではあります(笑)。

>芦辺先生
堺さんのお名前を間違えて表記していたようです(正しくは堺雅人さんです)。名前を間違うような人をすすめるのも、ちょっと問題ですね(苦笑)。もうちょっとカッコいい感じの方だったら、藤木直人さんとか陣内孝則さんなんかもちょっといいかなあなんて思ったのですが、いかがでしょう(全然タイプの違う方ばかり並べているような気が…)。

1634.「モダンシティ」を読みました..。 投稿者:猫貸し屋  投稿日:11月13日(月)13時58分46秒

最初の御挨拶から、どのくらいたっただろう...
芦辺先生に直接この掲示板で「これも!」と推薦(?)していただいた
「モダンシティ」よみおわりました....(単行本版で。)。
森江さんのシリーズもいいけど、「モダンシティ」もとても気に入りました。
読んでいるあいだ頭の中には映像(それもフィルムの!)が流れていたような気がします。
もう、なにも足さず、なにも引かず(ん?なんかウイスキーの宣伝のようだ。)の
ストーリーで映画化してほしいくらいです。
鶴子さんは岡本綾ちゃんで....(「オードリー」をみて、「モダンシティ」を
読んでいたせいか???)。
冒頭とラストのまぎわのシーンなんて....大きなスクリーンでみてみたいです。
USJが大阪にできるんだから、この物語を記念で映画化してくれませんかねぇ....。





1633.あら、これくらいでやめないで 投稿者:芝やん  投稿日:11月13日(月)13時53分50秒

あ、そうそう。著者近景の誤字前科者なので、念を押しておきますが、
ふつう猛威は「ふるう」ものですので、「誇る」のはココだけです。

ちょっと照れながらレトロ自慢をするおじさまたちを可愛いと思ふ私もおばはん。

1632.レトロは急にとまれない 投稿者:芝やん  投稿日:11月13日(月)12時29分28秒

猛威を誇るレトロウイルス。
ま、しかし、ココに来るような方はすでに感染はしてますから、発症はともかく。
考えてみれば、作品自体がりっぱな汚染源ですから。

>あしべさま

一昨日の公開講座、どうもありがとうございます。
講義もすばらしゅうございましたが、客席もえらい豪華になりまして、毎度お気づかいありがとうございます。例の件もお時間とらせましてすみません。
(これで、肝心の生徒さんがもう少し集まればいいんですけどね)

>一般参加の皆様

遠方より公開講座に参加の皆様。お疲れさまでした。
とくに昨日の西澤先生の講演会でもお会いした方々、本日は仕事がんばってくだされ。

1631.いらっしゃいませ、カスミさん! 投稿者:芦辺 拓  投稿日:11月13日(月)02時44分40秒

>カスミさん

 おお、レトロの嵐吹き荒れる中、ご新規さんの登場です。勇気ある行動に拍手。天野さんとやずみさんへのRESつけはちょっと置いといてっと……(ご両所、ごめんなさい!)。

 どうかぜひ感想その他をお書き込み願います。さて、何をお読みになったのやら。『死体の冷めないうちに』とかからちょっとずつ慣れていった人もいれば、イキナリ『地底獣国の殺人』を読んだので後はもう何が出ても平気だという人もおられます。こちらこそ、どうかよろしくお願いいたします。

1630.また浮上 投稿者:天野一  投稿日:11月13日(月)01時27分02秒

 またもやこっそり天野です。

 『贋作館事件』読了しました。読み応えありました。
 贋作アンソロジーって企画が面白いですよね。今年、『真説ルパン対ホームズ』も出たわけですけど。
 これからも、続いていって欲しい企画です。
 そして、芦辺先生の贋作ブラウン神父が読みたいにゃ〜〜、と。(贋作館にもありますけどー)

 『真説ルパン対ホームズ』といえば、とうとう近所の本屋に並びました! 半年遅れて並ぶ新刊……これもちょっとミステリーです。
 今日やっと『絢爛たる殺人』を購入してきたので、そのうち読みます〜。
 では!(逃)

1629.はじめまして(^w^) 投稿者:カスミ  投稿日:11月13日(月)01時07分46秒

初めまして。カスミといいます。
芦辺先生の本を読み始めてまだ一ヶ月もたっていませんが、
どうぞよろしくお願いします(^w^)

1628.みなさんの書き込みがあんり膨大でRESつけに画面をスクロールしてはまた戻り…… 投稿者:芦辺 拓  投稿日:11月13日(月)00時58分28秒

>日夏さん

 10000ヒット……誰もそんなこと気にしてなさそうですよ。恐るべしレトロウィルス。

>ふくしまさん

 おっ、そんな俳優さんがいますか。こりゃ一度「オードリー」見なくっちゃ。堺正人さんですね。岡村雄輔さんの「ミデアン」は大変評判が良いようで、僕も喜んでいます。願わくば作者のご存命中に「秋水物は今のミステリファンに受けてますよ!」と伝えたかったですね。宮原龍雄さんのエッセイの終わりの方など見ても、今またご本人が指向された本格ミステリの時代に回帰していることは伝わってないみたいですし。以前、推理作家協会の会報で「今の推理小説には興味がない」とおっしゃってドキリとしましたが、今思うとあれは社会派のことだったのですね。

