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2300.坪井令夫警部補、某探偵小説家について言及さる! 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 7月20日(金)17時56分24秒

 あ、大事なことを……昨日の関西テレビ「おんなじ穴」で、つボイノリオさんが、コミックソングと探偵小説の相似性について触れた中で、僕の名を挙げてくださいました。

 聞き手ないし読者との一度きりの出会いのために仕掛けを凝らし、そのくせ普通の歌なり純文学のようには認められず、受け手の年齢によって感じ方が変わったり深みが出ることも期待できない――というあたりの、われわれの統一見解なのですが、何せ芦辺拓の名がマイナーすぎて、いまいち嘉門・原田両人にはインパクトがなかったのは申し訳ない限りでした。このトーク、来週また続きがあるのでお見逃しなく!

 あ、下の書き込みの「大衆娯楽作」は「大衆娯楽誌」の誤りです。

2299.野間美由紀さんの新著2冊を読んでくつろぐ(ほんとはそんなことしてる場合じゃないのですが、読み出したらやめられないのだからしょうがない)海の日 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 7月20日(金)17時35分11秒

 えっ、田辺さん来るんですか!?………………それはそれは、楽しみにしております。
                (↑何だ、この沈黙は?)

 さ、無用の詮索を抜きにして書誌情報です。でも実際、27日はこのイベント以外用事はないので当BBSにおいでのみなさんともお会いしたいものです。

 45. 幻はドンクルカームル (曇斎先生事件帳シリーズ短編・2)
 1) 『小説宝石8月号』(光文社・2001年8月1日付発行)

 ビデオといえば、昨日河津清三郎主演の金田一耕助もの「幽霊男」(東宝・昭和29年)を見ました。予想にたがわぬB級スリラーで、さすが「ゴジラの逆襲」やトニー谷の“家庭の事情”シリーズの監督らしく、何ともタルい出来でした。ついでながら、この映画のスチルとしてよく使われる河津金田一が地下道みたいなとこを通った場面はなかったです……半分眠りながらみていたせいかもしれませんが。なんてこと言いつつ、戦後の面影を残し、オリンピックのための再開発で破壊される前の東京を舞台にしたモノクロームの画面はけっこう好きだったりします。その意味で、大衆娯楽作に載った横溝氏原作の味をよく出しているとはいえますが、あまりオススメはしません。さ、次は中川信夫監督の「吸血蛾」を見たいものですが……。

 それにしても、この映画では加納三作博士役を貫禄たっぷりに演じた岡譲司(譲二)って、ほんっと探偵映画によく出ますな。明智小五郎(氷柱の美女)と金田一耕助(女王蜂)と由利麟太郎(蝶々失踪事件)と畔柳博士(蜘蛛男)、それに未見ですが等々力警部(悪魔が来りて笛を吹く)まで演った俳優というのも珍しい。

2298.こ、これは参加しなければ・・・・・・。 投稿者:田辺 正幸  投稿日: 7月19日(木)21時29分26秒

これはもうぜひ参加しなければ……。
ジョルジュ・デクリエールのルパン物は五作品がDVDになっていますね。「奇厳城」は入っていたかどうか記憶が定かではありませんが、大画面でルパンの活躍が見られるとあらば、参加しない手はありません。
同時上映として、芦辺さんがお持ちの「チャーリー・チャン映画」スペイン版を鑑賞するという企画はいかがでしょう?
実は私も、べラ・ルゴシのユニバーサル映画「魔人ドラキュラ」のスペイン語版のビデオを持っています。ドラキュラ役はルゴシに代わってスペイン人のカルロス・ウィラリアス。本家に比べていかにも泥臭いのですが、その大袈裟ぶりが一種の映画的躍動感を生んで、本家よりもずっと映画本来の面白さを出しているのは皮肉ですね。

2297.(無題) 投稿者:田辺 正幸  投稿日: 7月19日(木)21時16分14秒

芦辺様。
な、何と、ルパンのビデオ上映会に御出演とは

2296.お知らせ・ルパンのビデオ上映とトークの夕べに出演のこと 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 7月19日(木)19時02分23秒

 来る7月27日(金)18:00〜20:30、東京・恵比寿の日仏会館で開かれる「アルセーヌ・ルパンが登場した20世紀初頭のパリ――ビデオ上映とトークの夕べ」に参加してきます(細目や地図は下記URLにて)。

まずジョルジュ・デクリエール主演(この人のルパンシリーズは1975年ごろ、関西テレビの深夜にやっていたな)のテレビ版「奇巌城 エギーユの秘密」(52分)を上映後、19時15分より《ルパン同好会》の浜田会長たちとトーク。そのあと参加者交流会となるようです。

 入場無料とのことですが、たぶん、そんなに広報はされないと思うので、ちょっとお知らせまで。

http://www.mfj.gr.jp/index-j.html

http://www.mfj.gr.jp/jp/map-j.html


2295.あ、肝心のことを 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 7月18日(水)17時23分27秒

 ……忘れておりました>皆々様

 『赤死病の館の殺人』の見本、本日ぶじ到着。藤田新策画伯のカバー、これまでの定型を破る斬新な装丁、そして藤田香さんの春策・ともかイラスト、担当S氏と知恵を絞りあった本の構成など、いざ一つに組み上がってみると、何ともいえない感激でいっぱいです。23日に店頭に出ました折にはどうぞよろしく!

2294.おお、仕事の励みの素が……(あるいはその逆? いやいや!) 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 7月18日(水)16時07分03秒

 たった今アメリカから届いた小包。その中身は注文から一月半、やっと届いた4本のテープ……。

 『カナリヤ殺人事件』『グリーン家殺人事件』『僧正殺人事件』ならびに『チャーリー・チャンの活躍』の同時代映画化作品! 画質には相当問題があり、しかもチャン作品に至っては、英語版が失われたためスペイン語版(トーキー初期は吹き替えではなく、同じセットでキャストだけ入れ替えて撮影する外国語版が作られていましたが、どうもそれらしい)でしたが、この際そんなことはいいのです。ヒヒヒのヒ。

2293.光文社文庫《鮎川哲也コレクション》発売三日にして重版!!! 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 7月18日(水)00時17分15秒

 ――だそうです。むろん『ペトロフ事件』『人それを情死と呼ぶ』の両方とも。いやー、ああまで狂熱的な解説を書いた甲斐があるというもの。いかに当世、読者が鮎川作品に代表される真の本格作品に餓えていたかがわかります。こんな状態が続いていたのは、まさに犯罪的ですよ! そうした中で、今回の企画は地道な刊行作業を続けてくれていた青樹社文庫などと並ぶ、まさに快挙といえましょう。

2292.短篇漸く通過。 投稿者:かんとく  投稿日: 7月18日(水)00時01分00秒

 初めての完全受注生産短篇が無事OKを頂戴できました。このあともゲラ校正などがあるはずですが、取り敢えずほっと一安心。これで漸く長篇執筆に戻れます……。しかし、誌名等詳細はこちらでは触れないことでしょう。何故かというと……まあ、興味のある方は是非自力で探してやって下さい。一応、自分のホームページではそのうち広告する予定ですが。

 ……ところで、芦辺さんの仰言る美人編集者、知っている誰かのような気がしなくもない。気のせいのような気もしないでもない。

2291.真夏の狂奏曲 投稿者:田辺 正幸  投稿日: 7月17日(火)22時38分39秒

仕事の関係上、私は朝の四時に起きて五時に家を出る生活をしておりますが、最近は雨戸を開ける時間には既に雨戸が強烈な陽射しで熱せられていて、熱さに飛び上がりそうになります。う〜む、これでは熱帯夜の白夜のようなものではありませんか……。往年のТVドラマ「ミステリーゾーン」の名作『真夜中の太陽』を思い出し、地球の地軸がずれてはいないかと、いらぬ心配をしている私でありました……。

架之様。
か、陰間茶屋とはまた衝撃的なお言葉! う〜む、中学一年の時、夏目漱石の『坊っちゃん』の中に出てくる「湯島の陰間」の意味が判らず、国語科の先生に聞きに行って、頭に拳固をもらった事を思い出しました……。
御心配ありがとうございます。先日のクーラーの使いすぎに懲りて、昨今は執筆時間を夜に切り替え、窓を全部開け放して夜風を入れながら原稿を書いています。しかし、上半身裸でワープロに向かう姿は、我ながら鬼気迫るものがありますね……。
炎暑の続く中、クーラーなしでは本当に大変だと思いますが、若さでこの夏を乗り切って下さい。涼しくなる最良の方法は、やはり身の毛もよだつホラー小説を読む事でしょうか……。

芦辺様。
光文社文庫の鮎川哲也コレクション『人それを情死と呼ぶ』に寄せられた巻末エッセイ、『街角のイリュージョン』を拝読しました。
確かに「新本格」以降のミステリーの盛況ぶりしか知らない若い読者の中には、時刻表トリックを主体とする『アリバイ崩し』を忌避する傾向があるようですね。私も事あるごとに「鬼貫もの」を薦めているのですが、なかなかあの面白さを理解してくれる人がいなくて困っています。
しかし、鬼貫ものが「新本格」の特色である「日常の謎」と「ゲーム空間」の橋渡しをする存在であるとは……。まさに眼から鱗の着眼点でした。
しかし、『名探偵Z』がキャリアを疵付けかねない「美人編集者」とは誰ぞや!? ええ!? これさ芦辺拓、白状せい!! (すみません。角田喜久雄氏の『盗っ人奉行』を読んでいたもので、ついお奉行様口調になってしまいました……)

2290.Re:アツイナツ & 坪井警部補情報 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 7月17日(火)19時21分41秒

 去年すなわち2000年の夏は1994年以来の猛暑だったので、てっきりこれから何年間かは小ましな暑さですむと思っていた愚かな私……であります。

 何かほんとにアブないセリフを口走っておられますが、ご用心ご用心>架之さん

 あ、それと今日、有志の方からわざわざハガキで通知があったのですが、関西テレビの木曜深夜「おんなじ穴」の7月19・26日放映分に愛知県警の坪井警部補ではない、つボイノリオさんが出演され、嘉門達夫・原田伸郎両氏とともにコミックソングについて語られるとのこと。拙作の叙述トリックや暗号文づくりに重大な影響を与えた“つボイ節”について、本人の口から何が明かされるか!?

 なお、10月からは「日本往来 2001年東海道中ひざくりげ」というラジオ番組を担当され、これ関西では「ごめんやす馬場章夫です」内のハコモノ番組として正午前ごろに流れる由。久々にノイズなしでのトークが楽しめるゾ。
 

2289.突然日記「出た日が命日」 2001年7月17日(火)祇園祭と《名探偵Z》 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 7月17日(火)18時01分38秒

 本日、梅田にてご新規の版元の編集さんと初対面の予定――でしたが、このところの生活時間帯の狂いが頂点に達し、外見上は早起きの勤労者と同じになったこともあって、思案のあげく今日がメインの山鉾巡行の祇園祭に行くことにしました。子供のときに見たことはあるはずなのですが、大学時代にもこの手の祭りは「何もわざわざ……」という気があってか縁がなく、そのままズルズルきてしまったのだから呆れたものです。まあ、浴衣の彼女を連れてゆく機会がなかったってことですがね。

 京阪特急にて京橋を九時過ぎに発。するとその車中で「祇園祭見物の方は、三条でお降りください……」と親切にアナウンスしてくれたので、その通りにすると、何と折よく先頭の長刀鉾がやってくるのが河原町三条の交差点から遠望されました。ほどなくやってきた長刀鉾や後に続く蟷螂山、霰天神山などを追う形で河原町御池の辻回しポイントへ、さらに御池通を進んでゆきます。しかし、このころから適度に涼しい曇り空からカンカン照りの暑さで新町通への曲がり角(ここからぐっとコースの道幅が狭くなって、いかにも京の町祭といった感じになります)あたりは大変な人いきれ。ようやく時間も迫ってきたので道を取って返し、一駅分だけ地下鉄を利用して正午6分過ぎの特急にて淀屋橋へ。そこから梅田の某ホテルロビーへ向かったのですが、10分ほど遅刻しちゃいました。それ以降の話は、遺憾ながら企業秘密。

 さて……この日記の表題の末尾に何か妙な名前がくっついているのは何を意味するのか。それはまだ申せませんが、これさ芦辺拓、いくら作者とはしては自作に愛着があり、世に出してやりたいのが当然とはいいながら、あの怪シリーズのためにあたら美人編集者のキャリアに疵をつけていいと思っとるのか。ええ!? 何だと、すべては読者のために――って、あれを好きな人って政宗九氏ぐらいしか知らんぞ。倉知淳氏はわざわざハガキでほめてくれたけど。

2288.アツイナツ 投稿者:架之  投稿日: 7月17日(火)15時50分17秒

芦辺先生、企画応援、どうもありがとうございます。それと、先日、書店にて『赤死病の館の殺人』を予約してきました。発売日が若干異なるものの、何とか無事に手に入れられそうで、ほっとしています。残すところ、あとおよそ5日。いよいよカウントダウンですね。カレンダーの日付に/線を書くのが楽しい今日この頃。
田辺正幸様、企画応援、そして面白そうな本の御紹介、どうもありがとうございます。外国の本は地名や人名が覚えにくいからとこれまで逃しがちだったのですが(ホラー作家といえばトマス・トライオンぐらいしか知りませんでしたから)、田辺様の紹介文を読んで興味が湧いてきました。早速、探してみることにします。田辺様の長編の締め切りも、いよいよカウントダウンですね。冷やしすぎはあまり身体によくないと聞きます。おせっかいかもしれませんが、あまり無理はせず、身体にはくれぐれもお気をつけ下さい。
最近は私も暑さにまいってしまい、クーラーの無い部屋の中で「暑い〜、暑い〜、世の中何か間違ってる〜……」とか「う〜、う〜、陰間茶屋ってなんなのさ〜」などと何の脈絡も無いことを口走っております(危ない人みたい……)。某TV番組によると、ある気象現象と別の気象現象が二つも重なって、今年は記録的な猛暑になるとか。芦辺先生も田辺様も、暑さにめげず頑張ってください。
架之でした。

2287.Re:ログ、アップしました。 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 7月16日(月)23時20分10秒

>鮎さん

 今、ちょっとだけ拝見しましたが、とてつもなくシュールなチャットもあったものではありませんか。凄すぎる……。まさに企画の勝利であり、参加されたみなさんの個性あってこその快挙でありました。感謝感激雨アラレ、あられ植垣うぐいすボール♪(←これ、前にもやったぞ)、ひたすら平身低頭でございます。へへーっ。

2286.ログ、アップしました。 投稿者:  投稿日: 7月16日(月)22時53分23秒

地底獣国の殺人』なりきりネタバレチャットのログをアップしました。
「森江春策読本」の贋作コーナーに置いてあります。ご覧下さい。

↓ログのURL
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Shikibu/3282/lost_world.html

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Shikibu/3282/


2285.贋作対談、お疲れさまでした 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 7月15日(日)13時30分22秒

>鮎さん

 何か大変マニアックな企画、深夜に至るまでお疲れさまでした。結局僕は寝込んでしまったのを幸い、潜入しなかったので(知り合いに「こういうチャットがあるんだけど、こっそり参加しようかな」と言ったら「よしなさい」とたしなめられました)、ログがアップされたらまた拝見します。いやー、何を言われてるか知りませんが、とにかくありがたいこってす。

 声優情報は今はさっぱりくわしくないのですが、つボイノリオさんが京都の深夜放送に復帰されたころ、つられてラジオ番組を聞き込み出したら、まあどこもかもアニメ関連ばかりでびっくり! それで自然にくわしくなったことはありました。そうした影響の一つというのか、岩男潤子さんという方がモデルになって『不思議の国のアリバイ』の光岡潤子プロデューサーが書かれたってことは、ここでは明かしませんでしたっけ?