>みわっち。さん

 そうなんですよ。レトロというのは、たとえば誰にとっても過去である場合と、その人の青少年期にリアルタイムで接している場合があって、後者の場合は当然人によって違うわけです。たとえば、僕は小学校時代に「ウルトラ」シリーズに接したものの、少し長じてからたまたま見た「仮面ライダー」「帰ってきたウルトラマン」にはがっかりしてしまって、だから思い入れはないのですね。ところがもうちょっと年下の方々は「仮面ライダーの第一。第二シリーズまでは認めるけれど、あとは……」というわけで、このあたりが実に面白い。たとえば同じ特撮ものだからといって、何もかも好きになる必要はないわけですよね。というか、そういう人はちょっとなあとも思います。

>鮎さん

 それは最近出た物ではないですよね。もうコミックの発売状況までは把握してなくて……。

>砂時計さん

 上記のようなわけで、僕はゴレンジャーとかの戦隊ものは全然興味なかったし、知らないんですよ。だから戦隊もののパターンとかキャラ配置とかを、もののたとえに出されるとキョトンとしてしまったりします。だからご懇切な感想(ありがとうございます!)の中に『殺13』との関連を言われると、すっかりあわててしまって、やっぱり勉強せにゃいかんのかなあ、と。

>田辺さん
 
 やあやあ、『絢爛たる殺人』へのご感想、感謝です。「ジュピター殺人事件」の掲載本は入手難とはいいながら、文庫にまでなった以上、再録するのははばかられました。だからこういう形で比較論をしていただけるのはうれしい限りです。そうなんですよ、田所警部は「ジュピター」が初登場らしいんですね。そうか、「密室」誌上での東西連作対決は田所VS星影でもあったんだ。しまつたあ、そのことを解説に盛り込めばよかったあ! ご指摘には感謝です。次の機会に生かさせていただきます。

>やずみさん

 僕の見たコミカライズ版「氷の死刑台」はどちらでもなかったような……。でも、こうした企画物を含めてフォローしようがないほど多くの作品が大量生産・大量消費されたマンガ文化というのは、どえらいものだったという気がしますね。

1627.「必殺」話ならなんとかついていけるかも 投稿者:みわっち。  投稿日:11月13日(月)00時46分17秒

>田辺 正幸さん

<あの「必殺仕事人」のタイトル・ネーミングは、第十五作の「新・必殺仕事人」
 えっと。三田村がはじめて加わったのは(第15作目は)「必殺仕事人」です。
 「○○技〜〜」というタイトルもおなじく「必殺仕事人」からです。
 「新・必殺仕事人」は三味線屋勇次が初参加ですし、タイトルも「主水、腹が出る」といった
 キャラクタ名+?でした。

1626.桑田版は復刻版があるからレトロじゃなかろう 投稿者:やずみ  投稿日:11月12日(日)23時22分12秒

>田辺さん、

『怪奇大作戦』の漫画版といえば桑田二郎さんですが…影丸さんもしてました?

桑田さんの『怪奇』はキャラクターがまんま桑田キャラだったり話の細部も違ってたりとTV版とはかなり異なってますが、なかなか面白いですね。桑田版『ウルトラセブン』も好きでした(おや、なぜかパソコンの上に桑田版セブンのフィギュアが…(笑))

話は飛びますが、桑田さんの最後の連載SF少年漫画『ゴッドアーム』、ずぅっと探してるのですが未だに見つかりません。漫画の本を自分で買い始めたころの本で、当時なぜか買わなかったのが敗因。聞いた話によると中央での古本の値はかなり高いそうで、復刊して欲しいのだけど原作が原作なもので望み薄な気も…。

1625.とめてくれ! 投稿者:田辺 正幸  投稿日:11月12日(日)21時35分29秒

う〜む、この掲示板をレトロ談義の無法地帯にしてしまったA級戦犯のひとりとしては、非常に責任を感じております。お詫びのしるしに、ミステリ・ネタを少々……。

「本格推理マガジン/絢爛たる殺人」に『むかで横丁』が収録されたのを機に、本棚の奥から埃にまみれた昭和六十一年刊行の河出書房版「鮎川哲也初期コレクション@/楡の木荘の殺人」を引っ張り出してきました。もちろん目的は藤雪夫・鮎川哲也・狩久氏の三氏による連作『ジュピター殺人事件』。『むかで横丁』とともにSRの会の機関誌「密室」に東西対抗の連作として掲載された作品です。
両方の作品を読み比べてみると、『ジュピター殺人事件』のほうには狭義のトリックが用いられていないのが意外でした。『むかで横丁』のほうにはあんなに複雑な時間錯誤のトリックが用いられているのに……。ミステリ界きってのトリック・メーカー三人の連作としては少々肩透かしをくった気分だったのですが……。でもよく考えると、連作というものの性質上、あまり複雑なトリックを使うのは逆効果だったのかも知れませんね。三人の作者もそう考えたからこそ、トリックよりもストーリー展開のほうに意を注いだのでしょう。そのおかげで確かに『ジュピター殺人事件』は山沢晴雄氏の言葉にあるように「ひとりの作者が書いたように、均整のとれた出来上がり」になっていました。
面白いのは『ジュピター殺人事件』では田所警部が探偵役をつとめ、『むかで横丁』の方は星影龍三が活躍しています。『赤い密室』以降はコンビを組むことになるこの二人が、こんな形で対決していたなんて……。

芦辺 拓様。
ぶわははははは。アルカード伯爵とプレトリウス博士の邂逅ですか。それはぜひ一度見てみたい図ですね。次の「異形コレクション」の生贄(執筆者)の選定でもされていたのでしょうか……。そこに「怪奇男爵」こと菊地秀行さんも加わったら、日本版「ディオダディ荘の夜」になったかも……。
コマ撮りの人形アニメと言えば、レイ・ハリーハウゼンの独壇場。私は菊地秀行さんの影響で、「原始怪獣現わる」や「空飛ぶ円盤地球を征服」の輸入LDを買ってしまいました……。
「怪奇大作戦」のマンガ化は、確か影丸譲也氏が行っていましたね。私は「恐怖の電話」しか憶えていないのですが……。

やずみ様。
『美女と花粉』は確かにSRIの地道で手堅い捜査方法が描かれた好篇でしたね。
マニキュアに反応する毒物の特定から、犯行現場に立ち寄った三人の女性を割り出していく過程は実にスリリングでした。
三人の容疑者のひとりを尾行した松山省二が、逆にストーカーと間違えられるシーンは面白かったですね。

みわっち様。
絵が実像となって殺人を犯す……。これは第二十話の『殺人回路』だと思います。
絵から抜け出す女神ダイアナを演じたのは、金髪美人のキャシー・ホーラン。彼女はこの時期の特撮ドラマの常連で、「キイハンター」などのアクション・ドラマや、松竹映画の「吸血鬼ゴケミドロ」、「昆虫大戦争」などにも出演していました。
あの「必殺仕事人」のタイトル・ネーミングは、第十五作の「新・必殺仕事人」のものですね。三田村邦彦が初めてメンバーに加わり、女性の視聴者が大幅に増えたとか……。私はどちらかというと、「暗闇仕留人」や「必殺仕置屋稼業」などの初期の作品のほうが好きなのですが……。

ああ、もうレトロネタは書かないと決めたのに、またしても指が勝手に……。
誰か私をとめてくれ〜!

1624.みわっち。さんが『ゴレンジャー』の話題を出したところで 投稿者:砂時計  投稿日:11月12日(日)19時43分16秒

『ゴレンジャー』最終回のなぞなぞは、『殺人喜劇の13人』に通じるものが。
・・・というわけで、『殺人喜劇の13人』、読了いたしました。

感想を一言で述べると、処女作ならではの過剰さが楽しい作品でした。完成度だけを考えたら10の力でまとめた方が綺麗に仕上がるところを、15、20の力を出しきってそれが魅力になっているような。2作目、3作目と書いていくにつれて刈りこまれていくような要素、処女作にしか存在し得ない魅力、そういったものを読んでいて感じました(どうも要領を得ない感想ですみません。もう少しちゃんとした意見が書けたら良いのですが)。

少しだけ気になったのは、55ページで挙げられている例の中にクイーンの国名シリーズのアレが入っていない事でしょうか(メジャー度からいって入っていて当然のような気がしたものですから)。あと、「コンドームを買った理由」については想像してみてもわからなかったです・・・(汗)。

元ヤン木リスナーとしては、「笑福亭鶴光・角淳一」の名前に激しく反応してしまいました。本当にしょーもないネタを爆笑に持っていくあの2人の掛け合いの絶妙さは忘れられません。
それから「ぬかる民」と呼べるほどのヘビー・リスナーではありませんでしたが、例の番組を聴いていた時期もありました。
嗚呼、懐かしのラジオ・デイズ・・・。