2284.贋作対談、終了。 投稿者:  投稿日: 7月15日(日)13時01分19秒

『地底獣国の殺人』なりきりネタバレチャット、無事終了しました。
参加された方々、お疲れ様でした。作品のネタばれ話と贋作を両方成立させようという企画内容でしたが、難しかったですね。最後まで誰が誰を演じていたのか明かされませんでしたが、配役(?)表を作成したいので、メールでこっそり教えていただけると嬉しいです。
ログは近日中に「森江春策読本」の贋作コーナーにアップします。アップが完了したら、ご報告させていただきます。

>鷲尾教授の声
私は永井一郎さん説ですね。
緒方賢一さんはメフメット中尉って感じだなあ。(なんじゃ、そりゃ)

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Shikibu/3282/


2283.吉ですよ、吉! 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 7月15日(日)00時09分06秒

 いま某小説講座から戻ってきたのですが、睡眠時間ズレっぱなしのままあまり寝ずにいたのでクタクタです。田辺さんご指摘の五輪招致の件については言いたいことが山ほどあるのですが、今日はこの辺で(それにしても、この期に及んで「まだ次がある」とか言うか……)。鮎さんとこのチャットに潜入したいのも山々ながら、ちょっと寝ます。であるからトリックよ、今日の夜の散歩はナシね。夜中か夜明けごろに目が覚めたらむりやり叩き起こして連れてゆくけど。講談社版角田全集は奇遇にも今日、某古書店で何巻か見かけたのですが、たった13巻ではとても輪郭もつかめないってとこですね。

2282.大阪府のオリンピック開催地への落選は府民にとっては吉か凶か? 投稿者:田辺 正幸  投稿日: 7月14日(土)21時12分24秒

暑い。実に暑い。
と言いながらも、暑さを口実に今月末の長編の締め切りが延びてくれる筈もなく、今日も朝の七時からクーラーをつけっぱなしにして執筆に励んでおりましたら、午後になって妙に身体がだるい……。完全に冷房病になったようであります。う〜む、これでは今晩鮎さんのHPで行われる予定の、「『地底獣国の殺人』ネタバレチャット」への参加は無理かも……。文明の利器も、思わぬところに落とし穴があったりします。
もっとも、おかげで執筆ははかどり、原稿はついに七百枚を突破……。目標の八百枚にあと一息というところです。長けりャいいというものではありませんが、今まで私が書いたものの中では一番の長編になりましたもので、つい……。
まあ、どう頑張ったって二階堂先生の『人狼城の恐怖』の四千枚にはかないっこないのですが……。

架之様。
「ホラー小説読了百番勝負」とは、何とも豪快な企画ではありませんか。ぜひとも実現させてほしいものです。
「モダンホラーは長編、怪談は短編に限る」というのが私の持論ですが、角川ホラー文庫に収められている大長編の数々もさる事ながら、夏の夜には読む者の肌に粟を生じせしめる短編怪談の傑作もお忘れなきよう。
私のお薦めは創原推理文庫に収められている『M・R・ジェイムズ傑作選』でしょうか。この十九世紀のイギリスの怪談作家については、拙作『我が友アンリ』の中でも触れていますが、非常に端正な良質の怪談を生涯に渡って発表し続けた作家です。叔父の許に引き取られた少年をこの世のものとも思われぬ恐怖が襲う『消えた心臓』、銅版画の中の人物が過去の呪われたドラマを再現して動き回る『銅版画』、存在しないはずの部屋が夜になると出現する『十三号室』、夢の中の妖魔が現実の世界にも現れる『笛吹かば現われん』等は不朽の名作ですので、ぜひ読んでみて下さい。

芦辺様。
大阪府のオリンピック開催地への落選、残念でした。
芦辺さんに影響されたわけでもありませんが、私も十数年振りに角田喜久雄氏の『髑髏銭』を再読。怪剣士・銭酸漿の哀切きわまりない最期と、それを看取る女スリ・お銀の純情に、年甲斐もなく涙いたしました。
それにしても、こういう伝奇小説というのは本当に再刊の機会に恵まれませんね。辛うじて春陽文庫と、富士見書房の時代小説文庫で読める程度でしょうか。う〜む、かつて講談社で角田氏の全集が編まれた時、第L巻の『高木家の惨劇』しか買わなかったのが、今更のように悔やまれます……。
さあ、次は以前に東京文芸社から出ていた『怪塔伝』『春風まぼろし谷』を再読することにしましょうか……。

2281.突然日記「出た日が命日」 2001年7月13日(金)『半九郎闇日記』 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 7月14日(土)04時18分11秒

 書き下ろしのための要素煮詰め作業で、昨日とは別のファミレスに立てこもり……というほど長時間にはあらず、思うところあって角田喜久雄氏『半九郎闇日記』(春陽文庫)上下巻を読み継ぐ。以前上巻の途中まで読みかけたものの、妙に追いまくられる日常に落ち着けず、いったん中断していたもので、再度読み出したのはこないだ『妖棋伝』を十何年ぶりに再読したり、カッパ・ノベルスS氏と時代伝奇ジャンルについて話し合った影響かも。

 実は『半九郎――』は角田氏最高傑作の呼び声高く、それに惹かれて読み出したものの、このジャンル独特の視点人物(単に描写の視点ではなく、物語を見つめつつ推進してゆく役柄としての)が際限なく増えてゆくのがめまぐるし過ぎるところがありました。そのため、いったん中断したあとは読み継ぐのがつらいのではないかと案じていたのですが、何のなんの。特に後半に入ってのドライブ感が素晴らしく、一気に読み終えてしまいました。

 赤穂浪士の切腹から14年、江戸の町に横行する大石内蔵助ら一行。さらには竜宮の於兎姫(おとひめ)や忠僕の亀吉なども現われ、謎の文書「将監闇日記」をめぐる死闘が展開される。怪奇な地下屋敷、危地に陥るヒロインたち、ゲーム感覚で繰り広げられる人質の拉致と奪還。そして八丁堀同心・水木半九郎と後半大暗躍する魅力的な極悪人・松前屋本蔵の対決――。

 いやはや、『高木家の惨劇』などの本格推理を多数ものした角田氏ならではの、緻密な構成と大胆な展開から成る時代伝奇、実に堪能しました。とにかく善玉も悪玉もおっそろしく理詰めでアタマのいいのが素晴らしい。こうなると、角田氏のこの系列の中で最も本格味が濃厚な『影丸極道帳』を再読しなくっちゃという気になってきました。もっとも、こないだ読んだ、ミステリとはあまり接点がなかったはずの山手樹一郎氏の『変化大名』などを見ても推理的興味というのはたっぷり含まれていて、推理・伝奇の両ジャンルの意外な相性のよさについて考えさせられました。

 ――で、こういうコーマイな結論を得、とつおいつ考えつつ帰宅したあとは、さぞ筆が進んだかというと……すみません、あまりの暑さにまた「大人気睡眠まんが・よくねるくん」してしまいました。

2280.『死びとの座』もさることながら 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 7月14日(土)00時51分09秒

 ほぼ時期を同じくして出た角川文庫と立風書房の長編全集、この両者のテキストがどういう関係になっているかは、確かまだわかっていないはずです。僕は先生が後者のために、直接朱を入れた原著を見ているので、前者ではどうなっているのか、テキストとしてはどちらを選ぶべきなのか悩ましいところなのです。

2279.死人の座 投稿者:二階堂黎人  投稿日: 7月13日(金)20時14分25秒

鮎川先生の『死人の座』は、単行本と文庫版で内容が少し違うので、今度の文庫版ではどちらに準拠するのか、ちょっと楽しみなのであります。

2278.関係ありませんが 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 7月13日(金)16時32分06秒

『赤死病の館の殺人』の編集担当氏は、先日エンターブレインから通常のサイズに再編集された唐沢なをき氏の『夕刊赤富士 上・下』の元版(連載当時のタブロイド見開きに準じた大判で、古書店に出てるのを見たことがない)を持っているらしい。うーん、マニアック! 僕に言われたかないか。

2277.Re:禁断の……? 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 7月12日(木)13時18分44秒

>架之さん

 「紙袋の中に詰まったホラー小説をつかみ取りにして読む」とは、また何と面白い夏休み企画ではありませんか。こういう豪快読書もまたよし。それとは少し違いますが、枕元にお好みの本を積み上げて寝るでもなく起きるでもなく読みながらゴロゴロするという手もあります。このとき小説は何でもいいのですが、漫画なら『鎌倉ものがたり』『アタゴオル物語』のようなユートピア的物語連作がよく、それとは一見対照的な唐沢なをき氏作品もgoodです。

 僕は雑誌の仕事を奇跡的(?)に片付けあと、ずっと「よくねるくん」状態になって生活時間帯が狂いっぱなしで弱ってます。そうした調子を取り直すのと、ちょっと小説構想の練り上げとかあって、昼日中ながら今からファミレスに立てこもってきます(←安上がりですなぁ)。

2276.禁断の……? 投稿者:架之  投稿日: 7月12日(木)11時04分06秒

芦辺先生。
お返事ありがとうございます。感想がうまく頭の中でまとめられなくて、あんな文章になってしまいましたが、ほっとしています。私も「よくねるくん」読みました。やっぱり睡眠は必要ですよね(笑)。あと、ダブりの件ではお手数をおかけしました。以後気をつけますです(^^ゞ。
田辺様。
こちらこそ、お優しいお返事をありがとうございます。あとおよそ200枚。いよいよ、ラストスパートですね。頑張ってください。それと、『本格推理』は休みに入ると実家に帰るので、そちらでも探してみますが、それでも見つからなかった場合はご好意に甘えさせていただきます。お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。
毎年夏休みになると、「自転車で日本一周」みたいな企画が持ち上がってますが、私も何か挑戦してみようと想い、決めました。題して「真夏の恐怖企画! ホラー小説読了百番勝負」!! 紙袋一杯にたまった角川ホラー文庫を一気に読んでしまおうと、8月から暑気払いも兼ねてやってしまいます(あ、芦辺先生の『赤死病の館の殺人』は先に読ませていただきますね)。誰か他に挑戦なさる方……いないですよね、こんな肩の重くなりそうな企画(苦笑)。
架之でした。

2275.追記 投稿者:かんとく  投稿日: 7月12日(木)00時54分23秒

>芦辺様
 読書の野望を書いているうちに肝心のことを書き忘れてしまいました……
 その節は大変申し訳ありません。完全にペース配分を間違えて体調を崩してしまい、慌ただしいままお別れせざるを得ませんでした。今はほぼ完全に復調したのですが、後悔すること頻りです。いずれ、今度はもっとゆったりとしたスケジュールでお邪魔させていただこう、と目論んでおりますので、そのときはまた改めて宜しくお願いいたします。

 で、これは芦辺さんのみならず楽しみになさっている方に対しても。
 短い面会時間でしたが、トリック嬢の写真はきちんとお預かりいたしました。が、いま洒落にならないほど追い詰められていますので、スキャニング・加工・アップロードという手順を踏んでいる時間がありません。そのため、写真館の更新はどんなに早くても来月以降となってしまいます。大変心苦しいのですが、お待ち下さいませ。

2274.追い込みー 投稿者:かんとく  投稿日: 7月11日(水)19時16分52秒

 というか、追い込まれー。週末までに挙げないと別の方にしわ寄せが行く原稿を手掛けております。内容的にはよく煮詰まっているのですが、あとは執筆ペースを向上させるしかありませぬ。止めている長篇も気懸かりですしー。

>芦辺様
 ミスの訂正・項目追加完了しました。ご確認下さいませ。今回の鮎川作品復刻ではあの『死びとの座』もラインナップされていると伺って複雑な心境です……私が鮎川作品のコンプリートを目指したとき、最大の障害となったのが実はこの長篇だったりするので。いや、何にしてもこの辺りの入手困難作が暫く市場で手に入りやすい状態となるだけでも有り難いことです。
 ちなみに私が情報として掴んでいる、これら復刻シリーズ第一回配本の発売日は13日です。未読の方は是非是非チェックしてみてくださいー。私も来月以降、余裕が出来たら一気に再読しようかと目論んでおります……8月はひと月で100冊ぐらい読んでやろうとすら思っている驚異のフラストレーション。

2273.業務連絡 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 7月11日(水)15時19分47秒

 ……というよりは、本ができたのがうれしいので。リストの随筆・評論の部です。

● 街角のイリュージョン――鮎川哲也小論
  鮎川哲也・著『人それを情死と呼ぶ』(光文社文庫・2001年7月20日付初版)巻末エッセイ

2272.外電によると、鮎氏ら三名を中心とする《新・ノアの方舟探検隊》が、かのアララト山火口下の空洞世界の再調査を敢行する由。隊長ら「恐竜を手土産に」と豪語! 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 7月11日(水)03時36分31秒

>鮎さん

 いよいよ、というか本当におやりになるのですね。それで思い出しましたが、ネットで「この作品がアニメ化されるとしたら、鷲尾博士の声は緒方賢一を希望」という説を見ました。私はもっとヒステリックなボイスキャラかなと思ったり……どうでもいいことですが。

 どうでもいいといえば、あることで気づいたどうでもいい業務連絡です>かんとく。

 著作リストの短編の部の38番、「名探偵Zの暴走推理」の初出は2000年でしたよね。日付はこのまんまで正しいのですが。これは僕から提供したデータのミスでしょう。なぜ今ごろこのシリーズの書誌なんか掘り返してるかと言いますと……それはナイショ。いや、そんなことより、こないだの来阪ではゆっくり話ができず残念でした。

2271.現在、『地底獣国の殺人』を再読中であります。 投稿者:  投稿日: 7月11日(水)00時41分33秒

こんばんは。
なりきりネタバレチャット、一人でも多くの芦辺ファンのご参加をお待ちしております。よろしくお願い致します。ログは「森江春策読本」にアップします。

>芦辺様
捕物帳完成、おめでとうございます。う〜ん、楽しみ(特に「若い与力」が・笑)。
23日には『赤死病の館の殺人』が刊行されますね。こちらも楽しみです。

>田辺様
執筆、ご苦労様です。頑張って下さい。無事、某社から刊行されるといいですね。

<私はティラノサウルス・レックス氏の名前を使わせてもらいますか。
<デイノニクス氏、イクチオステガ氏、パレオバトラクス氏という手もありますが……。

うう〜ん、成程。その手がありましたか(笑)
私は一角獣で参加すると致しましょう(嘘)

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Shikibu/3282/


2270.Re:お久しぶりです!! 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 7月10日(火)21時23分36秒

>レーン卿さん

 これはどうも、6月25日(月)20時32分47秒以来ではありませんかっ。卿は中3であられましたか。不自由なこと、つまんねぇことも山のようにある半面、何を読んでも見ても面白い時期なんじゃありませんか。

 僕の場合、何か勉強だテストだ体育の授業だとウルセーことばかりな一方、SFに夢中でありまして、そこから派生していろいろ読みましたなあ。古本屋という空間にとてもない沃野が広がっているのを発見したのもこのころでした。ちょうど桃源社から出た“大ロマンの復活”シリーズが山のように――って年寄りの懐旧談はこの辺で。ちょうど、昨晩、そうした一環で読んだ角田喜久雄氏の伝奇大チャンバラ小説『妖棋伝』を二十何年ぶりに読み返したりしていたもので。

 というわけで、またぜひおいでください。

2269.お久しぶりです!! 投稿者:レーン卿  投稿日: 7月10日(火)11時54分24秒

芦辺先生に出会えて(?)感動して死んでしまったわけでは御座いません。
当方、なにぶん学生(中3)という身分にあずかっております。
それで、ここずっとテスト勉強で来られなかったのです。
でもこれからはちょくちょく来られたら良いな〜、と思ふております。

これからは「ロストワールド」と聞ゐても「スティーブン・スピルバーグ」でも「コナンドイル」でもありません!
声を高らかに申しましょう!!!!!!!
「芦部先生!!!!」
とね。

2268.う〜む、もっと香山滋氏の作品を読んで古生物学の勉強をしておくんだった・・・・・・。 投稿者:田辺 正幸  投稿日: 7月 9日(月)21時11分22秒

>架之様。
な、何とお優しいお言葉! 今月末の締め切りに向けての強行スケジュールに喘いでいる身に慈雨の如く染み渡りました。
おかげさまで、只今四百字詰め原稿用紙に換算して680枚まで書き上げました。最終的には800枚前後になる予定なのですが……。う〜む、分量だけは芦辺さんの大傑作『時の密室』に匹敵しますね。内容のほうもあれに匹敵する作品になれば嬉しいのですが……。
拙作『我が友アンリ』をお探しいただいているとの事。本当にありがたい事です。もしどうしても見つからないようでしたら、私が三冊持っているうちの一冊をお譲りいたしますので、メール等で御連絡いただければ幸いです。

>芦辺様。
いよいよ『赤死病の館の殺人』の刊行ですね。先日『和時計の館の殺人』を購入して芦辺作品コンプリート! だったのですが(あ、「明清疾風録」第三巻のみ未読……)、これでまた読むべき本が増えました。
「曇斎先生事件帳」第二話の完成、御苦労様でした。捕物帳というのは独特の形式を持つ時代ミステリであるだけに、様々な可能性がある分、制約も大きいですね。私もいつか明治初期を舞台にして、「安吾捕物帳」のスピリッツを継承した捕物帳を書きたいと思っているのですが……。
余談ですが、福沢諭吉は武士が刀をさしている事を揶揄し、「刀なんてものは馬鹿の度合いを計るくらいにしか役に立たない」という意味で、刀のことを「バカメートル」と評していたとか……。私の捕物帳の第一話は「御維新はバカメートル」なんてタイトルにしましょうか……。
あ、7月14日に鮎さんのHPで行われるネタバレチャットでは、『地底獣国の殺人』の登場人物のキャラクター名で参加するんでしたっけ……。では私はティラノサウルス・レックス氏の名前を使わせてもらいますか。デイノニクス氏、イクチオステガ氏、パレオバトラクス氏という手もありますが……。

2267.鷲尾哲太郎博士、ティラノサウルス・レックス氏その他になりかわりまして御礼 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 7月 9日(月)18時31分07秒

>架之さん

 ご感想ありがとうございます。いやー、あまりに暴走しすぎて、やりたい放題やった作品だけに、あの作品をお読みになる方があると聞くと「どうぞ、心して……ご寛容の精神もてお読みくださいますように」と後ろ姿に手を合わせてしまうのですが(何じゃそりゃ)、よかったよかった。

 僕は、本格ミステリならではの「絵にならないカタルシス」とともに、昔のハリウッド映画風の「絵になるスペクタクル」(この作品の場合は秘境冒険的な要素ですね)を何とか自作に取り入れたいと思っているので、その点をご指摘していただいて喜んでいます。そうですよね、「かっこよさ」ってああいうのもアリですよね!?

 捕物帳完成に次いで「小説推理」の連載も書き上げたので(編集者さんは日曜深夜の午前三時も自宅で作業をしているぞ。スゴイぞ)、その安心から、こないだ買った唐沢なをき画伯の『夕刊赤富士・下乃巻』所収の「大人気睡眠まんが・よくねるくん」さながらの半日を過ごしたところ、頭脳もスッキリ、性格も人並みになりまして、そこへこのご感想を読んだものですから、人と自然と宇宙にとても優しい気持ちになりました(じゃ、ふだんは……?)。ありがとうございました。

 書き込みダブリの方は処理しておきますね。

2266.感想(と言っていいのかなあ、これは)など。 投稿者:架之  投稿日: 7月 9日(月)17時31分18秒

芦辺先生、『地底獣国の殺人』読み終わりました!(買ったの先月なのに、遅くなってすいません……)
奇想天外な設定とまるで映画みたいな展開に興奮しながら読んだのですが、ちゃんと本格推理小説としての驚きまで用意されていて、1冊で2つも3つも美味しい内容でした。頭の中でその情景を想像しながら読むのですが、森江さんが「あの人」に「あの事」を指摘したときのシーン! あれがもうかっこよくってかっこよくって、いま想いだしてもくらくら来てしまいます。
次はいよいよ、7月の『赤死病の館の殺人』ですね!「ダ・ヴィンチ」8月号を見ると、新刊案内のところにちゃんと載っていたので、とりあえず安心しています。楽しみに待ってます!(走り書きみたいな書き込みですいません……)
田辺正幸様。その後、長編の進み具合はいかがでしょうか。市内の書店を走り回ったのですが、「我が友アンリ」、まだ読めてません。ごめんなさいm(__)m。もっと捜索範囲を広げてみる事にします。
もう夏です。何かと体調を壊しやすい季節なので、芦辺先生も田辺様も、お身体にお気をつけて、お仕事頑張ってください。架之でした。

2265.これはすごいことになってきた…… 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 7月 8日(日)03時19分51秒

>みわっち。さん

 これは三悪人、じゃない三羽烏(このネタ、そちらでも使いましたね)揃い踏みの怪企画ですね。いかが相成りますことやら。キャラなりきりというのが新しいですが、これもどうなりますことやら。そっと電柱の陰から見守らせていただきます。

 今はなぜか山手樹一郎の明朗時代小説などを読んでいる私。うーん、この善人は善人らしく、悪人はどこまでも悪人らしく、それでいて名もない悪の手下どもには改心のチャンスも与えられているユートピア的チャンバラ世界! ドロドロした悪念の世界を描くに比べて、こちらの方がはるかに困難をきわめることでしょう。

2264.お久しぶりです。 投稿者:みわっち。  投稿日: 7月 8日(日)02時26分08秒

え〜ちょっと告知を兼ねて登場です。

来る7月14日、23時から「森江春策読本」の鮎さんのHPのチャットで『地底獣国の殺人』文庫化記念!なりきりネタバレチャットを開催致します。

ルールは一つ。いつものハンドルネームではなく、誰でもいいですから『地底獣国の殺人』に登場したキャラクタ名でチャットにご参加ください。できればそのキャラクタの話ぶりを真似ていただけると盛り上がることと思います。

とりあえず今のところ参加者は天野一さん、鮎さん、私の3人ですので、まだまだキャラクタに余裕があります!誰がどのキャラクタになりきるのかは全く判らず、早い者勝ちです。

ぜひぜひ一人でも多くの芦辺ファンのご参加をお待ちしております。よろしくお願い致します。

追伸 その日のログはあとから鮎さんのHPで公開予定です。なのでその日はちょっと都合が悪くて……という方もあとからそのログを見て楽しんでいただけるかと思います。では。

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Shikibu/3282/index.html


2263.いえいえ、お気遣いなく 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 7月 7日(土)13時02分28秒

>愛川さん

 これはご丁寧なごあいさつ、痛み入ります。原書房からの新刊、おめでとうございます。森江春策の名を引用してくださるそうで、ありがたいことです。そんなに言っていただくには及びませんので、というのは『夜宴』での記述を受けて、僕も『怪人対名探偵』で根津愛ちゃんのことに触れているわけですから。ということで、今後ともよろしくお願いいたします。

2262.またまたお世話になります 投稿者:愛川晶  投稿日: 7月 7日(土)07時04分24秒

>芦辺さま
すっかりこちらではごぶさたしてしまいました。時々覗きには伺っていたのですが。
さて、今月原書房から私の新刊が刊行されるのですが、例の『堕天使殺人事件』の絡みで、またまた森江春策というお名前が出てまいります。ご本人が作中に登場というわけではないのですが、それでも事前にご了解を得ておくべきだったと反省しております。今ごろお願いするのでは申し訳ないのですが、後輩のわがままということで、どうかお許しください。
先日お会いした時はゆっくりお話しできず、残念でした。お互い西と東に離れているので、なかなか機会がありませんが、またいずれ、いろいろ教えていただきたいと思っています。

2261.しまった 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 7月 6日(金)01時27分40秒

『カスミ伝△』は講談社からの出版だったのですね。『カスミ伝全』『カスミ伝S』と同じ社の棚を一生懸命探していたのだが、道理で見つからないはずだ。

 さて、今週末はかんとく来阪の由。そして今月末には、小生が東京にてルパン関連の某イベントに出席予定。詳細はまたアップします。

2260.突然日記「出た日が命日」2001年7月3日(火)捕物帳第2話完成 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 7月 4日(水)03時23分15秒

 昨日から引き続き、「小説宝石」8月号掲載予定の“曇斎先生事件帳”第2話「幻はドンクルカームル」執筆。出だしで江戸の出逢茶屋に当たるのは大坂では何と言ったか確かめるのに手間取ったり、「殺しはエレキテル」に続く蘭学トリック(?)をどう使うか迷ったり、そのためのA地点とB地点をどこにすればでいいか『摂津名所図会』や「浪花百景」、落語辞典の類をひっくり返したりと相変わらずの非効率さでしたが、先週末から腹を決めて書き急ぐことにしました。そのおかげあってか今日の10時前までに何とか完成。いったん送信するも、一、二か所書き足したくて再度メール。しかも枚数オーバー気味のため削りながらの作業となり、これも非効率なこってす。

 捕物帳というスタイルは、細かしいつじつま合わせをブッ飛ばして狙った趣向だけを打ち出すことができる半面、上記のように場所や人をどう設定してゆくかに苦労させられます。このあたり〈江戸〉の残影を原風景としてもっておられ、そこが培ってきた文化をしっかり受け継いでおられる都筑道夫氏などと違うところです。あと、漠然と同時代人のように思っていた人々が、年表を作ってみるとそうでなかったり……。そうした苦労(?)の半面、今回は特に名前を与えるつもりがなかったり、ほんの顔出しだけの予定だった登場人物が生き生きと勝手にしゃべりだして、こちらはうれしい誤算となりました。

 それはそれとして、「殺しはエレキテル」はともかく「幻はドンクルカームル」ってな、訳のわからない題名ですね。まあ、この場合はわからないからいいわけですが、するとこのあとは「恋はトーフルランターレン」とか「決め手はタルモメートル」とでもなるんでしょうか。いくら蘭学者大好きの僕でもまさかね。

 仮眠のあと昼過ぎからファミレス立てこもり。月末にかけて書き下ろしに集中するための連載もののアイデア整理など。てな風に一見なかなか勤勉な日を送りつつ、そのあとは帰途に『カスミ伝』の3冊目が出ているか探しにいって、かわりに見つけた唐沢なをき氏『夕刊赤富士 上・下』(エンターブレインからの新装版)にニヤついたり。晩は晩で小森健太朗氏と電話で涙香話(氏が論考を寄稿しておられる『黒岩涙香の研究と書誌』について)など。小森さん、いつも小生のワケワカな説を聞いてもらってすまんです。

 いかんいかん、こんなことでは小説三昧の日々とは言えん! この調子では23日発売予定のカッパノベルスが今年最後の新作になってしまいかねないではありませんか。頑張らねば。

2259.捕物帳執筆終盤?なれどチト逃避 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 7月 2日(月)23時16分48秒

>田辺さん

 ジャック・レモン扮するフロスト警部……うまいっ。しかし、フロストみたいに周囲を「振り回す」キャラではなく、むしろその逆のような気もしますね。ん、待てよ。田舎か下町の警察で、モジュラー式に多発する事件に追いまくられて往生するレモン老警部……こ、これはいけるかも!