1623.そういえば…… 投稿者:  投稿日:11月12日(日)19時05分29秒

数ヶ月前、『怪奇大作戦』のコミックを買ったのですが現在行方不明。
一緒に買った『ウルトラマンタロウ/ミラーマン』は本棚にあるのに……。

1622.子供の頃の 投稿者:みわっち。  投稿日:11月12日(日)17時23分16秒

再放送がようやく『ウルトラQ』という私は当然のように『怪奇大作戦』話にはついていけなかったりいたします(先月だったかケーブルテレビでやっていた絵が実像となって人を殺すというお話はチラッと見ただけですし)。だから当然のように「これからの数十分間、あなたの目は体を離れて…」と始まる番組も「知識」としては知っていても「体験」はしていないのです。あ。この話は誰もされてませんでしたね(汗)。

なにせ幼稚園の頃のリアルタイムが『ウルトラマンタロウ』『仮面ライダーアマゾン』でしたから(^^)。あれ?でもその前の『A』に『X』もリアルタイムか。でもなぜか『V3』のダブルタイフーンの変身ベルトや自転車(ホッパーが飛び出るヤツ)がものすごく欲しかった記憶もあるのはなぜだろう?ちなみにそのアトの『レオ』や『ストロンガー』までかな〜。『80』や『スーパー1』はあまり熱心に見ていなかった記憶があります(^^)。

『ロボコン』や『ゴレンジャー』は好きでよく見ていたけれど(『ゴレンジャー』は特にあの「なぞなぞ」が好きでした)、どちらかというとヒーローモノより人情モノに傾倒していったような記憶があります。『ケンちゃんチャコちゃん』シリーズとか『てんとうむしの唄』とか…。あとドラマならやっぱり『赤い』シリーズでしょうか。どのシリーズなのか、そして結局はどうやって解決したのかは覚えていないのですが、パリのおばさまのところから飛行機で帰る途中、山口百恵が洗面所でイキナリ出血してしまい、Rhマイナスの血が必要となった…、というシーンが非常に印象に残っています(^^)。
あとこれは小学生の頃に再放送で見たものでしょうが、『ムー一族』とか『ありがとう』とか『寺内貫太郎一家』とかは妙に記憶に残ってますね〜。
最近DVDになったり大阪の方ではサンテレビで再放送しているらしい『横溝正史シリーズ』は小学校低学年の頃、怖い主題歌におびえながらもほぼ毎週見ていました。自分の所の掲示板にも少し前に書きこんだのですが、毎週土曜日、学校が終わってからの帰り道「今日はこんな展開になるのでは」と友人と推理合戦(!)をしていて(原作は漢字が難しくてまだ読めなかったのです)、お昼に学校が終わったにもかかわらず夕方近くまで話し込んでいたことを覚えています(^^)。

私にとっては子供の頃のあいまいな記憶の中の懐かしい話でも、キット皆様には「そんなことも知らないのか、この子は」という退屈な話ではなかったかと内心冷汗モノなんですが(必殺仕事人風に言うなら題して『自爆技レトロ返し』でしょうか)。レトロ談義に少しでもついていきたかったもので(爆)。

1621.レトロ談義についていけず… 投稿者:ふくしまりえ  投稿日:11月12日(日)14時21分05秒

最近のレトロ談義の盛り上がりはもの凄いですね。知ってる単語は出てくるんですが、それ以上は全く分かりません(苦笑)。

ところで『絢爛たる殺人』もまだ途中までしか読んでいないのですが、『ミデアンの井戸の七人の娘』、面白かったです。

それから、岡本綾さんのともか役、なんとなく良さそうな感じですね。「オードリー」から無理矢理引っ張って、森江役にあのドラマで助監督役をしてる堺正人さんなんてどうかなぁと思ってしまいました。美形ではないけど、なんとなくコミカルな風情が森江さんに似合いませんか?堺さんは双数姉妹という劇団で主に舞台をやってる方みたいなので、TVではちょっと大袈裟に感じられる演技ですが(笑)、そこがかえって面白いかな〜なんて思ってしまいました。ちょっと地味すぎますかね?竹野内さんと比べたら(比べてどうする)。

1620.カウンター 投稿者:日夏 杏子  投稿日:11月12日(日)08時55分13秒

そろそろ一万ヒット!ですね。

1619.もう一度お尋ねします。お客様の中に、話題をレトロ談議から…… 投稿者:芦辺 拓  投稿日:11月12日(日)05時23分28秒

>天野さん

 当方の書き込みとすれ違い(というのかな)だったので、ついレスが遅れました。すみません。推進強化本部も進行中のようで、ありがたいことです。『贋作館事件』は『真説ルパン対ホームズ』が出たのでもういいです――なんてこと言っちゃいけない。ご感想よろしく。

>やずみさん

 わっ、貴君まで……。しかし「怪奇大作戦」は妙にみんなの心に残っていますね。そういえば、当時の少年マンガ誌に載ったコミカライズ作品で、たまたま会社に行きたくなかったサラリーマンが冷凍人間の実験台にされてしまう話(「氷の死刑台」か)にゾッとさせられたものです。