 影響を受けたキャラというのは、森江春策のほか宇留木昌介とか高塔周一とかの男性キャラですね。あと、ジャック・レモンといえば愛川欽也というように、声優さんが持っているキャラ性というのもけっこう参考になったりしますが、声優ネタは論じだすとみなさんご意見がありそうで、キリがないことになりそうですね(以前、某所で「声優は人物描写のたとえに使えるか?」という話題でけっこう盛り上がりました)。

2258.謹んでレモン氏の御冥福を祈ります 投稿者:田辺 正幸  投稿日: 7月 2日(月)22時15分01秒

芦辺様。
私がジャック・レモンの名を知ったのは『チャイナ・シンドローム』からでしたから、リアルタイムでは壮年以降の彼しか知らないのですが、レンタルビデオの普及によってビリー・ワイルダー監督の映画を見ることにより、芦辺さんと同様の印象を持ちました。特にシャーリー・マクレーンと共演した『アパートの鍵貸します』は、私の最も好きな映画ですね。
う〜む、彼にR・D・ウィングフィールドの「フロスト警部シリーズ」を演じてもらいたかったと思うのは私だけでしょうか……。
あ、彼が影響を与えた芦辺さんの作品の某キャラとは、ひょっとして『殺人喜劇の不思議町』に登場する仮名文字新聞の老記者・天羽進氏では?

2257.ジャック・レモン追悼 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 7月 1日(日)00時21分18秒

 決してそんなに深い映画ファンというわけではない小生が言うのもなんですが、この人が亡くなったことには、やっぱり感慨深く物寂しいものがあります。

 「フロント・ページ」の愛すべき新聞記者ヒルディ・ジョンソンあたりを筆頭に、「アパートの鍵貸します」の愛すべき保険会社計算課員バクスター、「あなただけ今晩は」の愛すべき巡査(からヒモに転職)ネスターなど、一連のビリー・ワイルダー映画で彼か演じた役柄には常に“愛すべき”という形容を冠したくなります。そのあたり、災難にあいまくる「おかしな夫婦」のビジネスマンや、割に近年のテレビムービー「七十年目の審判」で、冤罪の疑いが濃い事件の裁判に慎重な姿勢をとったために地位を失う州知事でも一貫していたような気がします。

 ひょっとして、僕の小説の某キャラに最も影響を与えたかもしれない愛すべきスターの死に合掌……。

2256.『地底獣国の殺人』&『和時計の館の殺人』読了! 投稿者:田辺 正幸  投稿日: 7月 1日(日)00時19分30秒

芦辺様。
今週は「森江春策アラカルト」と称し、講談社文庫版による『地底獣国の殺人』の再読と、光文社カッパノベルズ版『和時計の館の殺人』を読了しましたので、お約束通り感想をば……。

まずは『地底獣国の殺人』。三年前にノベルズ版で読んだ時には、その内容の奇想天外さと息つく暇のないストーリー展開にあれよあれよという間に読了してしまいましたが、今回再読してみて、くどいほど伏線が張ってあることにびっくりしました。あの探検隊のメンバーを掲載した新聞記事の扱い方の妙……。見習いたいものです。
あの犯人を隠すトリックは、高木彬光氏の『妖婦の宿』や鮎川哲也氏の『薔薇荘殺人事件』に先例がありますが、長編を支えるだけの力があるとは思いませんでした。
しかし、この作品を読むと無性に恐竜が出てくる映画が見たくなります……。という訳で、ウイリアム・オブライエンの特撮が素晴らしい『ロスト・ワールド』を観賞! 原作にはないプロントザウルスの都市破壊は映像ならではの迫力です。
あ、作中に名前のみ出てくる「根本教」は、やはり出口王仁三郎の「大本教」がモデルでありましょうや……?

ノアの方舟に恐竜、超能力を持った部族という華々しい道具立ての『地底獣国の殺人』に比較すると、『和時計の館の殺人』はどうしても地味な印象になってしまうのは仕方がないでしょうか。
まあ、この作品は芦辺さんも仰言っておられるように「探偵小説としての原風景」に立ち返ることを目的にして書かれている訳ですから、ここはじっくりとその懐かしい味わいを楽しむべきなのでしょう。
それにしても、この作品の特徴は二つの異なった時間に身を置いている登場人物たちの間に生じる小さな差異が、世にも不思議な不可能犯罪を構成するということですね。言わば「時間軸の違いによって生じた密室状況」という訳で、私は鮎川哲也氏の『道化師の檻』を想起してしまいました。
しかしラストで、濡れ鼠になった森江春策がよれよれのセルの着物に袴を着るというのは、もろに「あの探偵」を連想させるようで楽しいですね。

名にはともあれ、森江春策氏の活躍を堪能出来たこの一週間、私に取っては至福のひとときでした。『赤死病の館の殺人』の刊行を楽しみにしています。

2255.Re:遅ればせながら 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 6月30日(土)01時30分51秒

>やずみさん

 お買い上げ&書き込みありがとうございます。やずみさんに以前論じていただいた『歴史街道殺人事件』とは装いからして違うので。どんな感想を抱かれたか楽しみです。おっ、「クルドの星」カですか。あの作品は読んではいないのですが、たまたま立ち読みで開いたコマに「アタチュルク通り」なんて言葉が見えたりしてオオッと思ったものです。

 そして「ラストコンチネント」! 東宝特撮黄金期の昭和30年代が舞台というのが何とも心憎い。たまたま東京三世社版の第一巻を入手してから、完結編を偶然見つけるまで何年かかったのかなあ。近年、合本の新装版が出たみたいですね。『地底獣国の殺人』のカバー絵をお願いした藤田香さんは、たまたまこの作品のことはご存じなかったのですが、巨匠・山田章博画伯に負けない“秘境冒険”世界を描き出してくださったと思っています。ラストのスケッチは……各自ご想像をば。

 逆に、今度の『赤死病の館の殺人』ではイメージイラストをつけたりして、思い切ってこちらからビジュアル面を打ち出しているのですが、これについては賛否両論あるでしょうね。カッパの担当氏ともかなり話し合ったものです。

2254.遅ればせながら、 投稿者:やずみ  投稿日: 6月30日(土)00時40分59秒

『地底獣国の殺人』文庫発売おめでとうございます。

芦辺さん、お久し振りでございます。

なかなか見かけなかったのですが、先日ようやく見つけました。
で、

見た、買った、読んだ、面白かった!



…で終わるのもなんですね。現在と過去が絡み合い、記録と口述により編まれた不可思議なトリック(オチの人物トリックは読めましたが他はほぼ全滅。楽しませてもらいました)は『時の誘拐』を思い出しました。舞台が舞台だけに綿密な都市や交通のデータが絡むことは殆どありませんでしたが、歴史的人物や事実の何気ない登場は流石ですね。こういう所も芦辺作品の楽しみの一つです。私などトルコといえば『クルドの星』が来るくらいなもので(あれは現代だが)、事件当時の社会情勢など初めて知った次第。他にも飛行船関係の話も実に面白うございました。そっかー、アムンゼンの悲劇の影にそういう話があったのね…。

表紙も実にはまってます。主役の折竹がえらい凛々しいのはなんですが(なんか作中より今風な感じで)浅桐悠子女史が実に色っぽいので文句無し。タイトルと画の構図もぴったりだし(でも出来れば残りの探検隊の人たちも小さくシルエットでいいからどこかに入れて欲しかった)。
モノがモノなのでつい表紙から『ラストコンチネント』を思い出したのはご愛嬌。

最後に出た考古学者にして冒険家には笑いましたが、それよりラストシーンがまたいいですね。
もし371ページの空きスペースの真ん中にこのスケッチがこぢんまりと載っていれば、文句無しでしたが、ちょっと残念。

2253.「ある日の森江春策事務所」 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 6月29日(金)20時01分10秒

>架之さん

 お役に立てて幸いでした。『堕天使――』の帯は、当時リレー小説の連絡用に使っていたパティオ(といっても、ニフティに加入していない人が多かったのですが)で、毎回の原稿が上がるたびに景気付けに書いていた往年の「講談倶楽部」「キング」調のアオリ(ちょうど『怪人対名探偵』の構想中でもあったし)が元なのです。それを目に止めた二階堂氏が単行本化の際にどこかに盛り込みませんかというので、結局あそこに落ち着いたのでした。

 あ、それと皆々様にお知らせ。本日、『赤死病の館の殺人』に収録の各編の扉絵と、ラストのイメージイラスト(そのタイトルが、この書き込みの表題というわけなのです)を見ました。これは、スゴイ。

2252.御礼 投稿者:架之  投稿日: 6月28日(木)18時00分03秒

早見裕司様。
イの一番のご返答、どうもありがとうございました。小酒井不木先生の存在は知っていたのですが(「名前が素敵」とか想ってました)、まさかその小酒井先生だったなんて……と、びっくりしています。あと、いつかバリケードを破ってクモ男爵さんが出ていらっしゃったら、ご報告下さいね(笑)。
芦辺先生。
完全正答(?)とURLの提示、どうもありがとうございました。早速、覗かせていただきます! 楽しみ楽しみ。二階堂先生からの書き込みも読んで「『地底獣国の殺人』危うし?」とはらはらしてましたが、とりあえずは危機を脱出できたご様子で、ほっとしています。小学生の頃に読んだ恐竜の図鑑には翼竜や魚竜が出ていたので、意外な事実を知ってしまいました。
田辺正幸様。
田辺様にも、もちろん「ありがとうございました」なのですが……それ以前に、「ごめんなさい」ですね。以前、名前を間違えてしまったことに対して。すぐ下に田辺様の書き込みがあったって言うのに……「これじゃあ、一文字変えたら某芸能人じゃない!」と、(真面目に)反省しました。本当に、ごめんなさいです。それと、提示してくださった作品の内、自分が読んだ作品は「紅玉ダイヤ」「暗夜の格闘」「白痴の知恵」「塵芥は語る」みたいです(記憶と照合した結果)。「探してみようかな」と想っていた矢先に、他にも未読の作品があると知って、今から胸が弾んでいます。
「胸のつかえがとれた」って、こういう感じを言うんですね。
御三方とも、疑問にご丁寧に答えて頂いて、本当にありがとうございました。
                                       架之より

2251.書庫に入れないわけ 投稿者:早見裕司  投稿日: 6月27日(水)03時12分52秒

>芦辺さん

 要するに、書庫の入り口に本が積まれてしまって、整理も何もあったもん
ではなく、バリケードと化しているのです。クモ男爵はいない――と思います
が、自信なし。

 で、「ウルトラQ」のDVDですが、欲しいですねえ。ビデオテープでは
持っているのですが、何しろ原盤がいいはずですから、ニュープリントなら
ば。白黒映画のニュープリントというのは、思うよりいいものです。

http://www.hayami.net


2250.『地底獣国の殺人』の危機!? 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 6月27日(水)01時23分22秒

>二階堂さん

 もしその作品が、わが『地底獣国の殺人』より発表が早いとすると、拙作が主張する「世界初・恐竜の出る本格ミステリ」の座は危ういということですか? うーむ、弱った……。

 フハハハハハ、さにあらず! プテラノドンすなわち翼竜や魚竜などは、正しくは「恐竜」には含まれないのです。ああ、よかった。

2249.『少年科学探偵』のこと 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 6月27日(水)01時13分50秒

>架之さん、早見さん、田辺さん

 「塚原俊夫」ではないでしょうか。念のため検索をかけてみたところ、「俊雄」となっているものがありました。下記のサイトの上の方では何とテキスト化されていて読むことができます。

 それにしても、早見さんが書庫に入れないというのは何か怪物でも潜んでいるのでしょうか。つい「ウルトラQ」の“クモ男爵”の巻などを想像してしまう拙者でありました。そういえば、昨日寄ったCD屋で「ウルトラQ」のDVDの宣伝を流していて、ちょっと欲しくなったりしました。

http://www.d1.dion.ne.jp/~ueda_nob/authors/botan/botan.html

http://nob.internet.ne.jp/note/note_3.html


2248.『少年科学探偵』シリーズ 投稿者:田辺 正幸  投稿日: 6月27日(水)00時53分17秒

架之様。早見様。
『少年科学探偵』シリーズは、小酒井不木氏の実質的な処女作である「紅色ダイヤ」を始め、「暗夜の格闘」「髭の謎」「頭蓋骨の秘密」「白痴の知恵」「紫外線」「塵芥は語る」「玉振時計の秘密」等の作品が収録されていましたね。しかし、『世界の少年少女文学全集』に取り上げられていたとは知りませんでした。
う〜む、私もかつて復刻版で読んだ筈なのですが、主人公の名前が思い出せません……。
しかし、この本の初版は大正十五年ですから、乱歩の『少年探偵団』シリーズより十年以上早かったのですね。このシリーズの主人公は、小林少年の大先輩に当たる訳ですな……。

2247.Re: あれは誰だったのかしら? 投稿者:早見裕司  投稿日: 6月26日(火)20時39分08秒

>架之さん

それは、小酒井不木の「少年科学探偵」ですが、名前が思い出せません。
全集は書庫にあるのですが、書庫に入れないのです(-_-;。どなたかご教授を。

http://www.hayami.net


2246.お疲れ様でした。 投稿者:二階堂黎人  投稿日: 6月26日(火)20時21分25秒

芦辺さん、先日はHMCパーティーでお疲れ様でした。
ぜんぜん関係ありませんが、もうすぐ原書房から出る『密室殺人コレクション』の中に収めた「飛んできた死」(世界最初の足跡トリックもの)は、恐竜に殺された?男が出てきます。何と、犯人と目されるのはプテラノドンです。

2245.あれは誰だったのかしら? 投稿者:架之  投稿日: 6月26日(火)19時48分08秒

芦辺先生、ご返答ありがとうございます。『美味しんぼ』などで「味覚の劣化」とよく取り上げられているのを見ましたが、結構その問題は身近なところに浸透しているんですね。それと、下の書き込みを見てビックリです。あの言葉、実は芦辺先生によるものだったんですね。結構気に入ってる文句でしたから「なかなかやってくれる編集さんだ」などと想っていたのですが……。『地底獣国の殺人』は無事に購入できました(やった!)。先生ベタ誉めのカバーイラストに、私もうっとりです。ただいま、夢中で読んでいるところですー!
ところで、この書き込みを読んで下さってる方に、お願いしたいことがあります。
私のお母さんが子供の頃から買い集めていた『世界の少年少女文学全集』(←うろ覚えです)というのを、私も読みました。『ドイツ編』『フランス編』など、作者の出身地ごとにまとめられており、その中の『日本編』に、少年探偵の物語が収録されていました。当時乱歩の『少年探偵団』シリーズが愛読書だった私は、その作品(短編が4作ほど収録されていました)にも興味を覚えて読みました。面白さ自体は普通だったのですが、そんな作品を読んだことを最近になって想い出して、作者名も主人公である少年探偵も覚えていないことに気付きました。何たる危機! その『全集』は今はもう手元にないので、皆様の記憶を便りにここに書き込みさせていただいた次第です。以下に、断片的に覚えていることを記させていただきます。

@その少年は天才児である。「三角形の内角の和が180度」であることを発見したのも彼だった。他にも幼い頃からたくさんの発明をし、特許を取っている。
A少年は学校に行くのがつまらなくて探偵になった。科学の知識を駆使する探偵。だが両親は「危険だから」と、ボディーガードを一人、彼のそばにつけることを条件に納得した。ちなみに物語は、そのボディーガードである「彼」の一人称で綴られる。
B少年の知り合いには「Pのおじさん」という、彼があだ名している人がいる。ちなみに「P」とは、「ぱーちくりん」ではなく「POLICE」の頭文字である。つまり刑事だ。

他の情報をばらすとネタばれになってしまうので未読の方のために書けませんが、これが覚えている精一杯です。どうか、この少年探偵の名前と、彼を創造した作者の名前を教えてください。よろしくお願いいたします。
架之でした。

2244.書誌に載らない書誌データ/句惹ノ《件事人殺使天堕》 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 6月26日(火)14時44分01秒

 ふと思いついて、古いファイルから掘り返してみました。角川書店版『堕天使殺人事件』の帯の裏側に無署名で書いたものです。

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 堕天使! 堕天使! この稀代の怪人は一挙に男女十数名を惨殺し、日本各地に花嫁衣裳の死体をバラ撒いた。警察の必死の捜査を尻目に、完全密室に殺人を敢行し、はたまた空中に雲散霧消したかと疑わしむるなど、その妖術はまさに千変万化。この恐るべき兇賊に狙われた人々の悲運……ところへ躍り出た義侠の名探偵がどうしてこれを黙過すべき、敢然奮起してここに知恵比べ腕比べ胆比べ、殺人鬼と雌雄を決する痛快壮烈の大活躍!!
 『新世紀「謎」倶楽部』に勢揃いした人気作家連が総力を結集し、この秋に贈る一大探偵小説巨篇。謎は謎を生み、変転曲折驚くべき波瀾を呼んで一度読み出したらもうやめられない。怪奇と戦慄と魅惑の大渦巻『堕天使殺人事件』をどうかお見逃しなく!!!
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 さしも精細を極めたかんとく作成の著作リストにも載せようがなく、またその必要もないものですが、ちょっとご披露しておくことにしました。

2243.いらっしゃいませ、芦辺さん 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 6月26日(火)00時34分50秒

 えーっと……一瞬びっくりしてしまいました。ということで、よろしくお願いいたします>芦辺さん

2242.こんにちは 投稿者:芦辺  投稿日: 6月25日(月)23時16分22秒

うちは芦辺です。
名前を入れて、検索したらでてきて、有名な人がいるのだなーとびっくりしました。
わたしも読んでみます。ではでは。

2241.突然日記「出た日が命日」2001年6月25日(月)建石画伯原画展と上方浮世絵館 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 6月25日(月)21時58分30秒

 昨日たっぷり寝たので、今日はすこぶる快適。しかし暑いですな。夕方近くになってから「幻想文学」の表紙でおなじみの建石修志画伯の装幀原画展が最終日なので、梅田・阪急17番街ビル内の小さな画廊へ。幻文はもちろん稲垣足穂の『ヰタ・マキニカリス』や鮎川先生のハルキ文庫版『怪奇探偵小説集』のカバーを飾った油彩・テンペラを主とする小品群を堪能しました。幻灯機などの懐かしオブジェを盛り込んだ画面には引き込まれそう。いつかきっと自分の著書に……と思いつつ辞去。

 それから、久々のかっぱ横丁(古書街)で江戸・京大坂の都市風俗を比較した随筆(あえて名を秘すも、非常に有名なもの)の翻刻シリーズにが目にとまるも、東京行きでの散在の直後ゆえぐっと我慢。そのあと、めったにCD屋には寄らないのですが、ちょっと探している曲があってミナミは千日前近くの某店に行った折、かっぱ横丁に貼ってあったポスターで初めて存在を知った「上方浮世絵館」が法善寺向かいということですぐ近くなので足をのばす。本当に小さなミュージアムですが、やわらかい照明のもとさりげなく展示された芝居絵たちには浪花の味がたっぷりと感じられ、これまた堪能。しかし、上方浮世絵の研究はほとんど未開拓であり、まして僕にとっては居並ぶ作品やその絵師たちの名前も未知なものが大半なので、小説に取り入れるにはまだ時間が必要です。とはいえ、せっかく大坂を舞台にした捕物帳を始めたのだから、なるべく早く生かしたいもの。

 それにしてもムワーッとして耐え切れぬ“大阪の夏”がついにやってきた感じ。繁華街の片隅に荷車を停めたオッチャンが眠り込んでいるそばで、犬が二匹ベターッと寝そべっているのがいとおかし。その後帰宅しましたが、さて今晩こそは馬力をかけねば……。それにしても上方浮世絵館は必見ですよ、みなさん。

2240.いらっしゃいませ、レーン卿さん! 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 6月25日(月)21時45分55秒

>レーン卿さん

 ようこそおいでくださいました。私が「あの」「その」「この」芦辺拓でございます。もはやニューカマーは望めないのかと悲嘆していましたが、うれしいことです。ゆるりと各コンテンツや過去ログをお読みになっていってください。拙著へのご感想やご質問はもちろん、お好きな話題はバンバン振ってください。きっとコンクジュースを一気飲みするような“濃い”人々、ならびに私がお答え申すすでありましょう。

 *せっかくおいでになったのに死なれては困りますので、レーン卿さんの発言をサンドイッチにしてみました。

2239.はじめまして 投稿者:レーン卿  投稿日: 6月25日(月)20時32分47秒

はじめまして、レーン卿と申します。
ここのBBSに投稿してらっしゃる「芦辺 拓」さんってあ、あの、あの!あのロストワールドの芦辺大先生ですか!!!!!!!!????????

もし、そうだとしたら、私は死んでもかまいません!!!!!!

だって大先生の次に書き込みできたのですから。

2238.いやはやどうも 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 6月25日(月)00時26分03秒

>田辺さん

 どうも東京行きとなると、なかなか腰が上がらず、行けば行ったで無意味に用事を重ねてしまうので、こういうことになります。ひょっとして「吸血蛾」を見に行ってらっしゃるかなとも思いましたが、むろんどうか無理はなさらず。

 井上さんの件、うっかりしていました。まさに絶好の機会だったのに申し訳ないことでした。しかし、このテーマ(「テーブルの前にした死骸」のシチュエーションそのもの&どこかで聞いた出所不明の怪異談)には興味の尽きないものがありますね。

 『地底獣国』『和時計』イッキ読みとはありがたい話。またご感想などをぜひ。

2237.お帰りなさいませ! 投稿者:田辺 正幸  投稿日: 6月24日(日)23時22分31秒

芦辺様。
おお、上京されていたとは存じませんでした。でも、池袋の新文芸座のオールナイト興行にはいらっしゃらなかったのですね。う〜む、そうと知っていたら、無理をしてでも代理として池辺良主演の『吸血蛾』を見ておくんでした……。

井上雅彦先生とお会いになったのですか? それはぜひ、私が以前に書き込みをした『テーブルを前にした死骸』=『夜歩く死体』の仮説を懸賞していただきたかったですね。でも、ひょっとしてまた新たなバージョンの存在が明らかになりそうで、実は少々怖かったりします……。う〜む、この辺の不可思議な体験を素材に短編をひとつ書いて、「異形コレクション」に加えていただきましょうか……。しかし私の文章力では無理があるなあ……。

『地底獣国の殺人』は私もノベルズ版を持っていますが、藤田香画伯のカバーイラストにつられ、文庫版を購入してしまいました。併せまして遅れ馳せながら、光文社の『和時計の館の殺人』も購入! こちらはもっと早く買いたかったのですが、どういう訳か書店に並んでいるものは小口の裁断が雑なものばかりで、「綺麗に裁断されているものに出会うまでは買わないっ!」と妙な意地を張っておりました。今回ようやく理想に近いものを店頭でみつけたので、即座に購入した次第です。
さあ、今週は「森江春策アラカルト」と称して、この二冊を読みまくるぞ〜!

2236.RES & res 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 6月24日(日)21時39分34秒

>架之さん

 これは布教活動をありがとうございます。たこ焼き問題ですが、僕は食通でもB級グルメでもなく、大乱歩が自ら告白するところの「六十になっても卵焼きが好きな“味痴”」のたぐいなので、オススメの店はもちろん、こういった問題についても論じる資格なしなのですが、「まずいたこ焼き屋」自体はありそうな話です。といいうのは、大阪の味覚の特色は「高級料理はもちろんのこと、別にどうでもいいような街角の食べ物屋でも、『これはちょっと……』と思わされることがめったにないという最低レベルの高さ」にあったのですが、どうもその辺が崩れてきたようです。これは店側の堕落もあるでしょうし、そこへもってきて日本人全体の舌がかつての大阪庶民並みにおごってきた結果、東京あたりのライターが大阪のちょっと知られた店に来て失望するということが増えているようです。

>早見さん

 ノベルス版をすでにお持ちだったとはありがたいことです。そういえば、早見さんと初めてお会いしたのは、1996年のニフティの推理小説フォーラムの全国オフ会で、実はそのとき「クイズ大会の正解者の名を新作に登場させる」という企画に応じて、翌年発表したのが『地底獣国の殺人』でした。


>ランプさん

 おせっかいだなんて、とんでもない。“出たときからすでに稀覯本”の拙著の普及のためのご協力に感謝であります。

2235.突然日記「出た日が命日」2001年6月23日(土)一瞬上京、また帰阪 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 6月24日(日)21時36分26秒

 ぎりぎりまで決めかねていたので書きそびれましたが、土曜日は「本格ミステリ作家クラブ」の総会とパーティーに行ってきました。一次会までの参加で、そのあと知人に会いにいったりしたため、ほとんどの方とはゆっくりお話もできませんでしたが(愛川さん、野間さん、川越幸子さんらとは一瞬言葉を交わしただけ、柴田よしきさんたちに至ってはお顔を見ただけでした。失礼!)、それでも初めてお目にかかる田中潤司先生に、内外の幻の本格作品についてうかがったり、山田正紀先生に「赤死病館殺人事件」と「赤死病の館の殺人」のバッティング(?)について報告したら、その件すでに知っておられて「ご迷惑をおかけしましたね」と言われて恐縮したりしました。

 あと、総会の方では「本格ミステリ作家クラブ」の英語名称が“Honkaku Mystery Writers Club of Japan”であることにつき、「本格」の英訳が“Honkaku”に落ち着くまでの経緯を知りたがって会長の有栖川氏を苦笑されたりと、なかなか有意義ではありました。総会とパーティーの間に井上雅彦氏とかわした雑談には「オペラの怪人」パロディのチャーリー・チャン映画のことや氏があたためているミステリ構想のことなども含まれていましたし……。

 そういえば、池袋で「吸血蛾」を含むオールナイトがあったのはこの晩だったのですね。全くうまくいかないもので、こういうときは真剣に東京移住を検討したくなったりします。

 ――んでもって、翌日すなわち今日は午前中のひかりで帰ってきたのですが、さすがにちょっと疲れて寝たあと、これを書いているというわけです。ふぅ。

2234.地底獣国の殺人 投稿者:早見裕司  投稿日: 6月24日(日)14時18分13秒

拝受しました。こればかりは作家の特権というか、ありがたいことであります。
表紙も、やや現代味を入れつつも、作品世界をよく伝え、いいですねえ。
しかしこれで、わが家には自前で買った新書版と二冊の『地底獣国の殺人』が
揃い、書庫パンク中の私は、どちらを保存すべきか、ぜいたくな悩みを抱えて
おりまする。

http://www.hayami.net


2233.おせっかい 投稿者:アセチレン・ランプ  投稿日: 6月24日(日)10時38分59秒

かもしれませんが、
eブックスで個人店舗の解放をしてくれているので
芦辺さんコーナーをつくりました。

本屋さんで手に入らない人はどうぞお立ち寄りください。

http://www.eshopping.ne.jp/bks.svl?start&CID=BKS401&shop_cd=1&cust_id=Xmo46Wk9o36m949ki81GiiXm6oG83A6X&shelf_id=04

2232.大阪って、いい都市ですね。 投稿者:架之  投稿日: 6月23日(土)14時49分53秒

芦辺先生。田辺正行様。書き込みに返信してくださり、ありがとうございます。
芦辺先生。じゃああれは、旧の方だったんですね。看板に「淀川」とあったので、てっきり……。そういえば、別の電車に乗った時、海へ続くかなり広い川を見かけました。ひょっとすると、あれがそうだったのかな? あと、うちの両親の件は了解です。それにしても、いったいどこでそんな知識を仕入れてきたのやら。実はまだ一つ、両親に言われたことがあるのです。「大阪のたこ焼き? こないだ大阪に行ったって言う友達がおるけど、そいつ、大阪のたこ焼きはめっちゃ不味いって言いよったぞ」。……両親のためにも、そのお友達のためにも、何より大阪のたこやき界の名誉を挽回するためにも、次に大阪へ行った時には、めちゃくちゃ美味しいたこ焼き屋さんを見つけてくるつもりです(今回の旅行では行けませんでしたので)。芦辺先生。先生の中に、もし「ここのたこ焼きは死ぬまでに一度食べなあかん」という店がおありでしたら、教えてください。……って、また私、話題無視して……ごめんなさい。
田辺正行様。お返事どうもありがとうございます。実は、こちらに「日めくりカレンダーの謎」を提示させていただいた時、「勝手なことやって大丈夫だったかなあ」と、むしろ自分が不安でしたが、田辺様がお寄せくださったので、本当に嬉しかったです。それと、話題の中編も、ただいま書き下ろされている長編も、楽しみに待たせていただきます。うまくいくといいですね。
これを書いている途中、書店から連絡が入って、『地底獣国の殺人』がようやく入ってきたとの事。待ちに待った甲斐がありました。もう少ししたら、PCの電源を落として、本屋さんに出かけようと想います。相変わらず話題無視しまくりの架之でした。平伏m(__)m。