1618.わても苦手でんねん 投稿者:芦辺 拓  投稿日:11月12日(日)02時48分22秒

……実はレトロな話題は(何を今さら)。といいつつ、今ごろ買った『18人の金田一耕助』(山田誠二氏著、光栄)に満載されたソフト帽に背広、ネクタイの〈探偵〉たちにニヤニヤ。森江春策にもソフト帽をかぶせるか。

>菫さん

 お久しぶりですよね。大正天皇の評伝が出た記事は僕も見ました。驚きですね。それはともかく、何とか時代を昭和じゃないや、平成の今の世まで引っ張り直すお手伝いをしてください。「オードリー」は実はほとんど見ていないんですよ。何というか非常にクセのない美人ですね、主演の人は。よし、ではキャスティング案に「岡本綾」をリストアップ、と。

>弓納さん

『地底獣国の殺人』へのご感想、ありがとうございます。あの作品は自分でもムチャだなあと思うのですが、それは作中では「鷲尾哲太郎博士」の説ということになっている木村鷹太郎氏の学説を小説に取り入れたいと思って、そのムチャさに負けまいとしての結果だったかもしれません。ほんとムチャなんですから(といいつつ、一時かなりハマっていた)。

 あと、全く趣味的なことなんですけど、作中最も喜々として書いたのは恐竜の描写なのですが、このとき僕のイメージに合ったのは今のCG特撮でもなく日本式のぬいぐるみでもなくて、妙にチカチカ動く齣撮りの人形アニメでした。急ごしらえの気球が翼手竜に襲われるシーンなんてまるっきりそれです。

>かんとく

 うーむ、これから『地底獣国』を読まれる方も多いことだし、その楽屋裏をもろ見せるような作品をお蔵出ししていいのかな。はてさて。

 それと今日、森奈津子さんの公開講座でお会いしたみなさん、ありがとう。楽しかったですね。とくに森江春策へのエールをくれたTさんたち、また書き込んでくださいよ。

1617.レトロウィルス感染中 投稿者:やずみ  投稿日:11月12日(日)02時20分17秒

>芦辺さん、

わはははは。『SFドラマのすばらしき世界 ウルトラQ/怪奇大作戦 フィルム・ストーリーブック』持ってます。あの頃のあの手のムックは貴重でした。ウルトラセブンのムックもありますが、あれは確か別の会社(多分てれびくん別冊)だったかな。

>早見さん、

できれば「夏街道」から全部出し直してほしいんですが…いやもう、どこにあるやら、ダンボールの海。ってなくらいで(苦笑)

>田辺さん、

「美女と花粉」というと私はまず理詰めの事件捜査を思い出します。毒の発見から犯人操作へと続くあたりのシナリオは良かったですね。
あんまりレトロな話題では拙いのでここまで。あ、私は昭和42年生まれなのでさすがに「ウルトラQ」を直に見たことはないです。見たのは中学の頃ビデオになってからですね。

…あ、でも今横溝正史の本を古本屋で捜索中。ただいま八冊発見、三冊読破。

1616.実はどころか 投稿者:弓納 悟  投稿日:11月11日(土)22時23分45秒

 まったくレトロな話題についていけない私(笑)年代の違いでしょうか(自分が若いと云いたいわけではないですが、いや、矢張り皆様に比べると若いのか^^;)

かんとく様>
 かんとく様、頑張って、その秘密裏の企画を遂行させて下さい! 愉しみに大人しく待ってますから!(笑)

1615.実はあまりレトロな話題にはついていけないかんとく 投稿者:かんとく  投稿日:11月11日(土)20時45分34秒

 なのでかるーく反応します。

>菫様
 http://masmas.lovely.to/aya/
 というサイトがあります……ちょっとお知り合いなので宣伝も兼ねて。

>弓納様
『地底獣国の殺人』には色々と裏があります。この作品には原型となる作品が存在するのですが、近々それを皆さんのお目にかけようと、密かに企画が進行していたりします――お目にかけられなかったら私の所為です、多分。

1614.『地底獣国の殺人』 投稿者:弓納 悟  投稿日:11月11日(土)15時38分25秒

 読みました。今まで読んだ森江春策シリーズと同じシリーズだとは思えません(褒め言葉です!)映画の『ジュラシック・パーク』やら『ロストワールド』を思い出しました(済みません、こういう映画しか知らない現代っ子なんです)結局、あのロストワールドが実在したのかどうか、最後まで分りませんでしたし(いや、でもきっとあったはずだ) 本当に難しい話でした。鷲尾博士の云っていた事も、本当にあのような考えをしてらっしゃる方がいたのか、という驚きもありましたし(参考文献リストを見て)人間の考える事って、凄いですね。いや、ホントに参りました。この作品で、壮大な映画を一本観せられたような感覚です。頭の芯がズキズキ。痺れてます。