2231.『恐怖畸形人間』また見逃した〜 投稿者:田辺 正幸  投稿日: 6月22日(金)21時56分30秒

以前芦辺さんが仰言っていた、池袋の新文芸座で行われるオールナイト興行『真夜中のサスペンスJ」のラインナップは以下の通りです。

 6月2日 江戸川乱歩@ カルト大全

       ・『江戸川乱歩全集 恐怖畸形人間』(1969年 東映)
          監督 石井輝男   出演 吉田輝男 土方巽 大木実
    
       ・『屋根裏の散歩者』(1976年 日活)
          監督 田中登    出演 宮下順子 石橋蓮司 中島蒼

       ・『陰獣』(1977年 松竹)
          監督 加藤泰    出演 あおい輝彦 香山美子 若山富三郎

       ・『人間椅子』(1997年 ケイエスエス)
          監督 水谷俊之   出演 清水美沙 国村隼 山路和弘


 6月9日 江戸川乱歩A 明智小五郎アラカルト

      ・『黒蜥蜴』(1968年 松竹)
         監督 深作欣二   出演 三島由紀夫 丸山明宏 木村功

      ・『屋根裏の散歩者』(1994年 バンダイ)
         監督 実相寺昭雄  出演 三上博史 宮崎ますみ 嶋田久作

      ・『D坂の殺人事件』(1998年 東京テアトル)
         監督 実相寺昭雄  出演 真田広之 嶋田久作 吉行由美

      ・『蜘蛛男』(1957年 大映)
         監督 山本弘之   出演 藤田進 岡譲司 宮城千賀子


 6月16日 横溝正史@ 金田一耕助アラカルト@

      ・『犬神家の一族』(1976年 角川書店)
         監督 市川崑    出演 石坂浩二 あおい輝彦 島田陽子

      ・『悪魔が来たりて笛を吹く』(1979年 東映)
         監督 斉藤光正   出演 西田敏行 夏木勲 斉藤とも子

      ・『金田一耕助の冒険』(1979年 角川書店)
         監督 大林宣彦   出演 古谷一行 田中邦衛 熊谷美由紀


 6月23日 横溝正史A 金田一耕助アラカルトA

      ・『悪魔の手毬唄』(1961年 東映)
         監督 渡辺邦雄   出演 高倉健 小野透 北原しげみ

      ・『八つ墓村』(1977年 松竹)
         監督 野村芳太郎  出演 萩原健一 小川真由美 渥美清

      ・『吸血蛾』(1956年 東宝)
         監督 中川信夫   出演 池辺良 久慈あさみ 小堀明男


 6月30日 夢野久作 カルト大全

      ・『ドグラ・マグラ』(1988年 活人堂シネマ)
         監督 松本俊夫   出演 桂枝雀 室戸日出男 松田洋治

      ・『夢野久作の少女地獄』(1977年 日活)
         監督 小沼勝    出演 小川亜佐美 飛鳥裕子 桑山正一

      ・『瓶詰め地獄』(1986年 日活)
         監督 川崎善弘   出演 小倉千代子 小林ひとみ 小川美那子

      ・『ユメノ銀河』(1997年 ケイエスエス)
         監督 石井聴互   出演 小嶺麗奈 浅野忠信 京野ことみ


うわ〜ん、また『恐怖畸形人間』を見逃してしまった……。これでもう三度目なのに……。
しかしどうしてこの作品がビデオ化されないのでしょう。現在の放送コードのレベルからすれば問題はないと思うのですが……。『ギニー・ピッグ』や『ネクロマンティック』に比べればよほど穏当ですよね。(いかん、またまた危ない方向に走りそうな予感が……)

>架之様。
おお、お久し振りの御来訪、お待ちしておりました。
『日めくりカレンダーの謎』に対する私の迷解答を評価していただき、ありがとうございます。
あまりの珍解答ぶりに呆れ返って、もうこの掲示板に御来訪いただけないのではないかと、戦々恐々としておりました。
併せまして、拙作『暗号名マトリョーシュカ』をお読みいただき、重ねてお礼申し上げます。
まあ、あの作品は「犯人の正体よりも探偵の正体のほうが意外なミステリを書いてやろう」というコンセプトで書いたものですので……。お楽しみいただけましたでしょうか?
未公開の中編につきましては、うまくいけば現在書いている長編とタイアップして発表することが出来るかもしれません。その際にはまたこちらの掲示板で御報告させていただきます。
『我が友アンリ』もよろしくお願いいたします。

2230.Re:「お久しぶりです」&…… 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 6月22日(金)16時05分41秒

>架之さん

 どうもどうも。『地底獣国の殺人』、文庫も見つかりませんか。どこまでも読者のみなさんに手数をかける拙著であることよ。そのために「IN☆POCKET」まで見ていただいたとは恐縮です。ご両親にはよっく、その大阪イメージを是正してくださるようお伝えください。京阪から見たということは旧淀川の方でしょうか。梅田界隈の高層ビルから見下ろす新淀川も、なかなか壮大で乙なものです。

 というわけで、引き続きご愛読、お書き込み、そしてご来阪の程よろしくお願い申し上げます。

2229.「お久しぶりです」&…… 投稿者:架之  投稿日: 6月22日(金)13時26分52秒

ここ1ヶ月の間パソコンに触れない状態が続いていたので、久しぶりに書き込みさせていただきます。架之です。
……えーと、まずは私、謝らなければいけませんね。
田辺正幸様。ごめんなさい。以前「日めくりカレンダーの謎」に解答を寄せていただいたにもかかわらず、そのお返事がよりによって1ヶ月と10日後……。相談しておきながら、何たる不手際。本当に、ごめんなさいです。平伏m(__)m。でも、解答は、とってもとっても嬉しかったです。寄せて下さって、ありがとうございました。あと、遅ればせながら、「暗号名『マトリョーシュカ』」読ませていただきました。田辺様の作品を初めて読ませていただいたのですが(それまでは『本格推理』シリーズを購入していなかったので)、外国の地名や外国人の名前を覚えるのが苦手な自分でも、とても面白かったです。最初「絶対解いてやる」と意気込んで読み始めたのに、結局だめでした(笑)。しかも探偵の推理の段階になって「まだページが余っている。これはきっと、本当は探偵が犯人で、語り手さんがその内とんでもない推理を……」などと見当違いなことを考えていた始末です(お間抜け)。結局見抜けたのは、「あの御方」の名前の由来ぐらいでした(ハハ…)。それと、二階堂先生によると、発表されなかった中篇があるそうですね。あらすじを読んでいるだけで、とても興味が湧いてきました。「外国苦手ー」なんて贅沢は言わずに読ませていただきますから、いつかぜひ出版してください(熱望)。それまでに、「我が友アンリ」も探して読んでおきますので。
芦辺拓先生。……ごめんなさい。事情により『地底獣国の殺人』、まだ買えてません。いえ、お金はちゃんとあるのですが(本当)、本屋に入荷されてなかったんですー……(泣)。しかも、注文してもまだこない。くうっ、早く読みたいのに。この場で愚痴っても仕方ないのですが、『IN☆POCKET』掲載のモノクロ表紙写真と「もうひとつのあとがき」で、今は我慢しています。それと、先日、大阪に旅行に行きました。両親からは「大阪はやーさんのメッカだ。ひとたび歩けば、一日に必ず一人のやくざに会う」なんて脅し文句を幼い頃に言われていたんですが、そんなことちっともありませんでした(デマじゃん!)。大阪の人はとても親切で、漫才みたいな会話(?)も出来て、楽しかったです。で、京阪電鉄にも乗ったのですが、その時、淀川を見ることが出来ました。眼下に広がる川はとっても広く大きく、自分の知っている川とは全然違っていて、感動的でした。写真を撮ったのですが、橋の上からだったために邪魔なものもいっしょに写ってしまい……今度、じっくり観たいと想います。芦辺先生、またいつか、機会があれば、この川を舞台にした物語を書いてくださいね。
またも話題を無視してしまっての書き込みでしたが(毎度毎度申し訳ないです)、この辺りで失礼させていただきます。架之でした。

2228.これはこれは 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 6月21日(木)11時36分25秒

>鈴木泰子さん

 どうもお久しぶりです。『時の密室』へのご感想、ありがとうございました。『時の誘拐』に比べると、妙に小説技術が増したせいか、八方破れ的なところに欠けたかなという思いがあったのですが(現に「まとまりすぎ」という批評がありました)、お言葉に意を強くしました。

 ご指摘は……いやもう、その通りです。実はある小説講座番頭・芝やんとこの受講生の女性(主婦、確か僕より年上)の言うには、

「先生の小説に登場する女の子は、いつも若くて元気で明るくて、きちんと身の回りの世話をしてくれそうな人ばっかりですよね。いまだかつて、アンニュイで大人の色香を漂わせたグラマラスな女性が出てきたのを見たことがない」

 ――のだそうです。そういえばある人からも「妖精みたいな女の子しか登場しない」とズバリ指摘されたことがあった。なお、この人は新本格系ミステリ作家の筆致や登場人物の“ジェンダー”を比較してくれたのですが、その結果も興味深かったです。

 それはともかくとして、うーむ、これは確かにイカン。作家としてだけではなく、人間として(そうか?)。「やたら元気な3人の子の母」も登場を検討いたしますです。

2227.『時の密室』読みましたよ 投稿者:鈴木泰子  投稿日: 6月21日(木)10時35分40秒

お久しぶりで書きこませていただく鈴木泰子でございます。
新作の『時の密室』さっそくよませていただきました。もうおもしろいの何の!摩訶不思議な明治の時代から、現代まで息もつかせぬ展開でしたね。楽しい作品をいつも本当にありがとうございます。
それからいつも気になるのですが、はつらつと活躍する女性に若い方、もしくは独身の方が多いのは私の気のせいでしょうか。たまにはやたら元気な3人の子の母、なんてのも登場させていただけませんか?(笑)
また新しいお作を楽しみに待ってます!

2226.ありがとうございます 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 6月20日(水)21時32分23秒

>砂時計さん

 ご感想ありがとうございます。テープやCDを再生すると同じ音楽が再生されるように、小説も(書き手の記憶が薄まったあとになっても)読まれる方の脳裡に映し出されるのでしょうか――などと、独り感慨にふける小生でありました。まもなくあれから5年……。

 その昔、「ドラマ」という雑誌の確か創刊号で長坂秀佳氏が特集されていて、インタビューとともに「特捜最前線」の脚本が数本載っていました。爆破サスペンスものあり、法廷ものあり……本当に感心しました。だから長坂氏が乱歩賞受賞――の報に接したときは「アッ、やったな。さすが!」と思ったものです。しかし、小説という形式をさっさと見限ってしまい、批評もかんばしくなかったところをみると、このミステリを熟知した名脚本家と推理小説という発表形式の相性はあまりよくなかったようですね。残念!

2225.『時の誘拐』、読みました。 投稿者:砂時計  投稿日: 6月20日(水)20時02分07秒

誘拐サスペンスとしての面白さに引きこまれた冒頭からページをめくる手が止まらなくなり、外出する予定だったのを取り止めにして、その日のうちに読み終えました。
これだけのボリュームの長編を一日で読みきったのは何年ぶりのことか。作品の持つエネルギーに引きずられた感じです。
たっぷりと物語を堪能させていただきました。

>早見裕司さん
松たか子さんといえば、ドラマ『眠れる森』のキムタクを見て、音禰=松たか子、高頭=木村拓哉で『三つ首塔』を連ドラにしてみるのも面白いかも、と妄想をくり広げてみたことがありました。

>かんとくさん
『刑事野呂盆六』はネット局の関係で第二作しか見ていないのですが、『古畑任三郎』がコロンボから「最後の決め手のトリッキーさ」という要素を色濃く受け継いだのに対して、こちらは「犯人を理詰めで追いつめる面白さ」を主に受け継いだ、という印象を持ちました。
自分も橋爪功氏の作りこんだ役柄が気に入っていたので、その点でも続編が作られないのは残念です。当時長坂氏はシナリオ雑誌『ドラマ』で「ライフワークにしたい」と発言されていたのですが・・・(ちなみにこの野呂盆六は、乱歩賞受賞作『浅草エノケン一座の嵐』に登場する野呂盆六刑事の同名の孫という裏設定があるそうで)。
しかし、長坂氏によるミステリ・ドラマといえば、『特捜最前線』における傑作群が最高峰、と個人的には思います(「犬神家の一族」と同じ松尾昭典監督との組合せでは、田口計氏演じる現職刑事の犯罪に挑む「午後10時13分の完全犯罪!」が好きです)。
フーダニット、ハウダニットといった定型以外の多彩なアイデアや物語の形で、映像作品としてのミステリの可能性を知らしめてくれました。

長坂特捜の話になると暴走してしまいそうなので、この辺で・・・。

そういえば小学生の時、乱歩の少年探偵団シリーズを読み始めたのは、長坂氏が脚本を手がけていた『少年探偵団』(BD7)にハマッたのがキッカケとなってのことでした。

2224.Re:乱歩は 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 6月20日(水)12時01分44秒

>早見さん

 TBSの「乱歩 妖しき女たち」ですね。何とレンタルビデオ屋で置いているところがあって、再見しました。「接吻」「人間椅子」「密室の少女(魔術師より)」「断崖」というラインナップだったかな。そこへインターミッションとして佐野史郎扮する男の現代の彷徨が挟まれるんでしたか。『怪人対名探偵』を書くときに、繰り返し見たのが『魔術師』をもとにしたエピソードで、この調子でまるまる一編作ってくれれば……と思いましたが、無理か。

 ある人曰く「佐野史郎の明智小五郎と小川範子の文代……また根暗なカップルだなー」。これには大笑いしました。全体としては渋すぎるセレクトだったのと、乱歩世界と「妖しき女」って、本当はそんなに相性がいいのか? と思ったり。

 このあたり「幻想文学」の乱歩特集に加藤幹也さんが書かれた「たヾうたかたの」の主人公・乱歩が「ある日、謎の女が現われて、僕がその女にどうしようもなく惹かれてゆく、といったストーリー」の映画に閉口するくだりがみごとに穿っていると思います。

>かんとく

 ここに集う人々は何だかんだ言って、書くこと(or描くこと)が大好きなようですね。そこがいいとこです。

2223.乱歩は 投稿者:早見裕司  投稿日: 6月20日(水)04時51分31秒

>芦辺さん

 ビデオに録ったかどうか失念しましたが、最近の生誕百年? の折り、
ジャンル映像の名脚本家・小中千昭氏がオムニバス形式で短篇を映像化
していて、これは佳作でした。
 天知茂のものも、ファンはいるにはいるのですが……敢えて語らず。
 市川監督の場合、「獄門島」で犯人を変えようとして失敗した、と私
は思うのですが。

>かんとくさん

 えーと、役所版『女王蜂』は、わりと最近に東京で再放送された覚え
があるのですが、これは録り逃しています。ほんとに私、横溝ファン
かいな。
 腑に落ちないのが、片岡鶴太郎版・金田一で、これは初期の回を岸田
理生氏が書いているのですが、あまりの出来に、何があったんだあっ、
と言いたくなります。岸田理生ですぜ。

http://www.hayami.net


2222.わわ。 投稿者:かんとく  投稿日: 6月20日(水)00時46分25秒

 さすがに間に合わない気がしてきましたが、アウトラインはほぼ完璧になったのでどんなにかかってもあとひと月はいらないでしょう、とどこから沸いてくるのか解らない自信と共にちょっと気晴らし。

>早見様
 役所広司版『女王蜂』は間違いなく長坂秀佳氏脚本です。確か今年のはじめ頃に日中再放送があり、その名前に惹かれて見た覚えがあります。横溝作品の香気を留めながら非常にミステリとして信念のある筋運びで、納得の出来でした。もう一回再放送しないものだろうか。
 そう言えば、長坂氏と言えばあの『古畑任三郎』に先んじる和製コロンボ『刑事野呂盆六』(字、うろ覚えです)の脚本も執筆していました。論理展開に強引さは禁じ得なかったものの、こちらもなかなか見応えがあったように記憶しています。ただ、その後『古畑』というヒットがあった所為なのかもっと商業的理由からなのか、第二作が放映されてからこっち新作が作られる気配がありません。何せあの橋爪功氏の名探偵ですから、何とか新作を、さもなくば再放送を、と密かに願っているのですが……。

 って、既に「ちょっと」という分量ではなくなった気がするので今日はこれにて。或いは、主要常連陣がこぞって「執筆活動中」になると停滞するのでしょうか、ここ。

2221.映像談議 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 6月17日(日)00時13分04秒

>砂時計さん

 お久しぶりです。金田一映像化についてのご指摘、膝を打つことばかりです。同じ古谷一行を主演としながら、毎日放送でのものとその後のシリーズの出来の落差はとんでもないですし、市川崑監督の東宝でのシリーズ「犬神家の一族」「悪魔の手毬唄」に比べての「獄門」「女王」「病院坂」の失速ぶりも悲惨でした。

 砂時計さんのお説から考えたのですが、映画でもテレビでも最初は謎解きを主軸にしたドラマ構成、独特の大道具小道具、金田一耕助の造形――といった課題を含んだ横溝原作の映像化という試みに真剣に取っ組まざるを得ず、それが好結果を生んだのですが、いったん「型」「前例」ができあがるともう原点に立ち返っての努力をやらなくなってしまった。だから単なる先行作の焼き直し(ひどい場合は自作のコピー)に陥るか、でなければ原作から大幅に脱線したものになるのではないでしょうか。

 でも、映像化された佳編がいくらかでもある横溝作品はまだ幸せで、これが乱歩となると……。

2220.実は 投稿者:早見裕司  投稿日: 6月16日(土)21時53分52秒

>砂時計さま

 たしかに役所広司版の「女王蜂」で、伊藤かずえは女史タイプでした。
 この作品、脚本が長坂秀佳氏だったと記憶します(いや、調べに書庫を漁る
のが面倒で……すみません)。氏のアレンジは、ミステリを書いたこともある
だけあって、信念を持ってやっておられるようですね。
 「女王蜂」の大道寺智子は、そういえば、どうも「違う」気がすることが
多いですね。松たか子なんか、いかがでしょう。

 ちなみに、「金田一耕助博物館」の主宰者は、私と同じく、ニフティのミス
テリフォーラム内にある「横溝島」のメンバーでして、私も「古谷一行劇場」
という呼称を使うことがあります。

 私は、二時間サスペンスがけっこう好きなのですが、「古谷一行劇場」は
ねえ……。西洋で、「シャーロックホームズ」や「ポワロ」がきちんと作ら
れているのを見ると、こうも違う金田一をなぜ作るのか、と思いますな。

>田辺正幸さん

 そうそう、本井田鶴代でありました。
 無垢な存在としては、「八つ墓村」の里村典子もそうですね。横溝正史は、
少女の使い方が実にうまいです。

 って、なんか横溝掲示板になっていますが(^_^;。ああ、またしても、
純真無垢な芦辺ファンを入りにくくしてしまって……。

http://www.hayami.net


2219.金田一話につられてフラフラと・・・ 投稿者:砂時計  投稿日: 6月16日(土)19時36分22秒

お久しぶりです。

ドラマ版金田一の女性助手といえば、朝日系列で放映された中井貴一版「犬神家の一族」の松本伊代、役所広司版「女王蜂」の伊藤かずえを思い出すのですが、後者は眼鏡をかけた女史タイプじゃなかったでしょうか?(もしかしたら某ドラマの看護婦役とゴッチャになっているのかもしれませんが)。だとすれば東映版へのオマージュなのでしょうね。
スタッフが共通しているこの二作品、ある時期以降の横溝作品の映像版にありがちな湿っぽさが無くてドライな感じを受け、その点には好感を覚えたような記憶があります(出来はともかくとして。それにしても「女王蜂」の智子は女優に恵まれないなあ・・・)。

金田一間連の代表的サイト「金田一耕助博物館」では「古谷一行劇場」という呼び名が定着しているようですね、TBSの二時間版。

横溝作品の女性ヒロインで一番好きなのは『悪魔の降誕祭』の由紀子だったりします。あと、『悪魔が来りて笛を吹く』の”美人じゃないヒロイン”美禰子も好きです。

最近のドラマでは、過去に市川映画や横溝正史シリーズという原作に比較的忠実な決定版があるためか、とにかく目先を変えようと設定等を大幅に変えたものになっていますが(それで面白くなるなら文句は無いのですが・・・)、もちっと違ったアプローチで「原作に忠実」なものを見てみたい気がします。
原作が本来持っている、メリハリのある展開、生き生きとした人物描写、映像化作品よりも映像的な場面の数々、ミステリとしてのプロットとストーリーの緊密さ。そして、決して謎解き場面で悲劇の主人公を気取って慨嘆したりしない、信念を持って殺人を犯す(善悪は別として)潔さを持った犯人たち(必要以上に悲劇性を強調するウェットな映像化作品は好きじゃないのです)。
そういった部分を掬い上げて上手に生かした映像化作品が生まれないかなあ・・・。

金田一が祈祷所の呼び名を知ってから謎の言葉の意味に気づいて笑い出すまでの一連の流れをきちんと描く「獄門島」。
逆立ち死体がちゃんと意味を持ち、金田一が袴にスキー姿で疾走する「犬神家の一族」。
半裸死体の謎があり、ゆかり御殿炎上から”おりん”追跡、そして犯人の正体が明かされるまでを怒涛のクライマックスとして描く「悪魔の手毬唄」。
そういった映像版が見てみたいなあ・・・。

話は変わって、以前、角川文庫の「金田一耕助ファイル」についての小森収氏の批判が載った雑誌を『本の話』と書いてしまいましたが、正しくは『本の窓』でした。お詫びして訂正いたします(←遅すぎ)。

久しぶりの書きこみで取りとめの無い文章を長々と書いてしまって申し訳ありません。また忘れた頃にフラッと立ち寄るかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

2218.締め切りは七月末日! 投稿者:田辺 正幸  投稿日: 6月16日(土)18時59分09秒

芦辺さんとかんとく様が原稿地獄に苦しんでおられる御様子。実は私も某出版社の企画で声をかけて頂きまして、ただいま初の長編に取り掛かっております。
とは言うものの、実はこの作品、もともとは二百枚の中編として予定していたものでありまし
て……。当初は二百枚程度の中編を二、三作集めた中編集として考えていましたところ、編集部の方から「中編集では売り難いので、長編にしましょう」と言われ、急遽変更したものであります。
おかげで最初はふたつだった殺人事件を、ひとつ増やして三つにする羽目になりましたが……。
三月から少しずつ書き始め、現在五百枚と少しまで行きましたが、未だに終わりが見えてきません。う〜む、あとひとつ殺人事件を起こした上で、一気呵成に解決編に持って行きたいのですが、果たしてどうなることやら……。
しかし勤めを持ちながらの長編執筆というのは、時間の管理が重要だとつくづく思い知らされました。一枚でもいいから、とにかく毎日書き続けることが大切なのですね……。
ちなみに、私の月産執筆量は、平均して150枚前後である事が判明いたしました……。

早見様。
おお、牛原知恵嬢はそのような名門の出身でありましたか。『無名の女優』などと大変失礼なことを書いてしまいました。
しかし、毎日放送版の『本陣殺人事件』で鈴子を演じていた西崎緑は日本舞踊の西崎流家元の娘ですし、どうもこの役はいわゆる「良家の子女」が演じるケースが多いようですね。
ちなみに『車井戸は何故軋る』のヒロインの名前は「本井田鶴代」でありました……って、偉そうに言うほどのことでもないのですが。
しかしよく考えてみると、鈴子や鶴代のような「無垢な少女」と、『獄門島』の鬼頭三姉妹というのは、世間に対する無知という点ではほとんど同列なのですね……。つまり鈴子や鶴代と鬼頭三姉妹を分けるのは、ほんの紙一重の差だということで……。いやいや、あの年齢の少女の持つ純真さと魔性の両面をあらわしているのが、それぞれの存在なのかも知れません。

芦辺様。
おお、「蝋人形館のチャーリー・チャン」「砂漠の城」とは、題名だけでも興味をそそられるビデオではありませんか!
私も現在書いている長編がドイツの古城を舞台にしたものですので、カーの『髑髏城』や高柳芳雄氏の『禿鷹城の惨劇』、それに二階堂先生の『人狼城の恐怖』などを再読して雰囲気を掴もうとしているのですが、どうも視覚的に今ひとつピンときません。う〜む、ハマー映画の『吸血鬼ドラキュラ』に出てきたドラキュラ城のイメージを拝借しましょうか? しかしあれは「古城」と言うより「城郭」という感じだったからなあ……。

2217.突然日記「出た日が命日」2001年6月16日(土) 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 6月16日(土)15時15分44秒

 まあ、まだ昼間なのに日記書いてる場合でもないのですが、宿題は朝の涼しいうちにやっとくということで……(何だそりゃ)。

 某海外ショップよりビデオ届く。よくみなさんが書いていられる本日の収穫というやつなり。

    Charlie Chan at the Wax Museum
    Castle in the Desert
    Shadow of the Thin Man

 上の二本は、ウォーナー・オーランドから引き継いシドニー・トラーのチャーリー・チャンシリーズ。写真で見る限りトラーはオーランドの温かみに欠けるようだが、それでも何で買ったかというと、題名を見てもわかるとおり、いわゆるスリラー調の探偵ものの典型的な作りになっているらしいから。特に後者はいま書いている『グラン・ギニョール城』の雰囲気醸成も兼ねて。

 そして、最後の一本は――通の方ならご存じですね。クレジットこそされてないけど、「影なき男」シリーズの一本であるこの作品、エラリー・クイーンが脚本を書いたことが判明し、あの独特のロジック展開が楽しめる(……といったってヒアリングできませんけど)のだそうです。

 さあ、こんな道楽も間に挟みつつ、6月後半も頑張りましょうかい。「も」ってのはイカンな。前半はけっこう空回り続きだったし、

2216.御礼 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 6月16日(土)03時06分48秒

>鮎さん

 ありがとうございます。お気に召したようでよかったです。

 『赤死病の館の殺人』はカバーが、ベテランの藤田新策さん。前著『和時計――』のほか同じカッパの『探偵くらぶ』などを担当され、ミステリの装丁も数多い方ですね。
 
 そして扉カットと巻末の森江・新島イラストが、新進の藤田香さん。『明清疾風録』やアンソロジー『黄土の虹』収録短編のイラスト、そして今回の文庫カバーを担当された方です。

 偶然にも同じ苗字なので、僕と編集担当氏がビジュアル構成について論議するとき、両画伯の名を必ずフルネームで呼ばないと大混乱に陥るのでした。しかも森江「春策」を描くのは「新策」先生でない方の「藤田」画伯なんであります。ふう。

2215.祝・『地底獣国の殺人』発売 投稿者:  投稿日: 6月16日(土)02時08分54秒

こんばんは。

文庫版『地底獣国の殺人』、購入しました。とても良い装画ですね。
銃を持った人物は折竹十三でしたか。森江春策の○○かと思っていました。

『赤死病の館の殺人』のイラスト、とても楽しみです。う〜ん、どんな感じなのかなあ。

女史タイプのキャラ登場、大賛成です(ボソッ)

それでは、また。

2214.『地底獣国』だけに話がディープ 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 6月16日(土)00時56分02秒

 ……すみません、ひどいタイトルで。唐沢なをき氏の4コマ漫画で、異様に脱力する落ちのバックに「申し訳ないので死んでおわびをします 唐沢」と走り書きがしてあるのがありました。ほとんどそれに匹敵しますな。

>早見さん

 牛原千恵という人は、確か日本映画創世記の監督で、近年まで存命だった牛原虚彦氏の孫かひ孫でしたっけ。「鈴子」の比較とは、非常に生半可な少女者である私も膝を打つ好企画ですね。

>天野さん

 ありがとうございます。そう言っていただけると、実に何とも光栄です。今後とも一つ拙作普及にご協力ください。

>かんとく

 素早い対応、感謝です。

>田辺さん

 あ、あの銃を持った人物はもちろん折竹十三の方であります。

2213.祝『地底獣国の殺人』文庫発売♪ 投稿者:天野一  投稿日: 6月15日(金)23時41分55秒

 ご無沙汰しております、天野一です。

 しばらくの間、ミステリ断ちを自分に課していたのですが、今日ふらりと本屋さんに立ち寄って、買ってまいりました、『地底獣国の殺人』!