1613.レトロな私が今日的な話題を?! 投稿者:菫(SUMIRE)  投稿日:11月11日(土)12時02分21秒

あちこちの掲示板に書込みながら、どこでも妙に浮いているわたくし。生年月日はともかく、生まれ育った所が山からすぐ海と言う僻地なので(絶海の孤島ではありません)と思っていますが。
お久しぶりでございました。時々覗いてはほへェ〜と感嘆するばかりでした。
つい先日の大正天皇の遠眼鏡事件は確証がない、との新聞記事を興味深く読んでおりました。
嗚呼!駄目だわ、ここに来ると頭の中が明治・大正・昭和初期と映画に変換されてしまふ、、、
はっ1と気を取りなおして。
N○Kの朝の連続ドラマ「オー○ドリー」見ていらっしゃいますか?
主人公が「一弦の琴」に田中美里の妹役で出ていたと思うのですが、、、いい子だな〜と思いません?ともか役の候補にくわえたいくらい惚れ込んでいます。
(ア、やっと今の話題になれたけれど、しょーもない事だった様な気が、、、、)

1612.お客様の中に、話題をレトロ談議から引き戻せる方はおられませんか? 投稿者:芦辺 拓  投稿日:11月11日(土)05時48分11秒

 井上雅彦さんはメールはされますが、確かインターネットは見ておられないと思います。以前の話ですから当てになりませんが。

 先日お会いしたとき、次の異形コレクションのテーマが「幽霊船」だと聞いて、即座に「ラルゲユウス!」(「鳥を見た」より)と叫んで、互いに心が通じ合うのを感じたアルカード伯爵とプレトリウス博士であった(禁同人誌作成)。

 正式には「万城目淳」ですね。ごひいき唐沢なをき氏のマンガに女新聞記者の「江戸川(淀川)ゆにこ」、干皮(ほしかわ)航空の「ずんちゃん」「みっぺいくん」コンビが登場するものがありました。

1611.復活……? 投稿者:天野一  投稿日:11月11日(土)02時39分48秒

 こっそり浮上しました、天野です。

 芦辺先生、作家生活10周年、おめでとうございます〜。

 それではまた。(沈没)。

 P.S.『贋作館事件』読んでます。思ったより読み応えがあります……

1610.あけてくれ! 投稿者:田辺 正幸  投稿日:11月10日(金)23時40分35秒

芦辺 拓様。
どうも最近書き込みが短いなあと思っておりましたら、タイムトラベルの最中でしたか。
私も「小説推理」の新人賞に応募する短編の取材の為、明治四十二年十月二十六日のハルビン駅に来ております。ここで起きた射殺事件をネタにするつもりなのですが……し、しまったあ! 楠誠一郎さんに先に書かれてしまった!

成程。「自治警特捜」は「怪奇大作戦」のSRIが母体でしたか。確かに捜査権もなく、拳銃所持も許されないシビリアン・チームという設定は酷似していますね。そう言えば『時の誘拐』の中でガーディアン・エンジェルの事に言及されておられましたっけ……。
私も小川さおり所員のファンでしたね〜。彼女が主役で活躍する『美女と花粉』は私のお気に入りの作品です。クライマックスで殺人植物が飼育してある温室に忍び込んだ彼女が犯人に襲われ、スチームパイプに縛りつけられた姿には子供心に怪しい胸のときめきを覚えましたっけ……。

おおっ、こんな所で江戸川由利子の愛称が出てくるとは!
ぜひとも万丈目淳と戸川一平も登場させていただきたいものです。
それにしても、井上雅彦さんの『竹馬男の犯罪』で、「万丈目」という名前のセスナ機のパイロットが出てきたのにはひっくり返ったなあ……。
確か井上さんは昭和三十五年生まれのはず。私たちと同様、「ウルトラQ」をリアルタイムで見て育った世代なのですね。こちらの掲示板にいらしてくれないでしょうか。ここはひとつ、「異形コレクション」に作品をお書きになった関係で、芦辺さんに使者に立っていただければ……。

一の谷博士は一応理学博士という設定になっていますが、植物学や生物学にも造詣が深いようです。う〜ん、自然科学界の南方熊楠みたいですね。
ぶわははははは。実在の「友野健二」に芦辺さんがなられたかも知れないのですね。「ウルトラQ
」の中でも最大の異色作『あけてくれ』は初回放送時にはオンエアされず、再放送時にようやく放送された曰くつきの作品でした。若き日の死神博士こと天本英世の好演が光ります。
ところで芦辺さん、作中の友野健二は異次元世界へと行ってしまいましたが、芦辺さんは明治三十六年の大阪から無事に帰還されますよね? 

1609.本来の話題が…… 投稿者:芦辺 拓  投稿日:11月10日(金)23時17分34秒

>みわっち。さん

 あなたが『絢爛たる殺人』を読むのを後回し(?)にしたりするから、もうここはレトロ無法地帯になってしまったではありませんか。ともあれ感想をありがとうございました。お感じになったカルチャーショックは、おそらく探偵小説としてだけでなく、物語スタイルや時代色に関するものもあったのではないでしょうか。僕もあらためて読み直してみて、何というかこのしたい放題な展開に「おれも負けてられるか」(何をだ)と思ったりしたのでした。しかし、やっぱペダンチズムはいいですなー(おっと、いったん断ち切ったはずの悪い病気が……)。

1608.恐縮です 投稿者:早見裕司  投稿日:11月10日(金)22時11分02秒

>やずみさん

あ、はい、その早見です。どうも恐縮です。
恐縮ついでに、最近は芦辺さんもお書きになった『異形コレクション』などに
短篇を書いておりますが、12月に水淵季里の新作が、10年ぶりに、川原由美子
さんのカバーイラストで出ます、はい。宣伝宣伝。

http://www.hayami.net


1607.お、お久しぶりです。 投稿者:みわっち。  投稿日:11月10日(金)12時09分09秒

いつのまにか見た目が特撮話掲示板になってますね〜、いや好きですけれど(^^)。

先日、ようやく『絢爛たる殺人』を読了することが出来たものですからご報告まで。
初手からカルチャーショックにやられまくりでなかなかサクサクとは読めなかったんですよ。
『むかで横丁』と『風魔』はものすごく面白かったんですが・・・(爆)。

あ、いや。清純そうなヒロインの自己中心的な『私のために幸せになりたい』発言に
辟易したり(あ、でもこれは現代のコギャルでもいいそうですね)、
妖婆っていったい・・・とか、本筋意外の部分でなじめなかったりしたものですから(汗)。

あと、2重密室の機械的なトリックがまだよくわかっていなかったり・・・(涙)。

あ。ダブル密室というか2連続密室の方は面白かったです。
なぜ密室殺人を二つもこしらえたかっていう理由に思わず「おおっ!」と膝を叩きました♪

以前≪今から『絢爛たる殺人』読みます〜。≫なんて書き込みをしてしまった手前、読み終わるまではこちらに書き込みするわけにはいかない!と、今まで面白い話題にも参加することもできず、指をくわえて見てるしかありませんでした(^^)。でも皆さんのあまりに「濃い」お話の流れに、私のような若僧はついていくだけで(ROMだけで)せいいっぱいというのが正直なトコロだったりするのですけれど。

1606.ますますエライことに…… 投稿者:芦辺 拓  投稿日:11月10日(金)06時13分30秒

 今ちょっと明治36年の大阪に旅行してるので、対抗してドサドサ書き込めないのが無念でありますが、しかし物すごいことになってきましたね。

 僕の手元に1979年発行の『SFドラマのすばらしき世界 ウルトラQ/怪奇大作戦 フィルム・ストーリーブック』(朝日ソノラマ、ファンタスティックコレクションNo.14。ヨレヨレなので価値はないと思いますが)があって、この何年か前から特撮関係の資料本がやたら出るようになったんですね。

 うう、見てると、拙作の“自治警特捜”との共通項とか見えてきてヤバいヤバい(ぴったり一対一対応とかはしませんけど)。あの中に出てくる玉村由梨子婦警はもろSRIの小川さおり所員(小橋玲子)だし、なぜ「由梨子」と名をつけたかというと登場人物に「ユリちゃん」と呼ばせたかったからだったということを思い出した。ということは「ジュンちゃん(もしくはセンパイ)」「イッペイ君」も出さなきゃいけないわけだ――って、すみません。また我田引水な話で。

 それにしても、今も昔も一の谷博士はあこがれの存在ですが、あの人の専門とファーストネームだけは謎でありますな。あと、ペンネームをマジに「友野健二」にしようと思ったことも……うわあああ、えらい本を引っ張り出しちまった。

1605.ボックス版LD 投稿者:田辺 正幸  投稿日:11月10日(金)00時35分49秒

どわああっ! ちょっと覗かない間に、掲示板がすごいことになっている!
う〜む、皆さんお好きですねえ。マニアックな話が……。私もそのひとりですが……。

やずみ様。
『遊星より愛をこめて』の内容をあんなに詳しく覚えていられるとは素晴らしい!
私は初回放送時に一度見ただけなので、漠然としたストーリーしか憶えていません。ウルトラマンで科学特捜隊のフジ隊員を演じた桜井浩子さんがゲスト出演していたことだけは覚えているのですが……。