 これで、お気に入りの作品が気軽に人に薦められると思うと、それだけでとっても嬉しいです。

 しばらく私的に忙しいのですが、それが一息ついたら、早速再読しようと思います。

 それでは失礼しまーす。

2212.ますますディープですみません 投稿者:早見裕司  投稿日: 6月15日(金)22時18分49秒

>田辺正幸さん

 二時間「本陣」は、横溝正史シリーズの「本陣」と同じ、安倍徹郎が脚本を
書いていて、そこがまた面白いところですね。ちなみにこの方は、池波正太郎
の薫陶を受けていたような記憶が。
 なお、牛原千恵は、無名といえば無名なのですが、今井正監督の「子育てご
っこ」で、主演級のデビューをした女優さんです。最近は見ませんが。

>芦辺さん

 私は自他共に認める「少女者」ですので(笑)、当然、鈴子なのであります。
あと、角川文庫版に併せて収録された「車井戸はなぜ軋る」の彼女(あっ、
名前が出てこない)ですね。この二人にノックアウトされて、横溝正史にはま
っていった次第。
 宣伝めきますが、近々(?)上梓予定の『少女ヒーロー読本』(仮題)では、
綿々と鈴子四人(高沢順子、西崎緑、牛原千恵、小田茜)について語っており
ますが、まだ原稿が上がっていません。とほほ。
 女史タイプの登場は、大いに賛成致します。

http://www.hayami.net


2211.了解です 投稿者:かんとく  投稿日: 6月15日(金)21時37分21秒

 森江春策君の憂鬱
  『GIALLO No.4 2001.SUMMER』(光文社・2001年7月1日付発行)連載“GIALLOリンクエッセイ”に寄稿

 という形に修正しました。私も書き留めていて「……長い」という感想が離れなかったので、こちらの方が正解でしょう。

イラストラフと芦辺さんとの関係>
 ……ないしょ。(この書き方自体がヒントかも知れず)というか、私が言及しない限り本来芦辺さんの目に留まるはずもない仕事でしょうきっと。

2210.ありがとうございます 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 6月15日(金)21時17分15秒

>かんとく、田辺さん

 さっそくの書影アップ、また店頭チェックなどありがとうございます。お気に召したようで(自分が描いたわけでもないのに)鼻が高いことです。二階堂黎人氏―川越幸子女史というコンビもあることだし、何かまた面白い本作りをしたいですね。

 「ジャーロ」って、もう出てたんですか? 全然知らなかった。あとこういう統一タイトルのある雑誌コラムなんかの場合、書誌にどの部分を載せるかややこしいですね。たとえば、「IN☆POCKET」の場合は「もうひとつのあとがき」という標題で統一されてるわけです。といって「小説宝石」に書いた「ブックエンドボイス/りら荘事件」は前半分の統一タイトルを取っちゃうとわけわかんなくなりますしね。

 この場合は前例に従うと「森江春策君の憂鬱」だけでいいような気がします。文句ばっかり言ってすみません。といっても、僕はまだ雑誌の現物を見てないので……。

 うむむ、かんとくにかかわるイラストラフがいかにして私に関係するのでありましょうや。

2209.祝! 『地底獣国の殺人』文庫化! 投稿者:田辺 正幸  投稿日: 6月15日(金)19時25分29秒

芦辺様。かんとく様。
講談社文庫版の『地底獣国の殺人』のカバー装画、拝見いたしました。
こ、これは凄いっ! まさに芦辺さんの仰言るように「割目して」見てしまいました。
まさに戦前の秘境冒険小説の醍醐味を伝えるあの絵柄! もう大感激です。う〜む、『赤死病の館の殺人』の挿絵の完成が楽しみですね。
しかし、あの銃を持った美形キャラは、ひょっとして森江春策の××でありましょうや……?

芦辺様。
森下愛子嬢は、確か昭和三十六年生まれだったと記憶しております。彼女の同年代の女優には、『高校大パニック』でデビューした浅野温子嬢や朝比奈マリア嬢など、これまた個性的な面々が多かったですね。
あ、二時間サスペンスの女王と言われている片平なぎさ嬢は、私と同い年です。う〜む、彼女がその昔アイドルとしてデビューし、セーラー服姿で『純愛』というデビュー曲を歌っていたのを、一体何人の人間が覚えているのでしょうか……。

早見様。
おお、やはり二時間枠「横溝正史シリーズ」の中で、『本陣殺人事件』に注目されましたか。
あれは確か二時間枠ドラマとしては第一作だったと思います。その為か、後の二時間ものに比して非常に丁寧な造りになっていましたね。(時代設定はどういう訳か戦後になっていましたが……)
原作ではほとんど出番のなかった糸子刀自を重要なキャラクターとして取り上げ、高峰三枝子という大物女優をキャスティングしたところに、製作者サイドの意気込みがうかがえます。
一柳鈴子を演じたのは、牛原智恵という無名の女優でしたが、ラストで去り行く金田一耕助にお手玉を渡し、耕助に抱き締められて一筋の涙を流す場面は、横溝作品によく表われる「薄倖で無垢な少女」のイメージを見事に体現していましたね。BGMに流れる古谷一行氏の歌う『糸電話』もよい雰囲気を出していました。

本日、何気なしに『大岡越前』の再放送を観ていたら、元ゴールデン・ハーフのマリア・エリザベスこと森マリアが出演していたのにビックリ! しかも日本髪と着物が実によく似合って、全く違和感がありません。う〜む、「八時だよ 全員集合!」で今はなき荒井注氏と片言の日本語で「ディス・イズ・ア・ペン」などというコントをやっていたのを知っている世代としては、隔世の感がありますな。確か彼女はテレビ朝日の『ザ・ゴリラ7』で女優としてデビューし、TBSの『Gメン75』の速見涼子刑事役でブレイクしたんでしたっけ……。

2208.早々と 投稿者:かんとく  投稿日: 6月15日(金)18時25分32秒

>芦辺様
 早速追加いたしました。手すきの時に、と言っているとだらだらと作業を先延ばしにしかねないので、とっとと。
 それと、その他の項目にこれも追加しておきました。

 GIALLO リンクエッセイ――カッパ・ノベルス <日常のなかのミステリー>森江春策君の憂鬱
  『GIALLO No.4 2001.SUMMER』(光文社・2001年7月1日付発行)

 それと、文庫版『地底獣国の殺人』カバーの藤田香さんの装画があまりに美麗なので、通常は読込速度を慮って圧縮率は高く、画像サイズは小さめに保存している書影ですが、今回に限り大きめ・低圧縮率のものを同時に保管しておきました。アドレスは下記。リストのページからはいつも通りのサイズの書影をクリックすると辿り着けるようにしてあります。でも出来れば書店で現物を確認の上お買い求め下さい。

 ……関係ないですが、私の許にも仕事関係でイラストのラフが届いていたりします。この仕事が公になったときの芦辺さんの反応が楽しみだったり怖かったり……

http://ashibe.hoops.ne.jp/booklist/Lostworld_bunko_l.jpg


2207.恐縮ながら業務連絡 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 6月15日(金)16時09分08秒

>かんとく

● 森江探偵はいかにして人外魔境の謎を解くはめになったか
  『IN☆POCKET6月号』(講談社・2001年6月15日付発行)

 お互い楽しい楽しい原稿地獄(決して反語的な意味ではなく!)にハマっている同士にして同志として言いにくいのですが、随筆の項で上記の追加です。あ、『地底獣国の殺人』文庫版の方もよろしく。それぞれ著書と長篇の項で、

 2) 講談社 刊 / 文庫版(講談社文庫所収) / 2001年6月15日付初版 / 本体価格773円 /

 2) 『地底獣国の殺人』(講談社文庫・2001年6月15日付初版)

 ……ってなところでしょうか。それでは、お手すきの折にでもよろしく。

2206.森江春策ビジュアル化計画! 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 6月15日(金)13時33分47秒

 藤田香画伯より『赤死病の館の殺人』の巻末に入れるイラスト案が届きました。森江春策と新島ともかの、まるでアニメの設定資料のようなポーズ集。小説家冥利に尽きるというのはこのことじゃ。つもりつもったヤなことも(何か最近しきりと言ってますな)、このイラスト二葉で一切チャラです。

 この藤田香さんが表紙を描いた講談社文庫版『地底獣国の殺人』、確か今日発売です。いずれかんとくがアップしてくださると思いますが、まずは書店に赴きて刮目して見られよ!

2205.Re:TBS二時間版横溝 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 6月15日(金)12時15分30秒

>早見さん

 そりゃもう、金メッキ田一シリーズとか真鍮田一不耕助、古古谷一行版とか、そんな呼び方で十分です(何か宮武外骨先生風センスだな。「非国民新聞の不徳富猪一郎」とか「住友凶左衛門」とか)。でも、ある日(かなり最近)ふとエンディングロールだけ見ると、そこに「映像京都」の文字が。ふと悲しいものが……。谷啓の警部さんは好きなんですけどね。

 やはり鈴子に注目なさいますか。『18人の金田一耕助』を掘り返して調べておきます。僕が印象に残っているのは、ATGの「本陣」では高沢順子がやってましたね。僕らの同年輩の女優は亜湖とか原田美枝子とか、かわいいというより個性の強い人が多かったなあ。全然関係ありませんが、松田優作主演の「処刑遊戯」に登場する“時計屋の少女”の森下愛子は印象に残っています。あの人は何年生まれだっけ。

 あと東映の金田一シリーズにみ登場する助手の白木静子(原作には被害者の友人でブサイクな女性として登場します)、復活しませんかね。片岡鶴太郎版の「本陣」では牧瀬里穂が割に重要な役として演じていましたが、そうではなくて眼鏡をかけた女史タイプの秘書として。唐突に新島ともかに眼鏡かけさせて、古風なスーツ着せるか。誰か反対の人?

2204.TBS二時間版横溝 投稿者:早見裕司  投稿日: 6月15日(金)04時42分49秒

 専門家(何の?)の間では、あの二時間サスペンス枠、古谷金田一を何と
呼ぶか、混乱しているのですが、この中でも、「本陣殺人事件」は、よくで
きているのです。一柳鈴子の描き方が、最も良いのですね。

http://www.hayami.net


2203.なぜ今、横溝ドラマ話 投稿者:芦辺 拓  投稿日: 6月15日(金)02時31分06秒

 先に次の某ノベルスは『大暗室』+『黒蜥蜴』と申しましたが、もう一つの某ノベルスは『三つ首塔』+『八つ墓村』でありまして、ひょっとしてこの企業秘密がもれたせいか……って、自分からバラしてましたね。

>早見さん

 「火曜日の女」は、確か「ゲバゲバ90分」のあとの時間帯だったり、お昼によく再放送していて、休みのときに見たりしてるんですが、実はあまりいい印象がない。拙作「黄昏の怪人たち」で、語り手が子供のときはミステリが大嫌いだった理由として「当時のテレビでやっていた推理物は、サラリーマンが失踪するとか、上司から自殺を勧められるとか、万引きの濡れ衣を着せられた主婦が脅されるとか、とにかく嫌な物ばかりだった。とても好きになれるジャンルじゃなかった。一番夢も味気もないジャンルだと思っていた」みたいなことを書いていますが、実はこれ「火曜日の女」などのことなのです。

 たとえば、『犬神家の一族』を脚色(確か佐々木守氏)した作品は、冒頭に酒井和歌子と年の離れた男の子がいて、「お姉ちゃん……ナントカカントカ」「何言ってるの、私たちたった二人のきょうだいじゃない」というやり取りがあって、何か陰鬱なものを感じさせつつ本編に入るのです。で、むろんそれが横溝物とも知らず、のちに『犬神家の一族』を読んだときに「あれ、これは……」となりました。はっきりいって、『犬神家』鑑賞の邪魔になりました。

 でも、いま考えてみると、こういう換骨奪胎で古い作品を蘇らせようとした試みは、今の金田一ドラマより良心的かもしれない。だってあれって石坂金田一・市川崑監督の東宝シリーズや、毎日放送・映像京都の古谷金田一シリーズの焼き直しに過ぎませんもんね。『18人の金田一耕助』という本を読んでいたら、毎日放送があのシリーズを2シーズンやったあと、TBSが「横溝物はもういい」と言っておきながら、MBSには断わりもなしに古谷金田一を復活させたくだりが出てきます。それがあの「ミイラの花嫁」とかのひっでぇテレフィーチャーなわけですな。

 そう、CSではやってるんですってね、池部版や高倉版……。

>田辺さん

>尤も、この掲示板を訪れる人は皆「これは自分のことに違いないっ!」と思っているのでしょうね。

 いえ、そんなことはないと思います。それはさておき、「テーブルを前にした死骸」については似たような経験があります。おかしなことに、もう一つの似たような話を「テーブル――」のあとに読んだ気がするのです。いや、どっちだったか……。

>かんとく

 健闘を祈ります。僕はといえば、水曜日は担当編集者某氏と今後の方針について長話。月末に向けて何ともいえぬ胸騒ぎにかられつつ、勇を奮い起こしているところです。

2202.Re: もうひとつのテレビ版「横溝正史シリーズ」 投稿者:早見裕司  投稿日: 6月15日(金)00時32分53秒

「火曜日の女」シリーズは、横溝関連のものが最近、CSで放映されました。
これに注目している人というと、ライターの中島紳介氏ですね。「映画秘宝」
で取り上げていました。

CSといえば、高倉健版の「悪魔の手毬唄」はCSで録って持っています。
「吸血蛾」は、とりのがしたかもしれません。ビデオの整理をして、探して
みましょう。

http://www.hayami.net


2201.でも、 投稿者:かんとく  投稿日: 6月14日(木)23時10分08秒

 程度と内容の差はあれみんな確かに濃いですよね……ここ。別にそーいう制約がかかっているわけではない(はず)ですので遠慮なく書き込んでくださいませ。大丈夫きっと誰かがお相手いたします、芦辺組の面々とか(ね?)。

>芦辺様
 確認いたしました。毎度ながらご配慮ありがとうございます。
 最近は周辺でも知られる映画好きと化した私ですが、横溝作品には何故かあまり接しておりません。好きな邦画を挙げると必ず鹿賀丈史版『悪霊島』を入れるのですけれど。言及されているオールナイト上映、私が出向いて後日羨ましがっていただこうかなーと一瞬思いましたが……今週は別途二本見ないといけないようですし23日は久々の『新耳袋ライブ』に出かけるか佳境に差し掛かった執筆に専念するかしないといけません……困ったもんだ。この辺りの編集が難しい作品群はまだしも、所謂角川映画として製作された作品群だけでも早くDVDにならないものなのでしょうか……。

>早見様
 うわあ……ありがとうございます。まだ漸くスタートラインの手前に立てたかな、という段階でしかない、という気分なので、早見さんにそう仰言っていただけるだけで幸せです。……無論、ここで立ち止まるつもりも毛頭ありませんけれど。兎に角いま手掛けている長篇を何とか今月中に……そろそろ本格的に危険な情勢ですが。思っていたより骨格が複雑で……
 早見さんも、ご自愛の上ご健筆をお祈りしております。季里シリーズの次回作、心待ちにしておりますので。

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