「怪奇大作戦/恐怖人間スペシャル」のLDを御存知とは嬉しいですね。
私はその後に発売になったコンプリート版のボックスLDを持っています。私は定価の四万二千円で買ったのですが、その後どんどんプレミアがついて、一時は二十五万円もしたのには驚きました
。「恐怖人間スペシャル」のコピーに、「2度と、手に入らないかもしれない」とありましたが、本当にそうなってしまいましたものね。
あのジャケットの狂気人間を演じたのは、東宝映画『キングコング対ゴジラ』で探検隊の通訳になった名バイプレイヤーの大村千吉氏。彼が質屋の主人をいきなり日本刀で斬り殺すシーンは、トラウマになるほど恐ろしい場面でした。

『死神の子守唄』は、「十人の娘が旅をした。滝に打たれて一人目が死んだ」「九人の娘が旅をした。橋から落ちて二人目が死んだ」という歌詞でしたから、明らかにクリスティの『そして誰もいなくなった』が元ネタですね。
『霧の童話』もよい出来でしたね。メフィストこと吉田義夫扮する老人がいい味を出していました
。救いのないラストの意外さも秀逸。
老人問題を扱った社会派作品『青い血の女』、天本英世の好演が光る『二十四年目の復讐』、無差別殺人の恐怖を描いた『かまいたち』、最後まで犯人も動機も判らない『果てしなき暴走』など、「怪奇大作戦」には名作が沢山ありますが、何と言っても最高傑作は第二十五話の『京都買います
』でしょう。岸田森扮する牧四郎が最初で最後の恋をする珠玉のような名編です。長期ロケによる京都の町並みの美しいこと……。実相寺監督の美学が集結した傑作でした。

そう言えば「怪奇大作戦」は数年前に二巻組のハーフボックスとして再発売されましたが、『青い血の女』『光る通り魔』『こうもり男』『殺人回路』『美女と花粉』『狂気人間』の六作品は収録されていませんでした。『狂気人間』は判るとしても、あとの作品は何故収録されなかったのでしょう……。

芦辺 拓様。
レトロネタなら当方も在庫は豊富ですよ。
「てなもんや三度笠」で、財津一郎氏の役が浪人の蛇口一角から写真師の桜富士夫に変わった話とか、「悪魔くん」でメフィストが第十話で吉田義夫氏から潮健児氏にバトンタッチされた話など…
…。

1604.あらら(^_^; 投稿者:やずみ  投稿日:11月 9日(木)23時58分03秒

>芦辺さん、

いやどうもネタを膨らませて申し訳ありません。さすがに直に自分の感想を書くわけにもいかないので当たり障りのないところで落としたつもりなんですが。

>小森さん、

ビデオというと昔出てたセルビデオのことでしょうか?
TVから録ったとすれば大概昔ですよね。あれが放映できたのって。
あれって犯人は女性の科学者でしたっけ? 他の話とこんがらがってるんではっきりしないんですけど。

>早見裕司さん、

ああ、やはりあの早見さんだったのですね。改めて初めまして。名前見た時にそうではないかと思ってました。『夏街道〜サマーロード〜』は好きでした。最近のお仕事は失礼ながら読んでませんが。

1603.うわあ 投稿者:芦辺 拓  投稿日:11月 9日(木)21時10分11秒

 微妙な問題を含むだけに、二階堂氏にはメールで僕の知るところをお知らせしようと思っていたら、この大書き込み。それだけ多くの人たちの思い出なり、表現活動に対する考え方と骨がらみに結びついているということでしょう。

 さぁて、また行きますかレトロネタ(これをやってるときが、一番なごんでるというご指摘アリ)。はて、とっさにネタがないので、またしても明後日の告知。下記の「お知らせ」内の「公開講座」のとこをクリックしてください。

http://www.scenario-net.com/


1602.狂鬼人間 投稿者:小森  投稿日:11月 9日(木)13時07分03秒

「狂気人間」の回のビデオは持ってます。殺人をしても心身喪失で無罪とされるのを悪用して、狂気人間を創造する機械をつくって、連続殺人をやってまわるという話で、「日本ほどキ○ガイを野放しにしている国はない」というセリフがありました。今は放映できんわな。話は面白いですが。


1601.ですね 投稿者:早見裕司  投稿日:11月 9日(木)07時38分23秒

>やずみさん

チャット状態になって申し訳ありませんが、やはりネーミングなどは、制作者
の意図を(でいいのかな)守っていただきませんと。
以前にアニメの脚本をやったときには、ホラーアニメで落ちが決め手なのにも
関わらず、ワタクシが制作プロに言われて書いたリリース用のあらすじと別に、
どこからともなくストーリーを入手したらしいさる雑誌が、落ちをばらしてい
て、困ったことがありました。
そういう、基本的な問題なのでしょうね、これは。

http://www.hayami.net


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